ベイスターズ、ケガ人続出でスタメンがほぼ2軍に…。

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2018年の横浜DeNAベイスターズは、とにかく怪我人が多い。

あまりにも怪我人が続出したため、去年と今年でスタメンがほとんど入れ替わるという非常事態に陥っている。

比較のために、まずは去年のスタメンを書いておく。

2017年シーズンの横浜DeNAベイスターズの主なスタメン

1.(中)桑原
2.(右)梶谷
3.(一)ロペス
4.(左)筒香
5.(三)宮崎
6.(捕)嶺井or戸柱
7.(二)柴田
8.投手
9.(遊)倉本

主な先発:今永・濱口・井納・石田・ウィーランド
主な中継ぎ:三上・砂田・パットン・田中・加賀
抑え:山崎康晃

去年は野手も投手もほとんど入れ替えずに、このメンバーだったため、去年1年間野球をチェックし続けたファンなら、このメンバーに覚えがあると思う。

 

このメンバーが2018年…特に、怪我人続出で迎えた6月16日の試合のスタメンがこれ。去年のレギュラーの中にメンバーは補足付きで紹介していく。

2018年6月16日の横浜VSオリックスの横浜のスターティングメンバー

1.(右)神里
今年ドラフト2位で入団したルーキー。外野陣の出遅れが。
2.(中)桑原
今でこそ出ている去年のレギュラーだが、春先は大不振で控え選手扱いに。
3.(DH)佐野
入団2年目の大砲候補。一軍では無名だが、2軍では大活躍の選手。
4.(三)宮崎
チームで唯一、無傷な去年のレギュラー。なぜか彼だけが不振も、ケガもなくついに4番に。
5.(一)中川大志
2009年に楽天に入団し、17年に戦力外通告になり、18年に横浜に新加入した選手。「右の代打」のつもりで取ったのに、プロ通算本塁打が8本の選手が、今年に限って当たりに当たり、ついに5番打者でスタメンに。
6.(二)山下
2015年に入団した控えの内野手。(今は改善しつつあるが、)2017年シーズンでイップス気味だったり、プロ入り後ホームラン0本だったりと、いわくつきな選手だが、怪我人続出でまさかの6番打者でスタメン。
7(遊)大和
2017年に阪神からFAでDeNAに移籍してきた守備の名手。今シーズンは大怪我や大不振もないが、練習中にボールが頭を直撃して病院送りになって試合に出られない…という不運な事故に巻き込まれてしまう。
8.(左)関根
2014年に入団してから、ずっと二軍ではブイブイいわせてる控えの外野手。一軍の外野手がタレント揃いなので、一軍と二軍を行ったり来たりしがちな選手。だが、二軍なら3割打者、しかも強肩で身体能力が高い期待の若手。
9.(捕)高城
去年まで3番手の捕手。今年は、二番手捕手に。そして、シーズン中盤になって出番が増加中!!
投手:濱口
去年10勝で2年目ながらエース級の左投手。開幕を怪我で出遅れて、GW明けにやっと合流。

正直言って、一般的な野球ファン…つまり、横浜ファンじゃない人は半分ぐらいしかわからないようなメンバー。

そして、横浜ファンでも二軍の注目株や控え選手まできちっと抑えている人じゃないと…残りの半分を把握するのは難しい。
中川大志に至っては、去年まで楽天で、しかもそれほど大活躍したこともない選手だから、正直知ってるほうがすごい!!

 

去年日本シリーズに出たチームで、今年もレギュラーメンバーはすぐに決まってたチームなのに、そのレギュラーの大半がケガ・不振・事故のどれかで2軍落ちしたり、休んだりしているんだよ!?
しかも、一度だってレギュラーが揃わず、誰かしらケガか不振で混乱しているのに、ちゃんと脱落せずに、食らいついている。いい時は2位にもなってる。

できることなら優勝して欲しいし、DeNAベイスターズは夏場に強いから、夏場にぐんぐんと勝って優勝する…とぼくはまだ信じている。

ところが、ベイスターズファンはケガ人と不振で苦しむ選手の多さ、そして試合に出るメンバーもかわるがわるな状況に、とにかく驚いている。

こんなにすごいぞ、ベイスターズのケガと不振まとめ

時系列順で書こうとも思ったが、一人で複数回ケガしたり、ケガから復活しても不振に陥った人がいるから…もう、箇条書きにしていく。

 

梶谷…肩のケガで開幕に間に合わず。復活して一時、レギュラーを奪還する活躍を見せるも、腰の怪我で再び離脱。

ロペス…5月に太腿を痛めて離脱。

筒香…背中を痛めて、オリックス戦3試合を休んで様子見。2017年シーズンには肋の骨折を我慢して1年間出場し続けた選手が、背中を痛めて休場。様子見しているが、肋骨折でも出場し続けた人が休むだけあって、ただ事じゃない。

