ブログを30日連続すれば、自分のブログ力がよく見えてくる!

以前にもやったことはあるが、久しぶりに1ヶ月連続更新をやってきた。

期間は9月24日に更新した

児童虐待問題の統計は法律が細かく絡みすぎてややこしくて仕方がない 

から、10月24日に更新した

高校卒業までに恋愛できなかった男は致命的なぐらい人間社会に向いてない 

までの間、1日一本以上連続で更新し続けた。

その結果、気づいたブログの本質を語ってみたい。

ブログを連続更新すると上がる力・落ちていく力

まずは1つの式を見てもらおう。

語る力×気合×内面的な蓄積=ブログ力

…この式は「青二才の定理」と言って、ブロガー個人の調子・その瞬間の力を見抜くための数値である。(※すいません、今勝手に名づけました。)

語る力は、ブログを書く技術やレトリックと呼ばれる要素。文章に仕立てあげるための構成から、小さな言葉選びまでの文章力全般を書く。

これは、ブログを短期間で沢山更新し、自分の文章に校正をかけた数だけ成長します。毎日ブログを書くと、この「語る力」が成長するため、ブログがヒットしやすくなります。

特に知識面が弱い若い男性ブロガー・知識を書きたがらない女性ブロガーさんの場合、知識を活用する力でオジサマ達に勝てないことが多いため、この「語る力」(1つの経験やできごとに色んなスポットの当て方、文章としての仕立て方を考えて、形にする力)を成長させてブログをヒットさせる事が多い。

気合は大きく分けて2つの要素がある。

1つは「ブログを作りこもう」という準備の気合、もう1つは「俺のブログは絶対にヒットする」「いや、ヒットしなくたって俺の自信は揺るがない。誰がなんと言おうが『いい記事を書いた』と俺は胸を張れる」という他人を突っぱねる気合だ。

これは、性格によって得意分野が別れる。僕の場合は、「準備の気合」を作ってからブログを作るのは得意だが、「他人を突っぱねる気合」をすぐに見失ってしまう。

ヒットさせたい/他人から顰蹙を買いたくないという気持ちもわからんでもない。

だけど、他人は他人だし、ブログを読んでいる方も、書いているやつほどの強い思い入れを持ってはいないもんだ。

タイトルしか読んでない、本文中の1行2行が気に食わないと揚げ足を取るような人の顔色を気にしてブログを書いちゃいけない。

自分が記事を書く時には慎重になる必要があるけど書き終わってアップロードした時には「ドンと構えていられる記事を書き上げる」気合がそもそもない・ない状態で書いた記事はイマイチヒットしない。

よく「ブロガーは、実際に会うとそんなに強気じゃない。ただのネット弁慶じゃないか」と言われるが、本当はそうじゃない。

「準備の気合」「他人を突っぱねる気合」が前に出てるブロガーこそがブログをヒットさせる記事・いい記事を書ける。結果として「荒々しい人格に見える」そうだが、荒々しい人格に見えないようなブロガーの記事・存在は頭に残らない!

毎日更新すると「準備する気合」を整えてブログに挑むのがうまくなる。論理的に考えれば「準備する時間が短いから準備する気合を持ちにくいのでは?」と考えるかもしれない。しかし、限られた時間で段取り良くやる練習をしなきゃ「準備する気合」なんていつまでたってもつかない。

一方で、毎日書くと日に日にプレッシャーに追いかけられるため、「他人を押し切る気合」は弱くなる。それも他人のプレッシャーではなく、「昨日よりもヒットさせたい」「更新するからには高いアクセスを維持したい」という自分へのプレッシャーに潰されてイケイケになりきれなくなっていく自分の頑張りたいという気持ちがそっくりそのまま「がんばってるのに失敗したらどうしよう・他人から嘲笑されたらどうしよう」という気持ちになるから、毎日更新がブログを書くことを苦行に変えてしまう。

…毎日書けば書くほど「気合も入ってくる」と思われがちだが、そうとも言えない。

マイペースな更新では毎日やっても「語る力」や段取り良く「準備の気合」が伸びきらない。一方、ストイックに数字やクオリティを意識すると「語る力」「準備の気合」は伸びるが、「他人を押し切る気合」が弱くなってブログが保守的になって、人に伝わるような印象に残るものが書けなくなる。

