ひょっとして、日本経済って60年周期で廻ってない?

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ネタみたいだけど、マジな内容です。

学がない人が読むと都心伝説臭いことをタイトルでも本文でもありますが、コンドラチェフ循環という景気循環の考え方の応用です。

また、「伊勢神宮の式年遷宮ごとに時代が切り替わる」と言うと、オカルト臭くなるけど、経済学にもクズネッツの波(クズネッツ循環)という景気循環理論でも20年ごとに時代が循環しているそうです。

細かいことはWikipedia読めばいいんじゃないかな?

景気循環 – Wikipedia

 

日経平均を制した政権が、日本の政治史に燦々と輝く

「バブル以来の有効求人倍率」
「日経平均が2万円超え!!」

とか、景気のいいニュースが続いている。

これは色々な原因があるが、原因の1つの安倍政権の経済政策が挙げられる。

2012年政権交代した時には1万円そこそこだった日経平均が倍になり、働き口が増えたので、少なくとも経済的には成功した政権であることは…言うまでもないだろう。

にもかかわらず、

「アベ政治を許さない」

という言葉が2015年に流行語へノミネートしたり、

安倍晋三の支持率はなぜ落ちないのか

といった記事が上がったり、もっと酷いと過激な左翼からほとんど差別みたいな形の批判を受けている。

元しばき隊野間氏が始めた #安倍を吊るせ に左翼界隈が賛同し、「奇妙な果実にしちまおう」と発言する者も現れ批判される→謝罪 – Togetterまとめ

憲法改正に反対の人や、クリーンな政治を求める人は、たとえ日経平均を倍にしたリーダーであろうが、クリーンじゃなければ辞めて欲しい、やめて当然と考えているらしくこういう批判がザラに出てくる。

僕は【政治と経済には相関関係があり、長期政権には強い経済政策が不可欠】と考えている。

その持論を検証すべく、歴代総理と日経平均がどの程度関係するか見てみた。

歴代総理と日経平均推移一覧

僕の仮説はおおよそ正しく、在任中の株価が伸びたトップ5は
・第二次岸信介内閣
・第三次吉田茂内閣
・第二次安倍晋三
・第二次中曽根康弘
・第三次佐藤榮作
となっている。

逆にワースト5が

・第一次小泉純一郎内閣(※森喜朗の敗戦処理)
・第二次海部俊樹内閣
・福田康夫内閣
・第二次橋本龍太郎内閣
・第二次田中角栄内閣(※第一次で大きく伸ばしてるけど、第二次はオイルショックの煽りを受けて暴落)

となってる。

小泉政権は1次では落としているものの、2次3次では見事にV字回復して、任期全体を見ると「トントン」にしてるので、実はそこまで失敗してない。(あとは、森喜朗さんがダメすぎて、小泉さんがマシに見えたんだよねぇ…

…ここまで読んで、

「長期政権の話なのに、あの政治家の名前がない!!」

と思った方はいると思います。

回りくどいけど、長期政権ランキング から戦後の首相を並べてみよう。

1位佐藤栄作
2位吉田茂
3位安倍晋三←在任中
4位小泉純一郎
5位中曽根康弘
6位池田勇人
7位岸信介

…あれ?通産大臣と大蔵大臣を歴任して、所得倍増計画の池田勇人さんがトップ5にもいない???

調べてみたところ、池田勇人在任中の日経平均は「微増」。 …あれ??

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池田勇人を研究するとオリンピックとその先の未来がわかる!?

池田勇人の時期に株価が伸びなかった理由は2つ。

1つは戦後復興及び東京オリンピックの開催までに行われていた様々な設備投資が、オリンピックで一区切りついてしまったため。(首相在任中にオリンピックがあり、オリンピックの閉会の翌日に、体調不良も重なったこともあって退任している

もう1つは、「所得倍増計画」は目の前の金融や設備投資みたいな短期的に成果が出るものもあるが、より後世に影響を及ぼした政策は、教育や社会福祉の整備だったため後々の高度成長には貢献しているけど、本人の時代には全然成果を上げてない。

…言い換えると「いま成果が上がらないけど、将来的には大きな収穫になりえるような政策」は、その時の景気がよくて、今すぐ成果を求めないぐらいの余裕が有権者や報道にないとできないんだよ…。

だから、政治に対して、まともな教育議論・まともな科学振興・まともな近代化政策を求めようと思ったら、オリンピックまで景気を思いっきりぶち上げる必要があったし、たぶん、今でもそれは2020年以降のお話なんだよ…。

日本経済60年周期説

オリンピックもそうだけど…けっこう60年前とダブってることは多い。

何から言えばいいかな…。

まず、株価がグイグイ上がっていってる時期なんだけど、

1950~1962年は長期政権が多く、その大半が株価を大きく伸ばしているし
2012~2017年はご存知のとおりであり、おそらくはオリンピックまでこの上り調子は続いていくでしょう。

日経平均株価のデータはないけど、1895-1900年も上がり調子。議会ができて近代化して、日清戦争に勝って、政治的にも伊藤博文と松方正義の長期政権が交代ばんこでできてるし…。

しかも、その前の時代が大荒れしているところもダブってる。

1868年に大政奉還があったものの、1870年代はまだまだ体制が安定せず各地で反乱が起きている。1880年代は安定してきたものの幕末から引っ張ってきたリーダーが相次いで無くなって、世代交代が本格化してる。

