なんでブログを書けなくなっていくのか?

興味そそられるブログと記事をを見つけた。

なぜブログを書き続けるのは難しく書けなくなるのか – 攻めは飛車角銀桂守りは金銀三枚なぜブログを書き続けるのは難しく書けなくなるのか - 攻めは飛車角銀桂守りは金銀三枚

もっと詳しく書いてみたくなったので、この話を書いてみようと思う。

一応、ブログの話として語るが、話を聞いている限り絵師さんも動画主さんもネットで何かしようとするの多くはこの段取りの中で悩んだり、解決したりしていく。

だから、ネットで人気になりたい・ネットで趣味を発信したいという人は誰が読んでも役に立つと思う。

 なぜブログが書けなくなるのか(初級編)

ブログをかけなくなることには段階別に色んな要因があるが、初心者が陥る症状には次の3つがある。

1、更新するネタがない

2、(誰も見てないのに)ブログを更新する時間が辛い

3、自分で高い目標を掲げたがゆえに、空回りしてブログ嫌いに。

ブログを解説した時には何かしらの「書きたいこと」「ブログを活用する目的」があって開設する人が多いと思う。

ブログを更新し始めてからすぐにマンネリ化したり、書くこと自体が自分の思っていたよりもハードだと知り、挫折する。ネタ切れの克服方法は最後の方に触れるが、ブログを書く以上、誰しもが経験することなのでネタ切れしても凹まないで「あーこっからがブログだ!」と思って書き続けて欲しい。

むしろ重要な問題は、開設したてのブログなど誰も見ないということ。だから、ついつい「誰かに見て欲しい」「見たらリアクションして欲しい」と思ってしまう。

安定して見られている・読者との会話が成立しているぐらいが一番居心地が良いのだが、ブログを始めたばかりの時は「誰も読んでくれない」「読んだとしても全然コメントをくれない」という状態なのだ。

つまり、「慣れないことをがんばり始めたのに、誰も見てくれないし、褒めてもくれない。おまけにキツい」という状態を乗り越えないとブログは楽しくならないのだ。

「自分の思ったこと・言いたいことを言ってスッキリする自己満足なモノ」として楽しむことを覚えないとブログを続けるのは難しいのに、それを誰も教えてくれない。自分で気づくしかないのだが、気づくことなく辞めていくブロガーがなんと多いことか…

たけど、人気も出ないうちに孤独に黙々と書くことが続けられた人はその後強い。早いうちに人気になってしまう人よりも、じわじわとうまくなりながら人気が出た人の方がブログは長続きする傾向が強いから、人気がでなくても楽しく書くコツ

ブログが書けなくなっていく理由(中級編)

徐々にブログに書くことにも慣れてきたら、今度はブログそのもののしんどさよりもブログの周辺の環境に振り回されるように。

1、人気や急増するアクセスに惑わされる

2、筋違いなコメントやけんか腰な批判の出現

3、話の合わない人や頭の悪いネット民に絡まれる

ブログを書き続けるコツも、体力も、楽しさも覚えたのだが、自分のブログが不特定多数に見られるようになることで別のしんどさを感じるようになる。

確かにブログを読んでもらえないのは寂しいし、誰も読んでくれないものを自己満足で更新し続けるのは大変なことだ。

しかし、インターネットは世界中につながっている以上「すごく読まれるか、全く読まれないか」の2択であり、中間点に落ち着くのは難しい!

内輪でほそぼそと書いたものを発表したいならFacebookやmixiと言ったネット民の目には入りにくいけど、相手の顔が見える場所で書き続けた方が実は幸せなのだ。

不特定多数の人に読まれたいとか、人気者になりたいと思った瞬間にそれはアンチが湧くことや、自分の作品を筋違いに解釈する人の存在に耐えることとセットで人気を維持しないといけない。

逆に熱狂しすぎてこちらが申し訳なくなったり、人気になったことで自分自身が人気中毒になって「もっと注目されたい」と思い詰めてもいけない。

この壁の突破の仕方は「作品ではなく、自分自身やブログのキャラクターを認めてもらうこと」がポイントになる。

誰だって毎日いいものを書き続けるのは無理だ!有名な人でさえ、できてる人はいないのだから、昨日今日人気を維持することに悩み始めた人にできるわけがない!

