やりたいことは「客単価」から逆算して考えよう

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ぼくは「ブログレッスン」と題して【ブログを教えてその対価にご飯をおごってもらう】ということをやっている。

その際にお金稼ぎをする上で、ブログというのはかなり特殊なお仕事であることを説明しないといけない。
普通のお仕事では自分で商品の値段を決めることが難しいため、客単価や利益率は業種や働き方を決めたらその時に決まってくる。
しかし、ブログの場合は自分で客層や扱う商材を決めるため、明確なビジョンを持って単価や利益率を持っている必要が出てくる。
また、単価をしっかり決めることが生き方を決めることにもつながってくる。

そこで、「客単価がどれだけ重要なのかをわかりやすく説明したい」と考えていたら…こんな文章が頭をよぎった。

400万円というのは…日本で平均的な暮らしができるのに必要なお金がだいたいそのぐらいだから、この数字に設定。(ここでは費用についてはまずは考えない。稼ぐ方法や手間暇について考えているうちに絡んでくるので、しばしお付き合いを

試しに教え子にこの問題を出したところ、面白がって聞いてもらえたので…ブログでも書いてみたい。

400万人に1円づつ出してもらうことを真剣に検証してみる

経済や商売に疎い人に「400万円を1人に出してもらうのと、400万人に1円づつ出してもらうのとどっちが簡単?」という質問をしたところ、「400万人に1円の方が簡単」という風に答えた。

一見、400万円を1人に出してもらうほうが大変そうに見える。
単純計算、相手の収入の半分をもらうとしても年収800万円の人を見つけないといけない。
現実には半分もくれる人はいないだろうから3分の1とか、4分の1…下手したら10分の1ぐらいになるから…年収1200万円以上とか、4000万円以上の人を探すことになるだろうから、結構大変そうに見える。

自分が負担することを考えると「1円を400万人から集めるほうが楽。1円ぐらいみんな出してくれるだろう」と考えがちだけど…400万人ってすごいぞ?
横浜市の人口が373万人、隣接する大和市の人口が23万人、逗子市の人口が5万人…つまり、これらの人達ほぼ全員を訪問するか、来てくれるウェブサイトを作るかして1円づつ集めて、やっと400万円。

神奈川県なんて、人口密度高いからまだいい。
四国全域で1人1円出してもらっても、400万円集まらないし、
岐阜県と長野県の合計が400万人だけども…岐阜や長野の山国から1人1円集めるなんて考えたら…途方に暮れるのではないだろうか?

その上で…400万円を出してくれる1人について考える

一方で…1人に400万円は…お金持ちの知り合いが入れば、一発でカタがつく。
全くツテのないところから探すにしたって…お金持ちが集まってる東京都港区・千代田区・新宿区で1年ぐらい粘ったら…誰かしら養ってくれそうな人ぐらい見つかるんじゃないかな?
もしあなたが美男美女なら…養いたいと名乗り出る人が一人二人いるだろうし…単に気が利くやつというだけで美男美女じゃなくても「適当な居候がいると楽しい」と思ってくれる人は、お金持ちばっかり何万人当たれば…1人ぐらいいるんじゃないかな?

言い方悪いけど、芸達者なヒモを養うことで自分も夢を追いかけてる気分になりたい女なんて四国全域を回った人に比べたら多いはず。
お金持ちで愛人またはあしながおじさん的に女の子を餌付けしているお金持ちおじさんは…岐阜と長野の秘境を踏破した人よりかは…実在するはず。
そこまで不健全でないにせよ…将来的に大儲けしそうな不遇な若者に投資したい・した人は…神戸市以外の兵庫県を全部歩き尽くした人よりかは絶対多いだろう。(※兵庫県も神戸市を差し引くとだいたい400万人

 

すごく極論な理論であることはわかってる。
ただ…ここから思考をスタートしないと、単価の重要性が伝わらない。
ついつい「お金を貧乏な自分が出せるとしたら」というところからスタートして、大変かつ誰も幸せにならない道を歩んでしまう。

だから、一度極端に考えた後、少しづつ現実味のある話をしていく。

色んな単価を試しに書いてみて、現実的なところを模索する

まずは400万円を1人、400万人に1円づつ以外の選択肢を書いてみよう。

どれが現実的?

