お金があればなんでもできるが、お金がないと何もできない街「東京」

 

こんにちは、イチローが

神戸とかシアトルって僕の身の丈にあってるんです。逆に六本木怖いっす

と言った時に、神戸市民として涙を禁じえなかった小学校の頃からグリーススタジアムでブルーウェーブとイチローを見てきた神戸っ子、三沢文也です。

生で見たものだと、
・メジャーから帰国直後で調子が上がり切らないオープン戦のイチローと、その試合でホームランを打った松井秀喜とのオリックス✕巨人戦。
・マック鈴木が西武相手に大量失点して「この試合いつ終わるんだよ」という感じになったオリックス✕西武戦。
があります。

ただ、オリックスが「ブルーウェーブ」から「バッファローズ」になるとグリーススタジアムがあんまり話題になった。

でも、イチローはずっと自主トレの時に神戸に来るため、ここ数年は一番グリーススタジアムが話題になる始末。
「もう、イチローに球場ごと…、どっちかというと総合運動公園ごとあげればいいのに」とか正直思ってます。

…地元トークもこのぐらいに本題に入る。

最近、ブログの世界では田舎がいいか都会がいいかみたいな論争がまた話題になってる。

都会がいい人
イケダハヤトの田舎や地方は生活コストが低いという嘘。年収低いし二重苦だよ? – 涙拭けよ

田舎がいい人(北陸民)
でも「東京を知らない」地方民は、東京の価値観や競争に巻き込まれずに済むんですよ? – シロクマの屑籠

僕はイチローよろしく「神戸とか川崎ぐらいのスケールがちょうどいい人」だから、「郊外がいい人」になるのかな?

田舎の人からも都会の人からも攻撃されやすいポジションなんだけど…田舎の人に言い分は近い。

 

 都会を知ること=お金で贅沢・変化を買えることを覚えること

結論だけいうと「田舎にいようと都会にいようと貧乏人がわびしくて代わり映えのしない生活」をすることについては同じ。

そして、世の中の大多数は貧乏人なんだから、

余計な贅沢せず、知り過ぎないようにしながら身の丈にある幸せをきっちりと噛みしてて過ごしたほうがいいんじゃないの?そのためには、贅沢してる人のギラギラ感ばかりがちらつく大都会よりも、できる贅沢自体が限られてる郊外・片田舎の方がいいんじゃない?

というのが、僕の意見。

神戸はともかく、川崎なんか「アンダーグラウンドがあるだけの郊外」だからね?

贅沢品とか高級品とかがそもそもない。…いや、「ない」は言い過ぎだけど「日本全国で買えるような規格品が全般的に揃ってるだけ」なんだよ…。

それこそ、プロやマニアが買いに行くものはないんだよ。

原宿系のマニアは原宿行かないと行けないし、オタクやギークは秋葉原に行かないと人口がもっと少ない地方都市と変わらない。

それは1回で1000円近い交通費がかかるので、川崎市って意外とめんどくさい。

人口的には圧倒的に少ない横須賀とか、鎌倉の方が外国人文化・富裕層の文化が入ってる分まだ都会っぽい。

神戸は部分的にはお金持ち文化だから…歴史の古い地域は下町も上町もあってちゃんと都会っぽい。趣味の物はともかく「いいモノ」「贅沢品」は、行くべきところに行けばある。(大多数の人には縁遠い設計になってるから、神戸に住んでてもほとんど知らないで生きていけるけどね)

でも、川崎はそうじゃない。

そりゃ、厚木とか座間とか海老名とか相模原みたいな県央の「アンダーグラウンド」すらできない人口が多いだけのベットタウンではないが…「都会だからできる贅沢」みたいなものは川崎にはない。

