ガードのゆるい女性は態度が乗り気な割に後々で関係について揉めることがある。男性諸君は知らなくても女性は見分けられるからそうした女性は女性からの評判が良くない

要は「オタサーの姫気質な女性は優しくていい子が多いが、ガードのゆるさに甘えすぎると彼女が滅入るか、自分が悪者扱いされて散々な関係になりますよ」という話。

…というわけで、今回は恋バナ。

それも、かなりめんどくさい恋バナをするよ。

 女の子一人と会うと確実に男の分が悪い

男のコミュニティーに入ってくる女の子が姫様になってしまう理由は

「恋人はできないとは言え、女の子と会話・友達になれる程度のレベルの男は女の子をグサグサと悪く言えない」

からだ。

全くモテない人…つまり、「女の子を褒められない」「歩調を合わせられない」からそもそも女の子との会話も関係も成り立たないような人に比べるとモテ力があるけど、自分から声もかけにくいし、まして踏み込めないから悪い意味で女の子を変えてしまう。

主導権を握ることを目的として言っているのではない。

「パワーバランスが壊れると男女ともに困る」と言いたいのだ!

男には女の子ほどのコミュ力…とりわけ察する力もない。

さらに、友達以上恋人未満で止まる男子達には「チャラい気配り」ができないため、関係が進展しにくいしたとしても徹底的に合意を取り付けようとするから、女の子から見たら「口説かれてる」というよりも「腫れ物扱い」されてる感じがして、女性にとってあんまり心地いい関係でもない

「あんな乗り気な口ぶりだったじゃないか」

「あの時いいといったじゃないか」

「君がいいといったから、そうしたのに」

これがモテ力が中途半端な男が捨て台詞のごとく口にしてしまうセリフである。

でも、それを聞いた女性には

結局、合意を取り付けるばかりで自分からしたいことを言わない。言っても私のせいにしてばかりで自分を守ってばっか!そもそも、女のことをわかってない形で合意するように押しこまれてもそれは合意じゃなくて、断りづらかっただけじゃ!

と女性側の言い分がある。

男性には男性の論法や話し方があり、女性には女性の作法や言い回しがある。

どちらかが正しい・正しくないことはなく、「違うからすり合わせる・どこかで調整する・もっと伝わりやすいようにするためにはどうしたらいいかを学ぶ必要がある」ことがとても大事だ。

自分では正しい・間違ってないと思ってて「彼が、彼女がおかしい」と別れてから揉めてから怒鳴り散らしてもそれは手遅れだ。ある程度違うものだと理解して知ろうとしなきゃ!

特に顕著に違うのは「怒りが爆発するまでの過程」だと思うの…

中でも恋愛で問題になるのが「女性が怒るまでの道のりを男がほぼ理解してない」ことだろう

女性の怒りがふつふつと蓄積(繰越に繰り越して、限界ギリギリでのボーナス払いを)していくが、男性はその都度怒らない女性が怒ってることにそもそも気づかない。

怒りが蓄積したこともやんわりとしか指摘してくれないか、サラッとしか言わないことが多いから気づかない。それが悪いことではなく、作法の違いだからお互いに「普通」だと思ってる基準が違うから言い出しにくいし、察しにくい。

だから、「声を荒げて(一括払いで)いえばいいじゃないか」とモテない男や男系社会に生きてた時代の年配者は考えるが、作法が違うから頭ごなしに言っても良くない。

この辺の理論は男性や女性を精神構造に分析した書籍にもあるため、本を読めば、女性経験がない人でも知らないわけではない。

ただ、理屈として知っていても、自分がそんな時どうすればいいのかをケースバイケースで判断する方法は本ではわからない。

そこで、「女性の知人がいた方がいい」という事になる。

男女二人で会ってる時は男も女もなんかしら失敗してる

それで、後々考えてみると「バカだったなー」と反省するが、女性のそれもガードが緩めの人はその場では怒ったり断ったりするのが苦手だから違和感や関係悪化に気づくのが遅れがちになる。

かと言って、男友達に相談したところでどこまで行ったかとか、もっとイケイケになろうという話にしかならない。だから、女性の友達が必要になる。

こちらの落ち度を知るためにも…。

そして、自分に本当に落ち度があるのか、相手の女性とのパワーバランスがおかしくなって、相手に必要なところでモノが言えなくなってる時に「言っていいのかどうか」を判断する基準としても恋愛の相談ができる女性の友達はいた方がいい。

悪役を引き受けてもらおうと言うわけではない。

面白いことに男の前ではボロが出ない女性も、第三者的な女性が入ることでボロが出る。ボロが出た時、男には指摘できないことも指摘するし、そもそも男よりもおかしなことを言い始めてることに気づくのが早い!