400万円を1人
40万円を10人
4万円を100人
4000円を1000人
400円を1万人
40円を10万人
1円を400万人

ここではヒモとか愛人とか抜きに全部商売で考えよう。
だから、利益の概念で考えるわけだが…そうなると売上は3〜20倍必要になったりしてくる。

そこは、利益率との相談だからアレなんだけど…ここではざっくりと、何をやっても売上の1割が自分に入ってくると仮定して話をしよう。

 

つまり、400万円を1人から貰おうと思ったら4000万円分何かを売り上げないといけない。
4000万円のなにかっていうと、もう家とか土地とかロールスロイスとかそんな感じだよね…。
それが1人に売り上げられたら…人並みの生活ができるわけ。
法人だとよくわかんない専門的な機械とか、優秀な人材とか色々ありそう。

一回の取引ではなく、年間で一人で4000万円使ってくれそうなことを考えていくと…なんだろう?12分割して1ヶ月で…お金持ちが月に333万円使うことってなんだろう?
額が中途半端すぎていい例が思い浮かばない。強いて言うなら水商売の太客かな?法人とかの方が色々ありそう。

一度で400万円を10人だと、高級車とか大規模な結婚式がこのぐらいかな。結婚式は一人でどこまで売れるのか謎だけど…値段的にはそのぐらいか。
…月に33.3万円づつを10人…なんだろうなぁ…。
ブランド物買い漁る人?女子力アップを目指してエステからツメまで徹底的な管理をしている人?

この辺りまではインターネットがメインと言うよりも、ネットで作った信頼関係や知名度を通じて大口案件、スポンサー、もしくは企業からの大きな受注を獲得するようなビジネスモデルになりそう。

 

年に40万円…月に3.33万円払い続ける人を100人…ソーシャルゲームが好きな人のガチャ代とか、マンガのマニアならこんぐらい買うかな??大将が一人で回してるこじんまりしてる常連の多い飲み屋とかなら…なくもない金額かな?
この辺なら好きなことを仕事にして、その完成度が極端に高いならなんとかなりそう。
好きなことを仕事にせずに高額なアフィリエイトとかを狙っても…この辺がベースになるかな…。1万円〜2万円の単価で口座を開いてもらったり、健康に目覚める人を3桁ほど味方につければ…ありえない金額じゃない。

4万円を1000人…月に3330円ぐらいなら…普通のオタクでもマンガ4〜15冊ぐらいなら買うだろうから…そこそこのオタク1000人が読むマンガブログなら…現実的?
ヘビーユーザーとまでは行かないけど、ファンの多い飲食店なら月に2,3回ぐらいは足を運ぶ人がいるかな…。居酒屋なら月1回。
やや高いものや定期購読のものを買ってもらう営業マンとかこの辺に当たるのかな…。

4000円を1万人…月に330円だから…ここまで来ると、なんだろう?
商品購入とかよりも、広告収入ベースで考えてるのかな?もしくは1年に4000円しかそのことに使わないライトな層を相手にしたサイト。
無理がない半面、みんなが書いそうなジャンルを狙わないと難しいだろうね。

あるいは、4000円のアフィリエイト案件を1万人に提供する強いページを1つ作ってるとか…。
国内の一地域に特化した旅行のサイト?
もしくはある悩みに特化した美容のサイト?
Wifiやスマートフォンに特化した買い替えサイト?
なんでもいいんだけど、買い替えにくい反面需要があるところを狙うと、ほんとそのぐらい行きそうな気はするが…どうなんでしょう?

400円を10万人…月に33円…ってこれはもうひたすらアクセスを集める悪質なサイトとかになりそう…。
デマやバカな人を使った煽りアクセスを稼いだり、違法に何かをアップロードするようなあくどい商売をしてそう。
悪どくないケースで行くと大量の人が出入りするプラットフォームの中でYouTuber的なことをすることになるんだろうけど…プラットフォームに依存する分、何年も続けていくのは大変そう。

10円を400万人…なんらかの税金・利子・遅延料金・募金・お賽銭かな?
400万人と関わるのが一人じゃ難しそうだから現実的ではないだろうなぁ…。

 

このように、単価決めると自ずとターゲティングというか、どういうユーザーがつけないといけないのかがある程度決まってくる。
マニアなのかライトなのか、高いものを扱うか安いものを扱うか、よく買い換えるものか逆にめったに買い換えないそこそこの値段のものか…

 

ブログやインターネットでのマネタイズしようとすると…その辺のことを1から考えないといけない。
他の商売でも1から考えられるもの、単価で戦略変えることはできないこともないだろうけど…ネットはその自由度が高いところが魅力であり力量が問われてしまうところ。

 

単純にアクセスを集めるサイトを作れても…誰に何を売るかがはっきりしてないサイトや、サービスが2階建てになってないから課金のしようのないサービスは…チャンスを生かせない。

…まぁ、誰よりも何よりも「バズること」に意識が行き過ぎた過去の自分に
「いやいや、そんなことよりももっと自分のブログを誰に読んでほしいかもっと真剣に考えろよ!どんな人と会いたいか、何をしてほしいか真剣に考えろ」
ってシャウトして書いているんだけどね。

これからブログ始める人、ブログじゃなくても何らかのビジネスやお金もらって色々なことをやっていきたい人に言いたいことなんだけどさ。

本当にそんなことできるかはともかく、考えるべきはそういうことなんだろうなぁ…。

 

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