だから、川崎って案外都会じゃないんだよ…。

都会的な贅沢とはいい感じに隔絶されているが、便利さと安くてうまい庶民的な店がある。

僕はこのぐらいのスケールが好きなんだよ。

都会の方が生活コストは安いよ?一人ならね。

あ…でも、県央の方が子育てする上ではいいよ。

アンダーグラウンドもない、ボール遊びできるような広くておおらかな公園も南部の方には少ないから。

川崎は再開発されたタワーマンションに住めても公立の学校は下町のワルガキと同じだったりするから子育てにはお金がかかる。

都会度が高くて…特に首都圏だと「与えられる最低限」が、本当に最低限で何もかもにお金がかかってしまう。

地方の何がいいかというとですね…安全や場所代にお金を払わなくていいところ。

駐車場代もそうだし、公立学校の治安(私学に行かないと授業が成り立たない)なんてことも心配しなくてもいいし。

あとはコミュニティもうまく分断されてるのがいいよ。

僕は躁うつ病になってから子どもの泣き声を聞くとで滅入ってしまう。

親御さんも親御さんで子どもだけを遊ばせておく場所を確保するのが大変。

でも…これが田舎だと「大人しか行かない場所」と「子連れの親が集まりそうな場所」がキレイに分離しているんだよ。人口が少ない街でもそうだし、神戸の郊外でも。

特に田舎であればあるほど、キレイに分離する。

都会はこれら全部がコストであり、手間であり、不自由さであり、危険なんだよ。

そりゃ、都会の方がお金でなんとかできる部分は多いよ?

面倒に感じたことはカネさえ払えば、やってくれる人はだいたい見つかるよ?

でも、そんなにお金を稼げる人間になれる人ってどれだけいるの?

僕が聞きたいことも田舎・都会の議論をする上でいつも思うのは

「テメーは都会で、窮屈に感じたり、不便に感じたことをいちいちコストで解決していく大変さに耐えられますか?」

ってこと。

そりゃ田舎の生活はパッケージ化されてて、パッケージの外に出た規格外のものは全部にお金がかかるよ?

また、パッケージは「二人〜四人用」と人数すら成約されてて、独り身にはお金がかかりやすかったり、管理や手間が大変だったりするよ?

でもさ…パッケージ自体に入ってるもののスペックが安くていいモノなのは田舎。

贅沢や不便をお金で解決しようとせず、「パッケージ」で折り合いがつけられる人に取って生活しやすいのは田舎。

これも、田舎であればあるほどパッケージは制約される代わり、フィットした生活をできれば、無料の価値・当たり前に提供されてるものは多くなる。

神戸や川崎に住む前はもっと田舎だったし、そこまで田舎に行くと飲めるほど水質が良い水道水とか山に入れば季節の山菜が採れるとか…川崎に住んでたらカネがかかるものがタダだったわけで…。

ただ、ジャスコにない日用品は車で一時間かけて地方都市まで行かなきゃならなかったっけ?…でも、今はモノだけならAmazonで変えること考えたら「パッケージ」は昔よりも相当良くなってるんじゃないかな?

流石に山菜取れなくてもいいし、水道水飲めなくてもいいけど、年一回ぐらい同人誌ショップやキチッとしたコミック売り場が見たい…とか僕は考えちゃうから

「だったら、神戸・川崎ぐらいの都会さは欲しいかな」

というのが落としどころ。

秋葉原?

…最近は神田明神の参拝が一番楽しいわ。あと、ZINぐらいしか見ない。

モノだけなら川崎から一駅の蒲田に行って、アニメショップが集中している所を数時間かけてじっくり見るぐらいで十分。(ちなみに、神戸にも三宮にそういうところがある)

川崎は…とらのあなとメロンブックスができてくれたら俺は言うことないんだけどなぁ…。正直、蒲田に出るのすらめんどくさいから。

つーか、広い公園もオタクショップも規格品も庶民派な飲み屋も基本的になんでも揃ってる神戸、最強だわ。(特にうどん屋と焼肉屋のクオリティが東京より平均的に高い)

あー神戸帰りたい〜

ほんとだよ。神戸ぐらいが俺のスケールに合ってるから、神戸帰りたいわ〜。独り身でも神戸の中でも下町の方住んでれば浮かないし、世帯を持てば、それこそ総合運動公園周辺か、北区か須磨かそこら辺にうまいこと移住すればいいし。一生神戸で成り立つから、神戸、マジ万能!!

くねくね
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これが「目」で語る戦いだ
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