すごいと言われる営業マンには3タイプいる

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ぼくが尊敬している「かんどーさん」がこんな記事を書いてた。

私は女しかできない仕事から足を洗って営業の仕事で生きていくと決めたとき、ある課題を自分に出しました。それは、

・映画の前売り券を二枚買っておき「友達が来られなくなった」と誰かに声をかけて売ること

これです。

これができなきゃ営業なんて絶対できないと思って、売れるまで人に声をかけ続けました。もちろん誰も反応なんてしてくれないですよ。二十人、三十人、声をかけているとだんだん目を合わせてくれる確率の高い方法がわかってきます。そして五十人目くらいでとうとう一人のサラリーマンが「前売りの値段でいいの? これからそれ見るから買ってあげるよ」と言って買ってくれました。
「ピンチをチャンスに」できる人は何をしても勝てる人です

コレを読んでも何がすごいかわからない人もいるだろう。
だから、順番に説明したい。

オンリーワンになりたかったら自分だけのトレーニングから考えるべし

一流の野球選手は独自の練習は独特の練習をしてる。
有名どころでは、3度の三冠王を取った落合博満さんはフライボール理論が流行する前からボールにバックスピンをかける練習をしたり、バッティングマシンの正面に立ってボールをさばいたり、遅いボールを打つなど…その時の常人には理解しがたい不思議な練習をたくさんやってる。(未だに落合さんのトレーニングを全部理解できる人は日本中探してもいないかも…)

 

一流だからそうだというわけではない。
ぼくもブログについては独特の練習があり、
・要約
・大喜利
・観察力を養うために町中でユニークなものを探す
・面白いと思ったコンテンツは何度も繰り返し見る。
と言った練習をして、誰にも作れないようなブログを作る力を獲得した。

ぼくがブログで注目されるようになった2011〜2014年当時、ブログは本が好きな人のものだった。
ところが、読書というトレーニングは最小限に、面白さや話の要点を感覚的につかむトレーニングをした結果独自の読者を獲得するに至った。
若い人の文化的教養のルーツは聖書でも学術書でもなく、お笑いや感銘を受けたテレビ・アニメの番組なので…そこを研究し、テレビ特有の冗長な部分を削ぎ落として文章にすることでハマった。

 

ところが、営業マンについてはこの「独自のトレーニング」という話をぼくはあまり聞いたことがない。
「研修のプログラム」としてではなく、「自分だけのトレーニングを考えて実践している人」の話をぼくは聞いたことがない。

だからこそ、かんどーさんがアスリートや、物書きのように自分の営業力を鍛えるトレーニングをしている。そこがすごい。

 

世の中には3種類のすごい営業マンがいる。

営業職と販売職を混同してもいいなら、日本のサラリーマンのほとんどは、事務でも企画でも管理でもない。モノを現場で売るセールスマンだ。
ノルマを課され、上司からパワハラとモラハラに晒されながら、鼻の前にぶら下がった人参を前に走り続けるクソみたいな仕事をやってる人…が、ほとんどのサラリーマンだ。

断言してもいい。
アスリートや物書き…ありとあらゆる芸事のようにやりたくてやってるわけでもないし、だからこそ独自のトレーニングを生み出してまで自分を鍛え抜こうとするすごい人は少ない

アスリートや芸事の世界では、基礎基本から始まるが最後は基本の意味と、さらに自分の適性と目指すスタイルを理解した上で、自分のトレーニングが作れる人でないと成功しない。
やりたくてやってる人同士の戦いだからこそ、数だけでなく質と意思がモノを言う。

心理学の言葉で言えば「内発的動機づけ」というべきか。
報酬よりも、好奇心や楽しさを動機として動いていける人…そういう人がクリエイティブな世界では成功する。

ただ…セールスマンはちょっと違う。
大半の人が嫌々やってるからこそ「嫌いゆえの強さ」で強い人が大半だ。

 

