裁判というものに行ったことがなかったので、社会見学かねがね行ってきた。
明日、裁判です。株式会社参謀本部の齊藤貴義を訴えました。
が、齊藤さん本人はおろか弁護士だけも来なかった。
齊藤貴義vsコウモリ裁判を見てきたけど、齊藤貴義も代理弁護人も来なかった
僕は法律論も何もわかったもんじゃないので、あの日何があったのかについて話していく。
ショッカーさん、霞ヶ関に登場!
何よりも笑えたのは、僕が大彗星ショッカーさんと待ち合わせして一緒に裁判に行くときのことだ。
ショッカーさんが若干遅刻気味で霞ヶ関で待ってたわけです。…って、まずこの時点で絵ヅラがおかしいよね?
僕はネットで「青二才」と呼ばれ、リアルでは平日からぶらぶらしてる太った若者だよ?そんな男が霞ヶ関で、スーツで歩いて行く官僚や大企業の幹部ばかりが通る場所でカジュアルな格好でショッカーさんを待ってる絵が、もうすでにおかしいよ!
少なくとも「あーこいつよそ者のだな」と霞ヶ関の人はオレを嘲笑うような目つきで、心で見てるよ!…あいつらはあの場所に「透明になれる」ことがアイデンティティ何だから!
でも、僕が待ってる奴はそんな申し訳さすら感じずに、この格好で登場したよ!
オフ会などでショッカーさんにあえばわかるけど、彼にとっての正装はこれ。しかも、オシャレに破れたGパンで霞ヶ関駅に登場。
…もう、僕はこの時点で大笑いしたね!さっきまでビジネスマンか、鼻持ちならない人しか来ない中でいきなり、こんなのが来て、しかも「こんなの」と僕は裁判を見に行かないといけないんだよ?
そりゃもう、笑うしかないよ!
そんで簡易裁判所についてからもあたふたさ。
まず、空港みたいな荷物検査しないといけないし、次に初めての時は総合受付に裁判をどこでやるか聞かないと絶対にわからない仕様になってる。(つうか、コウモリさんでも齊藤さんでもいいから事前にわかってたら教えてくれよ!焦ったよ!)
もし、アンビバレント女々さんと久谷女子の裁判などお互いが本名ではない人同士の裁判を見に行く場合は、部屋の番号まで事前に教えてもらっていないと混乱するだろう。齊藤さんがネットでも本名だったから辛うじて今回は部屋を探すことができたけど。
しかも、13時過ぎからの裁判だったから職員がわれさきにエレベーターに乗る所とはち合わせて困惑。
ココらへんは役所。過去に区役所・市役所・都庁など色々行ったことあるが、原則はそれと一緒。職員が(休憩)時間に正確だから、休憩時間の終わる時間にかち合うと動きにくい。
裁判所もまた不思議な空気。
まず、裁判所がある階層が殺風景なので、番号を覚えていても「ここに入って大丈夫か?」と感じさせるような威圧感がある。
次に裁判所に入ったら入ったで、私語厳禁の場所で裁判官がよくわからない法律呪文を唱えてたり…。
とは言え、本日の主役ではなく、前の人。
本日の主役は…60ページのログの束を傍聴しに来たヤツを僕とショッカーさんに渡した。
内容を使った記事はまた今度書くとして、来るやいなや言葉を発せずにログの束と黒塗りの資料を配るコウモリさんに僕は笑いがこみ上げてきた。
コウモリさんが悪いのではなく、ログの束がずっしりしすぎていること、資料の黒塗り部分が報道番組出てくるような本格的な感じを醸し出してる所がもうおかしくておかしくて…。
普段はボードゲームやったり、ブログの話をする仲の人がこんなに束をオレにずっしりと渡すんだから、これほどおかしなことはある?
彼に応援や同情をしてないわけじゃないが、それ以上に真っ先に笑ってしまった。
そして、御存知の通り裁判には弁護人も齊藤さん本人も来なかった。
この事自体は民事訴訟ではよくあることらしいのですが、ここでも2コマほど面白いことがある。
1コマ目はいかにもなスーツでかっちり決めた男が俺らの横に座ってたから「こいつが齊藤さんの弁護士か…」と思ったら、全然関係ない人だった。
全然関係ない人だが、ショッカーさんが裁判傍聴中にパソコンでメモを取ってたのを見つけて、それを指さして裁判官に注意させると言うワンシーンで、僕らに笑いを提供してくれた。(ちなみに、僕はパソコンを持ってこなかった上に、律儀にスマホの電源も切ってた)
2コマ目は齊藤さんのこのつぶやき
明日はコウモリさんとの裁判の日ですが、弁護士の方とお話しして私は出廷しないことになりました。弁護士には必要なことは伝えてあります。
— 齊藤貴義 (@miraihack) 2015, 3月 19
いかにも「私は弁護士を通じて戦う気でした」と言いたげなファイティングポーズを取ったつぶやきをしてる。
民事訴訟のルールとして来ないのはいいよ。違う種類の裁判をしたいというのもいいよ。でも、ネットでファイティングポーズとって、色んな人を呼んだり、だいぶん前から話題作りしておいてこういうズッコケをやるのはよくないんじゃない?
僕的齋藤論は「無差別攻撃型キャラ」なんよね…
弁護士との話し合いが足りていれば…もっと言えば、弁護士が彼を黙らせておけば、彼が来なかったことについて「ビックマウス」な印象を与えなくて済んだわけだ。
で、もうちょっと言えば、このビックマウスぶりはコウモリさんによれば、はてブオフ会の準備会発足時から傾向があったそうな。(詳しい話は今度聞けたら書く。僕も要点しか聞けてないから今はまだこれだけ)
齊藤さんは大阪に行った時も、今回の裁判も、はてブオフ会準備会の時もそうなのですが「やるぞ」と先に行ってからノープランか、自分が自爆するか信用を失うところまで喋って自滅している。
外から参謀本部を見ている限り、今回の訴訟のきっかけとなる自殺未遂や、そもそもそれだけの人員を雇っていた事自体も、齊藤さん自身の自滅。状況の変化に対応できなかったり、雇った人が毒蛾だった…と言うケースもあるかと思うが、それ以前の所でストッパーが効いていれば…と言うところを多く感じる。
僕自身が彼と同じ精神疾患持ちなので「あの状態で淡路町の広い部屋に住めるほど人生をどうにかした」彼は本当にすごい人だと思う。その点は精神疾患持ちで体やメンタルが自由に動かないことの辛さをわかってる分、僕は彼をすごいと思ってる。
だけど、その自分の高い能力を自分でぶっ壊すからなぁ…。ヘタすると仲間ごと、秘密を共有した人ごと切り捨てるからね…。
今回の裁判を見て確信したことは「弁護士が手続きのためにどう頑張っても齊藤さんがビックマウスを言うことで見てる人の印象を悪くする、コウモリさんが揃えた証拠に説得力を与えてしまう、弁護士のやる気を下げる」方へとつながっていくんだろうなぁ…ということ。
良くも悪くも齊藤さんだよ。
彼は天才だよ。僕にできないことをやってのけてる。
彼は天災だよ。協力的な相手をも巻き込んで攻撃する。
裁判でもこの傾向で行くんじゃない?ずっとずっと。
裁判の行方はじっくりと見守っていくとしましょう…。
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