1930年から泥沼の戦争に入り、1945年に終戦、その後1950年ぐらいまでは政権も経済も不安定。

1990年からバブルがズルズルと崩壊して、失われた20年と呼ばれている。その間政治的に不安定な時期が続いて、トドメはリーマンショックと震災。

そして、1940年代後半、2000年代後半に社会党やその流れを汲む民主党が、政権を握る。しかも両方共短命に終わっているのも面白い。

しかも、社会党に負けたのが吉田茂で、民主党に負けたのが孫の麻生太郎という変なダブリも面白い。

ついでにいうと、吉田茂の祖父、麻生太郎の高祖父に当たる大久保利通荒れてる時代に権力を握るも、暗殺されてるところがまたなんとも…。

さらに、大久保利通の場合は自分で成し遂げたわけではないものの、以前から構想したことが後々それぞれに実現していくのもまた面白い。

我ながら眉唾だと思うがまだある。
上がり調子な時に総理を務めた岸信介の孫がこれまた60年後に右肩上がりの経済を株価を叩き出す安倍晋三であり、政権を交代した後に副総理として麻生太郎というところは軽く 神話オカルトじみてて「運命を仕組まれた 子どもチルドレンかよ!!」といいたくなってる。

で、その後も面白くて、

1904年-1910年代 日露戦争に勝利。一等国の道を歩みつつも、他の列強がやってる第一次世界大戦にはあんまり参戦しないで、ホクホク。

1962年-1970年代 オリンピックを経て池田勇人で所得倍増計画。アメリカ様がやってるベトナム戦争にはあんまりかかわらないでホクホク。
(2020年 オリンピック後にポスト安倍的なリーダーがでてくる?アメリカはトランプが色んな所と喧嘩しているだろうけど、日本はメキシコもイスラム国も東欧問題もほかの先進国関係が薄いからホクホク?)

1920年代30年代 自分たちで一等国にした、一等国民だと思ってる調子こいた世代が台頭し、後々ずっこけるきっかけを色々作る。
1980年代90年代バブルで調子こいてるダメな世代と、自分たちのことをゴールデンエッグスだと思ってる人が、出てきて、世の中をおかしくしていく。

↑この世代が次世代のために色々やらなかったから後にコケてるんだけど、だいたいこの世代の時期が良かったせいで文句言われない。

すごくない!?

自分でもこの仮説、好きなんだけど…この話、居酒屋で盛り上がれる人いない!?
居酒屋でプレゼンしたら、その場の相手を頷かせる自信があるだけど…。

ちなみに、江戸時代から、60年周期の流れはあったようで、江戸時代の話はこっちでどうぞ。

J_Coffeeの徒然草(7)式神遷宮とコンドラチェフの波

僕は周期の話の応用としてこんな話をしてみたい。

しかも、この仮説のすごいところは60年先の未来が読める可能性があるところ

注目すべきは1890年と、1951年。

1890年は帝国議会がはじめて召集。(中央集権的な国家のあり方の完成)
1951年はサンフランシスコ講和。(アメリカとどっぷりで経済重視の国家のあり方が完成。)

1890年をスタートとして、どん底の1945年が、国家の政治的な敗北。
1951年をスタートとすると、どん底は2008年のリーマンショックであり、その後の日経平均の暴落。(経済戦争の敗北と政治の荒廃)

おわかりいただけただろうか?

実は60年周期理論を応用すると、60年先に何で国や経済がダメになるかがおおよそ予測できるのだ。

60年先だけじゃなくて、20年先…日本が経済的に充実した時に教育や投資がどこに向かうかも読める。

この理論で行くと、2012年周辺で、この先60年の国家のあり方が、決まったり、決まるだけのターニングポイントがあったとも考えられる。

僕は仮想通貨を推したい。

というのも、仮想通貨の多くは2013年の誕生で、もし本当に大きく普及したら、金融や評価のあり方が大きく変わるから。

あるいは、2012年前後の大きな流れとしては観光。

08年に観光庁ができたり、13年には「お・も・て・な・し」が流行語大賞になったり…。

Instagramの存在?これも2010年に開発されて、普及したのは最近だし…。

イスラム国の2014年建国ってのもなかなか。

60年後見ると「この辺」というのはあるんだろうけど、それを60年先読みして「ここ!」っていうのはなかなか難しい。

でも、未来は意外と身近にあるかもしれない…と思うと、歴史や政治経済を見る目ももっと面白く見えるだろうね。

ゲンロン0 観光客の哲学 | 東 浩紀 |本 | 通販 | Amazon

 ただねぇ…。未来予測については、哲学をやるのが実は一番はやいんだよね…。

「最先端の人の今」は「大衆の数十年後」であり、「社会制度の数百年後」だから…。

◆関連記事:近い未来に役立ちそうな経済の話

仮想通貨バブルについて抑えておきたい2つのこと 

チラッと触れた仮想通貨についてのお話。まだ何かわかってない人はよかったら読んでみてね。

有効求人倍率とはなんぞ?有効求人倍率からなにがわかるの?? 

有効求人倍率はハローワークの求人だけのお話。そこを抑えた上でニュースの裏の裏まで読むと、見えるものがあるかも。

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tm2501 登録者

炭水化物が主食です

コメント

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    (2017年6月5日 - 9:16 AM)

    ネタみたいだけどマジだな

    i10aki

    (2017年6月5日 - 12:51 PM)

    居酒屋にコンドラチェフ循環が話せる人居たらそのまま朝まで話すわ!
    2012年のターニングポイントは人口減少だと思いますよ。2012年1月に統計局が2011年が本格的に人口減少局面に入った始まりの年だと発表してます。
    これは生産人口の減少ではなく、総人口が減り始めた近代の先進国かつ戦争が関係ない例としては極めて例のない現象であり、世界初の試み、世界の最先端を行っています。
    現代の常識では勿論悪い方向しか浮かびませんが、何かの転換になれば、2050年に世界をリードし未曽有の好景気になってるのやもしれません。

    MrNeet

    (2017年6月21日 - 6:31 PM)

    五輪開催地は開催後5年以内に、一気に不景気になるというのはご存知でしたか?

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