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すごい営業マンの大半はモーレツ型

不動産や、不動産にも匹敵する大口案件を取り扱っている会社に多いパターンだが…お金がかかるとすごい根性…重大な倫理違反を平気でやるやつがいる。

ぼくの営業マンへの悪印象と偏見は…正直、この人達が原因でついたとも言える。

ある人はヤクザみたいな格好で新聞を売りに来て、断ろうとすると窓を足で挟んで何十分も居座ったし、
レオパレスの営業マンだったという人は夜中にお金持ちの家に押しかけて、頭から水をぶっかけられたことを自慢したり、
ある証券マン経験がある教員は、コネを獲得するために根回し手回しして、ありとあらゆる理不尽な罵倒に耐えて、ついに50億円規模の取引に携わったことを自慢してた。

…テクニックとかそういうのはない。
ただ、耐えて、押し込む。
そういう力技を繰り返しているうちに、99人に嫌われながら一人二人に「(自分の利益のために)使えるやつ」「(消費者にとって)気が利くやつ」というポジションを確立して仕事をとってくる。

営業マンで有能とされるのは、合理的なやつではなく、むしろそういうやつだ。

これ、自分がお金を持ってるお客さんだったら非常に便利なんだけど…仕事して一緒にやってると不道徳なことを強要されたり、二つ返事でOKした不可能な案件を丸投げされたり、すごく迷惑なやつでしかない(だから、ネット上の…特にエンジニア界隈では、営業マンは専門知識もなく無茶な案件を取り付けてくる現場にとって有害極まりない存在…という認識が蔓延しているわけだが)

客として威圧的にされたことも、職場で不道徳を強要されたこともあるからぼくも原則的には営業マンは嫌いだ。
悪質な営業や大半の人がやりたくもない上に大した報酬ももらえないような仕事に法律や行政のメスが入れば、世の中は大分幸せになるとさえ思ってる。

 

一方で、そうでない優秀な営業マンもいる。
そういう人にも感銘を受けた経験がある。

 

本当に優秀な営業マンは、力押しではなく必要なことを提案して納得させてくれる

二人ほどそういう人に会ったことがあって、一人は職探しの場であった転職のエージェントさん。

結局はぼくの精神疾患と、採用先のタイミングが合わなくて頓挫したが、やりたい仕事・食いつなぐ仕事がうまく思い描けない時にいいアドバイスをくれて、親身に仕事を探してくれた。

自分が相場がわからないことや必要なこと、すべきことをキチッと教えてくれる人だったので、結局は病気が悪化して彼の期待に添えなかったのは、自分でも残念に思うし、好印象を持ち続けている。

 

もうひとりは、タイミングもよく人生を変えてくれた人で…ぼくのブログについてアドバイスしてくれたベテランの営業マンの方。
この人はお金儲けのためのしかけをどう作っていくか、何をすべきかを教えてくれた人で、この人に会ってから色んな仕組みづくりにチャレンジしたところ、本当に儲けることができた。

大半のものはタイミングもあって続いてないが…「ブログ教えるからメシおごって!!」という仕組みのアイデアをくれたのは…この人だ。

「ブログは大半の人にとっては無料だから、自分で値段をつけて新しいサービスを作って行けばいい。それだけのファンがいるなら何人かはついてくるはずだよ」
というアドバイスをもらって始めたところ、本当に何人かついてきた。

しかも、ブログを教わりたいだけでなく、会って話がしたい人も多くて、実質的には特に専門的なことをしなくてもご飯をおごってもらえることもあった。(作品のレビューや、面白い話を聞きたいと考えてご飯をおごってくれる人もいることも知った)

本業のブログが疎かになるどころか、むしろ実際に会って悩みを聞くことで、その都度処方箋を提供しているうちに、ブログについての独自のノウハウが蓄積し、初心者の悩みや変えてほしいところもよくわかってきた。

 

