ブログ書けない人はそもそも「面白いとはなにか」をわかってない

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久しぶりに友人をブログレッスンした。

 

レッスンしたのは、わさび侍さん。
わさび侍さんのブログ:マイノリティ雑貨店

彼に対してやっている処置は3つ。
1つは、サイトのデザインについて。
これはよく提案することが多いから…そのうち別件で記事を書くため、今回は割愛。
1つは、彼の得意分野を見つけること。
これもよく提案することだから…また詳しく書くけど…ざっくりと触れる。
最後は…「面白いとはなにか」について。
この話が、今回のメインであり、これを中心に現場ではやってた。

 

ちなみに、DMなどを使って彼にやっていた指導は、「ブログのネタ提供」。

例えば、彼にマンガを書評するように提案して、実際に実現した
・スーパーカブの書評
http://zakka10wasabi.hatenablog.com/entry/2018/06/03/224340
・ぜっしゃか!の書評
http://zakka10wasabi.hatenablog.com/entry/2018/04/22/001937

この2つは、彼が車オタクであることを知っていたため、実現した。

 

地方出身在住で、車オタクの20代…というのはブログの文化ではなかなか珍しい。
なおかつブログやコンテンツ発信がハマってくると、動画や写真にコンテンツを移動しやすくなるから「自分の得意なことでガッツリ書ける力をつけていけばいいのでは?」と考えて、彼にはブログで自動車絡みの面白いマンガを紹介するようにしてもらった。

 

ちなみに、ぼくも、スーパーカブと、ぜっしゃか!のレビューは書いているが、カラーが大きく違う。

スーパーカブのレビュー
マンガ「スーパーカブ」は思春期です。3回読んでください。
ぜっしゃか!のレビュー
マンガ「ぜっしゃか!」はマニア達の楽園である!!

 

スタイルの違いとしては、ぼくはマンガのエモい部分を演出やキャラクターの表現から拾い出すスタイルでレビューを書いてマンガを紹介するスタイル。
一方で、わさびさんは車オタクでないとわからないような論点から技術や元ネタを指摘してくるマニア向けな記事。

結果的に、ぼくのほうが万人受けする一方、わさびさんにはわさびさんにしか描けないマンガレビューを描いてくるため、すごくお互いのカラーを引き立て合うクロスレビューができている。

 

知り合いのブロガーさんが10人20人同じジャンルでいるなら、オフ会でしてみるのもいい。

好きなマンガ持ち寄りオフ会…というのを、みんなでやってそれをそれぞれに紹介し合うようなレビューを書き合う…一度でいいからそういうチームを作って、そういうサイトを運用してみたいんだけど、…ぼくは深く狭く同じところで10人友達を作れるタイプの人間ではないので、実現してない。

ただ…マンガやアニメというのは、それが比較的やりやすいジャンルだから、10年以上前ならアニメ系のサークルとして同人誌を出すことを表現の場としていた人もいたし、今やるなら自分の得意分野と絡めた語り口で…やるといい。

 

車オタクな人は車が出てくる作品の中で「これはマニアから見てもマニアだ!」という逸品を持ち寄ると、みんな気になる。
一方で、マンガを探す能力や饒舌に語り尽くす能力がある人は他の人が知らないようなマンガを持ってきてもいい。

 

ぼくがわさびさんに求めたのは、そういう個性だ。
いや、わさびさんに限らず、ブログレッスンを通じてその人に見つけてほしいものは、自分の得意分野と得意な語り口。

それが見つかってくると…どういうジャンルで戦えば自分が勝てるか、勝つためにカジュアルなモノを勧めるにしてもどうやって個性を出すか…が見えてくる。

 

例えば…人気マンガを紹介するにしても、色んな語り口がある。
連載を毎週追いかけて行く方法もあるし、
スポーツや専門分野の観点で元ネタや関連情報を引き出していくのもいいし、
イラストやコスプレ、作中の料理の再現…といった形で紹介するのも面白い。

とにかく、何が得意かさえわかってない人に「どの方向ならできるか」「どの方向ならストイックに極められるほど好きか」を見つける。…それが、ぼくのレッスンの目的であり、スタート地点だ。

場合によってはブログ向きの才能ではない人もいるため、ぼくのレッスンを受けても、成果がブログではなく、ライター業や取材、別のお仕事で出る人もいたり、逆に1年ぐらいしてから「青二才さんの言ってることは正しかった」と言い出す人や、きっかけをつくったことでまた話が聞きたくてご飯をおごりに来てくれる人もいる。

でも、それでいい。
ぼくがブログを通じてやりたいこと・ブログを人に教えることで実現したいのは「その人にしかできないこと、その人が極めると世の中を面白くできること」を見つけることなので、そこがちゃんと達成できてたら…いいよ。