嶺井…太腿のケガで一週間離脱。開幕から続く打撃不振は現在進行中。

ソト…今年入団した外国人助っ人。一時期打率4割という驚異的な成績を叩き出す。発熱による体調不良で離脱。

桑原…ラミレス監督が「セ・リーグの右打者でシーズン200本打てる能力がある選手」として挙げるほどのイチオシの選手。ところが、今年は春先に打率1割台の大不振に苦しみ、スタメンと控えを行ったり来たりすることに…。

大和…大怪我による二軍落ちはないが、練習中に打球が頭に当たって、病院に担ぎ込まれて2試合の休場。

倉本…去年まで遊撃手のレギュラーだったが、今年セカンドにコンバート。しかし、守備の悪さがショートの頃よりも悪化したばかりか、あからさまな怠慢プレーから二日後には二軍落ち

戸柱…打撃不振とリードの失敗から、監督と投手陣の信頼を失って二軍生活に。元々リードに難があると言われてきたが、3年目のシーズンで完全に他所のチームから攻略されてしまう。

 

野手だけで…これだけいるんだよなぁ…。
去年までレギュラーまたは、今年から入って調子がいいメンバーが、ケガまたは不振で控えに回ったの。

倉本だけ不振というよりは、相次ぐ守備のミス、プレーへの雑さが原因だけど…。

さらに、投手も酷くて

今永…春先にケガで出遅れただけではなく、復活後も不振の壁にぶつかって1軍と2軍を行ったり来たり。去年10勝で、国際試合にも呼ばれたエース級の投手が今年は壁にぶちあたる。

ウィーランド…春先にケガで出遅れただけでなく、再びケガで登録抹消。去年10勝で、しかも打てる投手としても話題になったウィーランドもケガを繰り返して今年は全然投げられてない。

濱口…ケガの再発はないけど…春先に上の2人と3人そろって、去年10勝のエース級投手が離脱して、5月に入るまで復活しない…という状況に。

石田…2016年にはWBCに向けた強化試合のメンバーとして選ばれた先発投手だが、今年の6月までで、1勝5敗防御率4.82…という大不振。

井納…去年まで先発ローテーションの一角を担っていたが今年は中継ぎ転向。しかし、慣れない中継ぎで3試合連続失点という失態をやらかして二軍落ち。(先発再転向する可能性も)

 

すごくない!?
去年の先発ローテンションは全員ケガか不振に苦しんでいるのに、まだ優勝争いから脱落せずに踏ん張ってる!!

しかも、去年まで全然活躍してなかった選手だけでチーム防御率2位につける抑えっぷり!!すごいとしか言いようがない。

 

ケガ人続出でも勝ちまくるから、逆に面白くなっている今年のDeNAベイスターズ

 

去年まで殆ど話題にならなかった京山将弥、
ルーキーなのに最優秀防御率争いに食い込む東克樹
そして、中継ぎ・抑え(特に抑え)の鉄壁の投球。
新しい投手陣が出てきたことでチーム防御率がセ・リーグ2位。

 

さらに、神里と桑原を中心とした機動力野球。
去年、セ・リーグで最も盗塁しなかったチームが、今年は最も盗塁している。

ケガ人続出の割に
チーム打率 5位
チーム盗塁 1位
チーム本塁打 1位
チーム防御率 2位
と、打率以外は意外と踏ん張ってる。(※6月18日現在)

 

これで本来の力の半分も出せてない状態で、去年は盗塁最下位だったチームが盗塁で1位を取り、得意のホームランでも1位。
ホームランは言わずもがなとして、盗塁は今年加入した神里や大和の存在が大きい。特に神里に至っては6月18日、盗塁数リーグ2位。

色んな意味ですごい。
ケガ人の続出な部分も面白い半面、その状況だからこそすごい試合が見られる。

 

ちなみに、前半で例に挙げた6月16日のスタメンで挑んだ試合なんてまさしくその典型。
ケガ人続出で、打撃が二軍レベルになっているチームなので、点数が取れない。
しかし、先発も中継ぎも抑えも優秀だから、延長11回までなんと0点でしのいで、0-1。

 

先発投手がケガ人だらけなら打ち勝つ野球をし、
野手に怪我人が続出すると継投策で勝ち、
若手しかいないなら機動力野球…。

と、怪我人が続出でも、その都度色んな野球を作って対抗する。

 

今年のDeNAは話題的にも、野球的にも面白い!!
人がケガしたり、やりくりに困ったりしているのを「面白い」というのはいささか不謹慎ではございますが、「面白い」と言えるぐらいに色んな姿を見せてくれるので、目が離せない!!

プロ野球の新しい楽しみ方を見せつけられてるようだ!!

 

巨人時代に書いた「ラミ流」もすごくいい本だけど、この本もすごく気になる。

 

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ラミレス監督の選手時代の著書。ラミレスの人柄やルーツ、野球への考え方がシンプルながら語り尽くされてる。

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