1作品だけを熱く語るほどでもない作品、語るほど分量がない作品などを紹介していきます。
動きで見せるゲームはなかなか語りにくい(´・ω・`)
アクションゲームでも世界観が凝ってるもの/長いけどちゃんとクリアできるものだと語りやすいんだけど、そういう要素が少ないゲームはレビューで文字数書きにくいんだ…例えば、このゲームみたいにさ。
フラッシュゲーム 「マテリアルスナイパー / MATERIAL SNIPER」
テスト版だから、世界観が完結しきらない&何がどう難しいかも説明しにくい。
だけど、ゲームとしての完成度は高くて、本格的な射撃アクションが楽しめる良作になってる。
ガンアクションとちょっと近いジャンルとして、シューティングゲームはもっと紹介しゲームが多いね。いくら口で説明しても、結局は見てもらう・やってもらったほうが早い感覚的なことが多すぎる。
このゲームなんかは特にやってみないとわかりにくい。
戦闘機で戦うアクションゲームなんだけど…操作や管理する数字が複雑だし、わけわからない序盤のうちにわからないなりに操作をマスターするように練習できる根気がない人は挫折しちゃうゲームなのよね…。
慣れてきたり、装備のカスタマイズが増えていくと爽快だけど、そこまでがわかりにくいゲームなのよね…良くも悪くも既視感があって「楽しそうな感じはするけど、斬新というほど新しくはない」というのがこのゲームに対する印象。
おもしろくても、何かしら目新しさがないと紹介しにくいのよね…。ましてや、フリーゲームの中には昔のゲームの再現みたいなゲームがけっこう多いから、それにシューティングゲームなどジャンル特有の語りにくさが交わると本当にレビュアー泣かせだよね…。
例えば、このゲーム
正統派縦シューティングゲームで、東方Projectのファンなら操作確認してるうちに序盤がクリアしてしまうほど操作が覚えやすいゲーム。
その点はさっきと逆なのだが、だからこそ操作の話・難易度の話もしにくいし、かといって世界観についてアレコレ説明する文章もないからレビューが書きにくい。
東方と操作が似てるといったが、作りはとても親切。というのも、はじめから終わりまで連続クリアしなくてもクリアしたことになっていて新しいステージがプレイできる(しかも、連続プレイとプレイを始める前に選べる)。
東方の難しさって弾幕を避けることだと思ってる人が多いけど、ノーマルシューターの僕に言わせてもらえばペース配分なんだよ。ペース配分さえしなくていいならボム(スペルカード)を連発して乗り切ればいい。東方はそういったゴリ押しができる所が限られ、ペース配分をしないといけないから難しい。
「弾幕はパワーだぜ!」といった人がいるけど、その通りだ。
シューティングが苦手な人はまず「ちょん避け」(最小限の操作で弾を避けること)を覚える。
次はボムを使って苦手なステージをかわす。ボムを抱えたまま死なない練習(やられそうになったら条件反射でボムを使う練習)をやるべき。
その2つの基本ができてたらかなりの部分がクリアできるライトで親切なゲームなので、シューティングが苦手な人はぜひやってみるといい。
東方など難しめのシューティングゲームでありがちな「自機が早く動きすぎて操作しにくい」とか「ステージが連続する上に長すぎてペース配分や集中力をもたせるのが難しい」という悩みがなくプレイできるのは嬉しいかも。
逆に難易度が高すぎて断念したゲームがこれ。
けっこうややこしいゲームをクリアしてきたから多少なりゲームの腕には自信があった。…が、このゲームは半分もクリアできなかった。
操作もシンプルだし、仕組みを覚えればサクサク動ける。それでいてゲームとしてもレトロなものを再現してるのに、難易度とせいで斬新。
何が難しいかというと、「敵を全滅させられない上下左右の端が繋がってる固定マップの中でカードを神経衰弱していくゲーム」を15面連続でクリアしないといけない。おまけに、BGMを消すことができず、難しいステージだけを練習することもできない不親切さまでレトロ再現されたゲームなので、スタート画面・1面のBGMがだんだんトラウマになってくる。