 

一番、悩ましいパターンは…ぼくがやってほしいことや、必要だと思うことを説明しているうちに難しく考えすぎて諦めてしまうパターンだけど…これはどうやったら減るかな?
最近の悩みはそこなんだけど。

 

ブログや表現を志すならば、「面白さとはなにか」を会得しないといけない。

ブログに限ったことではないのだけど…ネット上で表現する人でアクセスが集まらない人・反響がない人の共通項は「何が面白いかがよくわかってない」という人。
いや、わかってるのかもしれないけど…自分なりに「なんでそれが面白くて、どうやったら同じような反応を相手からもらえるか」まで考えられてない人が…とにかく多い

 

シンプルなメカニズムに落とし込もう

理系っぽく言えば、化学式に化学反応を落とし込めない人は…化学で他人に影響を及ぼすことはできないよね?

 

理系っぽい例題をもう1つ出すなら…料理って、突き詰めると水分量をコントロールすること。
焼くとパサパサに水分が抜けて美味しくないものもあるし、逆に焼くことで余計な水分が抜けて味が濃縮されて美味しいものも出てくる。

塩漬けするタイプの調理法なんてその最たるものだよね。
素材自体の旨味や歯ごたえを残したまま、余計な水分を抜きたいから塩で揉んだり、漬け込んだり、下味を付けたりする。

浸透圧という考え方を利用した化学であり、料理の手法の1つとも言える。
大事なのは「料理する時に、美味しく食べようと思ったら、程よい旨味を味わえるように水分や塩分をうまく調整しないといけない」という事をわかっていないと、料理なんて上手にできないということ。

料理の場合は
1、水分が足りない素材(乾物や火を落とす必要のあるもの)に水分をなじませる
2、水分がありすぎるものから水分を抜いて、ちょうどいい加減にする。
3、食べている時に違和感がないように、食べ物の温度や大きさ、味を整える
というのが…大抵の料理に当てはまる。
1と2の順番がわかんない人は…乾燥わかめでお味噌汁を作るときのことを思い出して。
インスタントならともかく、普通の乾燥わかめは一度水で戻さないと量もわからないし、わかめ自体が持ってる臭いも混ざるから、普通はふやかしてから水分を抜いたり、味を整えなおしたりするよね?

それと同じように、面白いというのは、相手の感情を文章を読みながらコントロールする構成を理解する必要がある。

このブログで大事にしている知らないことをわかる面白さ・気づく面白さであれば、

このブログの基本的な構成

1、お題を打ち出す
2、自分の考えをサクッと言う
3、誰でも体験したことがありそうなたとえ話に落とし込んで親近感を出す
4、難しそうで馴染みのなかったお題も、誰にでも体験したことのありそうな身近な考えや体験から解決できること、気づくことができる面白さがあることを示して、相手を驚かせたり、納得させたりする。

という順序を踏んでいる。

難しそうなことや、馴染みのないテーマも、自分の考えや体験の中から糸口を見つけて楽しめるとしれば、前のめりに楽しむことができる。

 

共感を作る方法としての納得、当事者意識

例えば…野球がわからない人でも、野球チームの人間関係や親会社との揉め事の話から面白さを掘り下げていくと「野球もビジネスも学校社会も同じかもしれない」という形で面白さを見つけることができるだろう。
毎日筋トレに打ち込んで野球がどういう筋肉を使ってやるスポーツかを知れば、他のスポーツに詳しい人や鍛えているイケメンが好きな人は、ルールがわからなくても選手やプレーを見て楽しむことができる人もでてくるだろう。

ぼくがブログで大事にしているのは、知らないマンガを紹介しようと、分かる人とわからない人の差が激しい野球や恋愛の話をしようと、「みんなが入り込みやすい切り口を作って、そこから楽しめるようにもっていく」ということを大事にしている。

 

一番面白くないのは、自分に接点のない話や、関わりが信じられない話。
お金がないと買えない株式や投資の話は…株式が何万円するとか、それを何株買えば優待が受けられる…みたいな話をしても、お金がない人は「俺にはなんの関係もない話だ」と思うのがオチ。

投資に興味をもたせようと思ったら、投資がゲームで、法則性で動いていて、学校の算数やテレビゲームと同じように流れを理解していると儲けられる。…それも少額で参加できるサービスがあるというところまで、一度降りていかないといけない。

ゲームや算数が苦手な女性からすると「応援する」とか「いいことをした」という形を投資を通じて実現できることを説明する方がいい人もいるかも知れない。
実際問題、誰かの投資で、目の付け所が良かった人のおかげで世の中に新しいサービスが生まれたり、素晴らしい人物が影響力を持つことで世の中を良くしていくことも投資を通じて起こり得るからね。

 

必要なのは、共感だ!
自分が当事者として話を聞くに値する「共感」をどうやって得るか?

