…ブログータンというオフ会に行って来た。
ブロガー4人でトークイベント開催します!「ブログータン in 下北沢B&B ~ぼくたちがブログでは絶対書けない話~ 」 | 隠居系男子
そこで話してることについては「オフレコでお願いします」とのことなので、僕が感じたことを中心にしたオフレポを書いておく。
あそこにいた中で「自他共認めるであろうはてな村民」が僕だけで、はてな出身ではてなの空気がわかる・はてなで人気があるブロガーさんが登壇者のけいろーさん、ファーレンハイトさん、そしてはてなブログ食事会でご一緒したふくろーさんなどで、他は基本的にはてなでは全然知られていなく、またはてなに対する重要度が高い人もいない不思議な空間だった。
その不思議な空間での体験談。
技術的なことを言えば、特に凄いと思えなかった
専業のプロブロガーに、サイトに関与してるライターさん、イケダハヤトさんと仕事をしてサイトにもアドバイザとして名前が出てくる人がいるが…はっきり言って、語ってること自体のレベルがすごい高いわけではなかった。
むしろ、自分が経験してるあるあるや、暴露してることをオフレコにしちゃうところに「ああ、イケハヤ級のタフさと生産力を持ったブロガーがプロブロガーってわけでもないんだ…」と正直、がっかりした。
少なくともメンタルのタフさ、過去にやったアクセス数・人気記事での実績、ブログにまつわる技術…全て僕の方が上か、僕が出るまでもなくはてな村で認知されてるレベルの人なら多くの人ができてる技術が多くて、技術的な収穫はほぼなし!なしを通り越して、僕が説明してしまうぐらいない!
ただし!ただ、得るものはあった。
なぜはてなからプロブロガーが生まれないのか?
非はてな系のオフ会に初めて参加してわかったことは「はてな村の(テキストに関する)技術力は高い評価を受けてるけど、はてな以外のところには目が行ってないからインターネット全体を見てる人の話はまた違って面白い」ということ。
また、そういう人を集めたり、飛び込んでいく行動力がプロブロガーやライターとして若くして認知されている人にはある!テキストの中で生きてるはてなの人よりも視野も広いし、コミュニケーションも罵り合い・ネガティブな方向に偏らずにもっと楽しんでいいんだなぁ…と精神的に健康になれた。
もっと罵り合うことや殺伐としたコミュニケーションことがインターネットの醍醐味であり、褒められることが苦手なコミュ障な男性社会(ホモソーシャル)のカラーを帯びているものこそがネットのヘビーな場所の姿で多くの人がそうなっていくのかな…と思ったら、違った。
あらゆるサイトのユーザーコミュニティをはるかに凌ぐレベルにテキストに関する技術・批判に対する耐性/炎上に関する研究に優れたはてな村民・はてなーからプロブロガーが生まれないのはなぜか?
それは観測範囲がはてなとツイッターに特化しすぎていて、個人のプロブロガーやそういう人が集まるオフに行って交流しないからなんだろうなぁ…。ゆえに技術的に高いけど、視野が狭くなりがちであったり、価値観に染まりすぎてしまうのだろう。
行動力然り!ネットにどっぷり浸かってない人に対する説明や適切に理解される方法・立ち振舞然り!1つのサイトや1つの技術論・媒体・ローカルルールに縛られない視野の広さ然り。
むしろ、プロブロガー的な人はネット全体を見渡してて、その結果としてFBや検索エンジンでちゃんと数字が取れているんだろう。
また、こういったノウハウの交換・ブロガー同士で接することに対してネガティブなイメージがある人も少ない(はてなだと嫌儲的で、ネットで儲けたらダメで、オフ会で慣れ合うのもダメという人は多い)から、その文化的な差を埋めないとしんどいんだろうなぁ…。
と僕は思いました。
行動力ね…。こんど、一切合切はてなのネームバリューが通じないようなプロブロガーの集まりに踏み込んでみたいね。
良くも悪くもはてなに染まりすぎてるから、ちょっと観測範囲・行動範囲を広げないとね。
はてなと、はてな外のイケハヤの評価がぜんぜん違うのははてなが変わってて、FBやTwitterが一般に近いんじゃないかな?と最近思えてならんし、人に聞いてみるとどうもそうらしい。
・関連記事
「ブログについて語って下さい! インタビュー的8の質問」に答えます
→自分のブログ論的なもの。
→はてな民だけで、オフ会をやるとこうなります。(けいろー氏が語ってたやつ)
→情報交換のためのオフ会を作るまでの裏話。オフ会やりたい人は参考に