クオリティ高いんだけど、高い精神力とゲームスキルがないととても乗り切れない(だから、紹介しにくい。救済措置が全くないから万人に向けた紹介ができない)
万人に紹介できないゲームと言うと、こんなのもあったか。
脱出ゲームとしてはよくできてるんだけど、倫理的に「これはどうなんだろう?」と思うシナリオだから紹介できなかったのよね。
ホラーだし、鬱だし…特に女性がプレイするのはオススメしないなぁ。絶対いやな気分になるのがわかってるから。
ただ、シナリオうんぬんより「骨のある脱出ゲームをやりたい」と言う人にはけっこうおすすめできるね。
脱出ゲームでやりやすいのはここらへんかな
これは王道だし、難易度もそんなに高くない。順番に沿ってるから解きやすいいい脱出ゲーム。
ただ、短編だったこと・もっと難易度の高いゲームをやった後だったこと・特集した「お嬢様は勉強がキライ」のような難易度分を補填する斬新な工夫があったゲームでもなかったから、避けた。
これもゲームとしてはよくデキてる。ストーリーもあるし、脱出ゲームとしての難易度も申し分なくけっこう考え込んだ。
でも、レビューを書かなかった。
書かなかった理由はストーリーにそって紹介するとどうしても安直なゲームに受け取られそうだし、脱出ゲームとして紹介するにはネタバレを沢山が増えそうでいい落とし所が思いつかなかった。
脱出ゲームは5作品やってるんだけど、紹介できたのが1作品だけなんだよ。
1つはクリアできず、あとの3つはここに出し、最後に残ったのが「お嬢様は勉強がキライ」だけ。
レビュー向きのいい脱出ゲームないかな…。
ジャンルとしては面白いゲームなのに、なんか取り上げられないでいるのが悔しい。
評判と好みって一致しないよね~
最後は「名作と名高いけど、あんまりのめり込めなかったゲーム」か…。
面白いし、よくデキてるのも認めるんだけど…というゲーム。
テーマも斬新で、イラストもキャッチーな「やりたくなるゲーム」ではあるのよ。
ただ、熱中できなかった理由は「要素が多すぎて中途半端」なところ。
経営SLGなのに、ものすごく中途半端に戦闘ゲームとしての要素に浮気したり、浮気したかとおもいきや戦闘力が必要な僻地に人が宿泊しに来たり、部屋に大型テレビがあったり…好感度要素があるにはあるんだが、それが影響を及ぼす範囲も好感度を上げる難易度も小さかったり…良くも悪くも「浅く広く」なゲームで、熱中できなかった。(と酷評したが、一通りのエンディングまではやった)
これの次回作「新入り魔王」はすごく面白かったんだが、これをやった当時はさほど熱中できなかった。クリアはしたけど、終わった後に「え?そんだけ」という虚無感なり、徒労感みたいなものが残って紹介する気になれなかった。
虚無感・徒労感つながりだとこの2つはもっとそうだった。
どっちも良くできたゲームですごく面白いんだ。やってる時の面白さ・熱中ぶりはあるんだけど、なんか突然終わっちゃうから
「うーん、癖にはなるんだけど、やり終わった後にぽつんと取り残されるゲームって紹介しにくい。エンディングなり、やりきった感が残る仕様になってると落とし所があって気持よくゲームが追われるけど、それがないのは辛いなぁ~」
と。何度も言うけど、この2つは本当に良くできてるんだよ!やってる時の面白さはレビューを書いたゲームに引けをとらない良いゲームなんだ。
だけど、終わった後の「何してたんだろ?」という虚無感がいやで紹介できなかった。
…とまぁ、こんなかんじに「紹介できなかったボツゲー」を乗り越えてゲームレビューはできてる。だからこそ、紹介したゲームは全部おもしろいし、フリーゲームレビューの中ではかなりマジメな作りができてると僕は自負してるよ。
本やツールの充実でいっぱいゲームが作られるのは「嬉しい悩ましさ」があるね。
ゲームが多いからこそ時間のムダと感じるゲームもあるし、多様性があるから面白いゲーム/わずかなアイデアで突き抜けたゲームも出て来るし…
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