でも、「この人の書いたものは読んでみたい」と思ってもらうことはできる。好意的に読んでくれる人が増えると、自分が言いたいことを汲み取ってくれたり、あまりいいものが書けない日でも相づちをくれたりするので、ブログを書いていて気持ちが楽になる。

逆に、批判しかしない・筋違いなあてつけばかりを言う人には説明しちゃいけない!そいつはかまって欲しいだけでこっちの言いたいことにはなんの興味もない。

かまってちゃんや、批判をいいたいだけの人にかまっても何も出てこない。逆に自分の記事を読みたいとか、人格や書き物を好んでくれる人に喜ばれるようなものをきっちり作るように心がけていけば、自ずと批判は気にならなくなる。

ブログが書けなくなる理由(上級編)

どちらかと言うと、これは今僕が悩んでることだ。

1.正直、飽きてきた

2.自分の限界が見えてきた

3.書けるけど「まぁいいや」と思うことが増えてきた

1は「ブログが楽しくなくなった」のではない。「ブログは楽しいけど、ブログを書くためにしてることを全部取っ払えばもっと時間が自由で快適に過ごせる、別の創作や趣味をできるのに、ブログを書いているのが煩わしい」と言う気持ちだ。

何かで人気者になったり、上達して人に注目されるようになるにはどの分野も時間がかかる。でも、ブログで上達して、色んなニュースサイトや有名人が見てくれる経験も、何度も何度もするうちに「この界隈は注目されるにはされるけど、お金にもならないし、創作と呼ぶには中途半端だし、応用できることも少ないし…」とわびしい気持ちになってくるのだ。

自分が積み重ねることができたからこそ、自分にできること・将来的にできそうなこと・何かを変えなきゃずっとできないこと…これらの区別がつくようになる。

ついた時に、なんともほろ苦い気持ちになる。自分がブログを書いてそこから友達や交流、人気が得られたことによしとできないのだ。

そして、ブログもブログでしんどくなってくる。

ネタ切れではないが、自分の知識や書くための技術(考え方)を使って、ブログを積み重ねるほどに「これ、前もやった」「きっと周りの人はこう反応するけど、いまさらなにも新しいことができないからやる価値が…」とどんどんと無気力な方へと思考が向いてしまうようになる。

「こんなこと自分が書かなくたって知っている・誰かが書くだろう」と書きたくなくなる。

一方で、自分が本当に書きたいような小難しいことはブログとの親和性が悪い。

小説やイラストのように難解にしてもいいメディアではないので、ブログという媒体で自分の思ってることを、ある程度人気や読者に合わせた書き方ではウケない。

ブログに書かれること、どうやってヒットさせる・アイデアを記事にするかの方法を知り尽くしたからこそ、限界を感じるようになる。

「書こうと思えば、こうやってああやれば書ける。でも、それでは他の所も書くだろうし、ずっと僕のブログを読み続けてきた人のレベルでは満足できないだろう」

と自分自身のレベルに限界を感じ始める。

ここでの解決方法はもうブログの中にはない。ブログを書くノウハウや批判に耐えるメンタルをすでに手に入れたのだから、そこではない努力が必要になる。

具体的には「リアルを大事にすること」だ。

・専門分野を作れ!そのために勉強でも、遊ぶでもいいから誰よりも詳しい専門分野を作れ!

・人に会え!いい出会いも、悪い出会いにもネタにはなる!いい出会いならずっと会い続ければ、その人に合う度にネタが積み上がっていくよ。

・悩みを打ち明けろ!ネットのファンにでも、知り合った友人にでもいい。打ち明けるうちに自分が何に悩んでるかはっきりしてくるから!

・運動しろ!体力がつけば、ブログを書くしんどさが少しは緩和されるし、他のやりたいことも同時にこなせるようになるから!

ブログは知識や情報を書くものであると同時に、それ以上に自分の人生やキャラ、世界の見え方を書くメディアだ!

その見え方を少し変えてやれば、変えながら色んな物を吸収して行けば、書ける記事はもっと豊かになる。

…僕はそこに活路を見出しているんだけど、道半ばなのよね…。あってると思うし、成功してるような気もするけど、他の人の対策方法も知りたいのよね…正直、正解だと断言できない自分がいる…。

2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い (アスキー新書)

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