最後は内面的な含蓄。

これは…知識でも、人生経験でも書けば書くほどすり減る。

特に、短期間で使い回せば使い回すほど読者も自分も飽きてしまうが、自分の心に残っているネタと言うのはそうそうあるものではない。

ところが、ブログを書き続ける頻度が、自分の持ちネタが蓄積されていくスピードを裏回ると、ブログは急速につまらなくなる

書く力を使うことで使いまわしのネタを幾分面白くすることはできる。だが、書く力は無から有を生み出す錬金術じゃない。新しい経験や、経験を違う角度で見る知識を積み上げないと、読者も自分もどこかで飽きてしまうから、毎日更新したからと言って面白い記事が書けるってものでもない!

つまり、毎日毎日書く時期はあってもいいが、毎日書いたからといってレベルアップするとは限らない。毎日書けばレベルアップする能力もあるが、毎日書いているうちに自信をなくしたり、自分がブログを楽しめなくなることで読み物から迫力や魅力がなくなってしまうこともある。

毎日更新をやった方がいい人、やらないほうがいい人

狙ってホットエントリーが取れる人・検索1位が取れるライティング技術がある人はブログを毎日更新するよりも、知識や経験を溜めた方がいい。

毎日更新すると薄まるから毎日ブログを更新するよりも、じっくりとデータや経験をストックすること、経験を別の角度で活用できるような知識やものの見方を学んだ方がいい。

一方で、ブログをあんまりヒットさせられない人は毎日書いたほうがいい。

ブログを書くのに「ネタがあれば書ける」という状態から「ネタがなくてもひねり出す」「同じネタを違うものであるかのように語ることでブログをヒットさせる」という体験をしないとうまくならないから、毎日書く経験をした方がいい。

弱小・中堅止まりの人は毎日毎日書いては文を直す・ネタを探しては書くという繰り返しを体に染み込ませる練習をした方がいい。

オリジナルのものを書くにしても突き刺さる書き方をするにはどうしたらいいかを数を重ねることで体が覚えるまでやるべきであろう。

さて…僕自身の場合だが…僕は「毎日書いた方がヒットするけど、もっと上に行きたかったら冷却期間を作ってやらないと上にはいけないブロガー」であることが、今回のことでわかった。

うまくなりたかったら長モノ・濃いモノも練習すべし!

確かに、ブログを毎日書いている方が読者が来てくれるからヒット「は」しやすい。

だけど、含蓄を積み重ねるだけの時間が作れないままブログを書いていると、自分も読者も飽きてきてしまうからブログがヒットが続かなくなる。

だから、ヒットを狙いたいシーズンだけ毎日毎日更新する一方、「そろそろネタがループし始めた」と思ったら、ブログの更新を一度緩めたほうがいい。

ブログがヒットした経験がない人はわざとループさせた中で「違うものに見せる語り方を考える練習」をした方がいい。

だが、ある程度ヒットした経験がある人は読者がいて万全の状態にすればヒットできるのだから、自分がフレッシュな気持ちや煮詰まってない言葉で書けるネタを持ち合わせてない時は書くことよりも、しっかりとネタができるまでもっと大掛かりな準備をした方がいい。

1日以内でヒットさせることができるようになったら、「3日に一回でいいから絶対に当てる」とか「数ヶ月を要して電子書籍を作る」など時間がかかってなおかつ深いものを作る練習をした方がいい。

毎日、内輪ネタのブログを書くことが楽しい人はいい。

だが、例えばライターの仕事を取りたい。例えば読者を増やして人気ブロガーになりたい。例えば、自分のブログに常にいいものを書きたいと考えている人は「敢えて書かない」「書かない分だけキッチリと狙ってヒットさせる」という練習もした方がいい。

というわけで、30日連続で書いて疲れたからしばらくは週4回(月火木土)にセーブして書いていくことにする。知識を蓄えて濃いものを書く練習がしたい。

また、蓄積してきたら、また毎日更新するけど、少なくとも11月いっぱいはブログ書く暇があったら、本を読んだり、出かけたり、大きなものを作るよ。

もっと面白いブログを書きたいからね。

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これが「目」で語る戦いだ
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