ぼくならば、それを「へぇ~」「面白いね」とまず言わせるところからやる。

一般的には
「なんだか楽しそう」
「ノリのいい雰囲気に乗せられて」
「とっつきやすい」
という形でスタートラインを作る場合も多い。
ぼくも結果的にこうなるケースもあるけど…意図的にできることは少ない。意図的に、継続的にそれができる人はすごい人だよ。

感情や共感をコントロールする基本技術は「大喜利」や「お笑い」から学べ

ブログだとこれが起承転結を1000~5000文字ぐらいで表現するため、どうしても見えづらい。

他人から学ぼうにも膨大なブログを読まないといけないから、感情のコントロールを多く学ぶのは難しい。自分発信のアウトプットで練習するならもっと大変。

そこで、おすすめしたいのが「大喜利」である。

 

大喜利は短い言葉の中で他人の感情を揺さぶらないといけないから、シンプルさが求められる。

 

ぼくはわさびさんに
「【パンがダメならお菓子を食べればいいじゃない?】みたいなことを言って、人を怒らせて」
というお題を出した。

「人間って無理なことを2回重ねて言われると頭にくる生き物だから、無理なことを2回重ねて言えばいい」というのがこのお題の狙い。

お題通りのフォーマットで言えば、
・「胸がダメならお尻を触ればいいじゃない」
…こんなことを言ったら、女の人に怒られるよね?
・「仕事が忙しくて休めないなら、辞めてしまえばいいじゃない?」
こんなこと子どもとか奥さんに言われたら、ニッポンのお父さんはだいたいイラつくだろうね。
・「歩けないなら走ればいいじゃない?」
なんて、足を怪我している人に言ったら、ブチ切れるよね?

…と、こんな感じのことを言えばいい。

 

応用としては、
・「なんでできないの?バカじゃないの!?」
みたいに、他人を叱責してみたり、
・「大泉が間違ってるのか、藤村さんがあってたのかどっちだ?」
と誘導尋問風に言ってみたり、
・「なんて子なの!?親の顔が見てみたいわ」
と皮肉っぽくしたり

…こういう風に他人を2回罵倒すると、2倍以上腹が立つ。
そういう言葉の並びを作って欲しくて、出した問題だけど…彼は1時間ぐらいできなかった。

 

他にも
「〇〇・〇〇・〇〇と2文字づつで叫んでください」
という問題もある。

そば肉玉っていう言葉がゴロがよくて好きなので、他にいいリズム感の言葉がないかな?って考えた時に思いついた問題。

「そば・にく・たま」
「消・臭・力」
「水・族・館」
1つ1つに意味がありつつも、全部揃った時の気持ちよさが爽快なパターンがこの辺かな。

会話テイストを入れたいなら
「メシ・いら・ない」
「恋・はじ・まる」
「親・今日・留守」
「トラ・トラ・トラ」
とかね…。
ストーリーテイストにもできるお題。

一方で、外来語で、勢いで読むと面白いパターンもあって
「アン・ドロ・メダ」
「ポメ・ラニ・アン」
とか決まると、気持ちいいね。

2文字は、伸ばし棒の存在を入れても、書けば2文字なんだから
「ルー・ロー・ハン」
「バン・バン・ジー」
「パイ・コー・メン」
とかね…。
このお題、中華料理めっちゃ強い。

 

考え方は色々あるんだけど、大喜利をやってると、その場で相手に与える衝撃や自分が気持ちよく刺さる言葉がなんなのかを見つける能力がやたら高くなる!!

ブログでバズらない人、コメントがもらえない人など読まれないことや面白く書けないことを悩んでいる人は大喜利をやるか、そういう番組を見て勉強するかするところからやるといい。

 

そうすると、ブログみたいに長くなっても「相手をどうしたいか」「自分のどういう部分を読んでほしいから、自分はどういう順番で見せていけばいいか」が見えるようになるので、おすすめです。

 

長くなりましたが、最後までお付き合いありがとうございました。

 

PS
「そんなに面白いことが好きならお笑い芸人になればいいじゃない」
と先日言われたが、お笑いってゴリゴリの縦社会なので、ぼくみたいに協調性のないやつはほんと向いてない。
笑わせることに関してはできると思うけど、ああいう人間関係をやっていける人や、強引で理不尽なドッキリ企画に付き合える芸人さんってほんとすごいよ。

 

お題を作る時に参考にしたのがIPPONグランプリなんだけど、その中でもぼくがおすすめなのは板尾創路が登場した13回目のIPPONグランプリ。
一度見たほうがいい。バカリズムやホリケンや有吉といったレギュラー格の人もすごいけど、板尾さんほど空気を支配する力が強い芸人、他にいないから。

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