たまには課金要素もあるゲームも紹介してみよう。
僕が最近、はまってるのがカイロソフトから出ている「こだわりラーメン館〜全国編〜」だ。
「全国編」とあるように、ラーメン店を土地から土地へと移転していくこと、他の都道府県へ進出することを前提にした作品。
・概要
「カイロソフト」という名前を聞けばわかるように、経営SLGである。
カイロソフトはラーメン屋経営以外にも
・大家さんとしてマンションを運営したり
・アニメスタジオを運営したり、
・農園も運営したり…
様々な経営SLGを作ってる会社です。有料な作品もあるけど、基本無料の作品でも面白さ十分面白いので、1つでも「これ」と思うものがあれば、ぜひやってほしい。
ゲームの画面はこんな感じ
こんな風にオリジナルラーメンが簡単に作れてしまいます。(写真は二郎仕様)
DLはこちら
こだわりラーメン館 ~全国編~ – Google Play の Android アプリ
何が面白いかというと、ライバルと戦って店を大きくできるということ
実は、カイロソフトのゲームは大家さんとして不動産を経営するゲームもやったことがあったけど…こっちのゲームは4つ紹介しづらいところがあった。
1、部屋数が簡単に増えすぎて、レベルを上げたり、つよくてニューゲームすると部屋の管理だけでバテバテになってしまうこと。
2、基本的に不動産管理だけで、家具の配置と資金管理だけで構成されたゲームだから、1の状態になると苦痛になってしまう。
3、部屋の管理が大変になってくるということは住民を育てる・成長を楽しむことも段々と希薄なゲームになってしまう。
4、アイテムが出るタイミングがバラバラだから、配置できる家具と生活する人間の間に矛盾が生じる。(部屋に窓がない物件がたくさんできてしまう、洗濯機があるのに物を干すアイテムは後になって出てくる、風呂場をフローリングの上に作らないといけないとか…)
こだわりラーメン館の良さはカイロソフトを楽しむ上で気になっていた過去作品の違和感を、ことごとく改善した上でリリースしてくれていること。
まず、ラーメン屋の支店は「ラーメン館」と呼ばれる場所に一堂に会するつくりになっているため、操作は本店とラーメン館、それにミニゲームの3つのモードを行き来するだけ。
だから、管理はあんまりめんどくさくならない。
次に、優秀な人は育てなくても外部から採用できるため、登場人物が多くて管理しきれなくても「この人が今出してるラーメンを作れない/回転率を下げてるからクビにしよう。お店は新しく雇った人で回していけばいいや」という判断をすれば、ゲームが簡単かつ効率よく管理できる。
しかも、本当に育てないといけないのはミニゲームや他の店舗と戦うための数人のスタッフだけだから、意外とゲームとしてはシンプル。
どんな感じに戦うかというと、
1、ライバル店が出てくる(または、大会が開催される情報を聞きつける)
2、ラーメンコンテストみたいな形で、食べてもらった数や付けてもらった点数の合計値で戦う。
ライバル店に勝てば、相手を撤退させられる。(その際にアイテムを落としていく)
大会に勝つと、ご褒美がもらえる。
中でも面白いのは、ご褒美の中に「すごろく」というのがあり、軽トラでラーメンを食べさせて回る旅をする事もできる。
すごろくに勝つと、大阪にしか出店できなかった本店が隣の兵庫県に移転できるように、青森に出店してた本店が、秋田県にも移転できるようになったりする。
色んな都道府県に本店を移転させながら「ラーメン屋をどんどん大きくしていく」というのが、このゲームの進め方。
意外と、トッピングや作れるラーメンが本格的
前述したように、カイロソフトのゲームには「こんなめちゃくちゃなものができあがるのか…でもゲームだからしょうがないよね」という作品もある。
だが、ことラーメンについてはトッピングには変わり種でもラーメン二郎の野菜マシマシのように実在するものであり、どう見てもマズい、奇抜すぎて残飯にしか見えないラーメンができあがることはほとんどない。(一応、本当に食べても美味しそうなものの中でゲームが編成されているため、けっこう楽しい)
また、製麺やスープ作りからでき、しかもスープと麺にはそれぞれ相性が細かく設定されているため、トッピングだけではなく、スープや麺との組み合わせ(特にスープ作りの場合、素材同士の相性でコンボが存在し、コンボを暗記しながらゲームすることで)よりおいしいラーメンが作れるのがとても奥深い。
ラーメンだけではなく、つけ麺・油そば・冷やし中華もあるため、レベル上げる楽しさはかなり幅広い。
ちなみに、作ってる風景はこんな感じ
トッピングもコンボがあるので、こっちの試行錯誤も結構面白い。(しかも、しっくり来るような理由でコンボが成立するから面白い)
しかも、レベルアップや課金要素を駆使していくとよりユニークな、あるいは美味しそうなラーメンがつくれるため、それもまた魅力。
そして、ラーメンを作れるようになるためにはより多くのミニゲーム(ラーメンバトルとすごろく以外にももう一個ミニゲーム要素がある)ため、それもたのしんでもらえるといいかも。
題材と題材に対するリアリティ、リソース管理ゲームの面白さ、でもリソース管理だけではなくミニゲームを度々挟んでくることの面白さなど、かなりボリューム満点な作品です。
是非、どっぷりとやってみてください。かなり、やり込めるからお腹いっぱいになれること間違いないでしょう!!
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二郎、二郎と言ってるとついついこれのことを思い出してしまう…。
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昔ならではの繊細にして、王道なラーメン。
二郎と違って中華な感じのラーメン屋 。最近、人気が出過ぎて麺の量減らしやがった(´・ω・`)
太くてキレのあるつけ麺が売りのお店。その時々のオリジナルラーメンも魅力