より、有料のサービスを作りたくて、今は電子書籍にブログのノウハウを積み上げた本を作り、来てくれた人への復習用テキスト、ブログ教えるからメシおごっての宣伝も兼ねてブログにノウハウを書いている。

 

本当にいい営業マンは成果物を叩き売る人ではなく、作る側に新しいものを作る提案ができる人、新しいアイデアをも持ち込んでくれる人だと知って、本当にいい営業マンを尊敬するようになった。

 

尊敬される営業マンは内発的動機づけができる人

最後がかんどーさんの位置する「自分で独自のトレーニングを考えながら、自分にしかできないスタイルを積み上げていける人」だ。
かんどーさんぐらいまで行くと、報酬に釣られて不道徳なことをしたり、しわ寄せをしたりするのではなく、「徳の高さ」で人を引っ張る。
彼女と初めて二人っきりで「ブログ教えるからメシおごって」で二人でお茶した時、ぼくはブログのトレーニングの一環として、川崎の街を案内した。

 

すると、その時にも「ホームレスの方に話を聞いてみよう」といい出して、川崎の薄汚くて誰も近寄れないようなホームレスに本気で話を聞こうとしてた。
危なっかしいと感じて止めたが…彼女は数カ月後、大阪の西成区で、ホームレスにおにぎりを配って、生の声を聞いていた。

「ピンチこそ成長の鍵」と人に押し付けるのではなく、自分から乗り込んでいく。(自分の中で確信を得たり、知りたいと思うからやってることだという自覚があるからいちいち押し付けない)
乗り込んでいって、そこでしか聞けない話、やれないことをやってのけて次々と新しいアイデアや体験、ビジネスモデルを作り上げていく。

 

大手企業に勤めるサラリーマンから
「あの女は、後先考えないから行動力があるんだ」
「周りにいるやつがうまくまとめてるだけで、彼女の力じゃない」
なんて言われてるが、それは違う。

 

自分からピンチに身を置いたら、自分からピンチを脱しないといけない
迷子になったら、どうにかして帰ろうと恥を忍んで人に道を聞いたり、必死に方角や通りの名前を調べるでしょ?

ヒッチハイクで旅する人や、無一文で海外に出かける人が結果的に力をつけて帰って来るのは「根性があったから」じゃなくて、「ピンチに身をおいたら、自分で脱出しないといけない」ということを思い知らされるからだ。

 

同時に、自分から挑み続ける人は…人望があれば、心配される。
助かるためのアドバイスをしたり、寂しくないように連絡したり…そういう自分にもできることを周りが考える。

ましてや彼女は経営者という名の総大将だ。
総大将が先陣きって突っ込んでいって死んだら困るから…周りは大将に恩があれば、ちゃんと大将を守ろうと無茶を承知で援護に駆けつける。(ナポレオンや伊達政宗はそういうことを実際の戦いの場でやったそうだけど…彼女がそこまで知ってるかは…知らん。)

もちろん、人徳がない人や、意固地な人は誰も助けてくれないよ?
ただ、周囲から尊敬されてたり、一緒にいれば利益がある人は、挑み続ける人を助ける。

彼女の強さってそういうところ。
ストイックだけど、しわ寄せにならない気配りもできる。
だから、彼女が迷子になりそうなところに飛び込んでも助けようとする。

多少、ピンチや刺激に飢えてる危険な一面、話しかけるタイミング次第では機嫌が悪くてアレな空気になることはあっても、友達が多い。

 

それは報酬や知恵でどうにかなる部分じゃない。
彼女が自分で考え、自分で挑んで獲得した財産だ。
誰にでもできることじゃないから尊敬されるし、そういう人物にはなかなか会えないから興味が湧くんだ。

 

この本がどうかは知らないけど、本当にセールスを極めた人は魔法のように人生や考え方を変えてくれる。だから、研究したいジャンルの1つではあるねぇ…。
ぼくは本を読むよりも生きた教材がいるからその人に聞いているが。

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