特に男性と会うほうが落ち着く、男性と二人っきり、あるいは複数の男に女性一人で会うことに抵抗がないような女性ほど女性とのコミュニケーションが苦手で、男性には強く出られるけど、それゆえに強く言い過ぎたり、どこで自分がおかしなことを言ってるか気づかなかったりしやすい人達でもある。

性格はいい子である場合も多く、仲良くもなりやすい。女の子ばかりと絡んでいる子よりも趣味にも男っぽいトークや男っぽい子どもっぽさにも理解があることはとてもありがたいことだ。

でも、他の女性と絡まない・仲裁もされないような関係の中で男女関係が成立すると、女性の目線を理解してない男が良かれと思うことしかできないからだいたいコケる。

女性も女性で普段から男に対して距離が近すぎる人は、どこからが思わせぶりで、どこからが線を引いた状態かという信号を発信するのがあまりうまくないから、不本意に合意してあとから「本当は嫌だったんだ」という話になる。

女性の友達を作る、恋愛した時に相談すると言うのは、どこからが女性側の責任で、どこからが男がきっちり察するべきところなのかの線を誰かに引いてもらう・おおよその目安を示してもらうことで、二人っきりの時の失敗を相手の女の子がぶちきれる前に精算するために必要なことだろう。(女性側から見ても、代わりに「テメーのあそこでのあの振る舞いや発言がはおかしい」と言ってくれる第三者がいると、自分の手を汚したり、印象を下げずに言いたいことを言えるからメリットがないわけでもない)

そもそも、「ガードがゆるい女性」と聞くと聞こえがいいけど、自分で男性をガードすることや関係性をコントロールすることができない人であることもしばしばあるため、

「その人との関係は危険だよ」と言ってくれる女性がいるのといないのとでは、トラブルに巻き込まれる割合が確実に減る。

いや、言ってくれなくても、女性と合わせた時に空気が重たくなったらアウトな事が多いから「会わせた上で様子を見る」というのがいいかも。

言いたいことをまとめよう。

恋愛に不慣れな男には「女性という基準がない」から一人と関係性を持つことができてもその一人に対しておっかなびっくりしてしまう

結果として、相手を傷つけることもするし、自分が相手の女性の危ない部分に気づいたり、指摘したりすることもできなくて関係性につまづく

だから、彼女を作る気…それも長続きさせたいなら恋路を自分のものさしで測ってくれる(彼女以外の女性の目線で面白半分で生暖かく見守ってくれる)女友達も少なくていいから作る必要がある

どこからが自分の落ち度で、どこからが彼女の落ち度かを関係がこじれる前に知るためには、経験のない人は誰かに教えを請う、自分がおかしいと思ってることを相談する必要がある!

女性から見たら「そんな自己保身するからお前はモテないか、友達以上恋人未満なんだ」と言いたくなるところだが、正しい・間違ってるの基準がないと何も行動できない/選択できないような男もいるからそこはご勘弁願いたい。

「頭でっかち」「アスペ」「融通が利かない」と揶揄されそうな部分であるが、それを直せと言われても難しい話のよね…。

そうでない人もいるけど、それが骨の髄まで染み付いてる人もいるし…。

そして、頭でっかちで理屈で考えてしまう男にとって「女性には女性の基準がある。行動がある」のがわかっていても具体的な部分がよくわかってなくて、怖いのだ!

そこにビクビクしてしまうと、謝らなくてもいい・むしろ謝っちゃいけないところで謝ったり、逆にこちらが気づかないといけないサインを見逃してたり、過剰かつ空回りした気遣いで相手を怒らせてしまうことが怖いから気が利かない、守りに入ったような言い回しになりがちなのだ。

良くも悪くも自分から言い出さない人を相手にする以上、だれか別の人に言ってもらわないといい関係を続けにくい。

リアルにお互いがお互いのことを知ってる人ならなおさらいいが、ひっそりとインターネットに書いた時に答えてくれる女性の友達でもいい。(どうしてもダメなら、発言小町みたいな確実に色んな指摘をしてる女性がいそうなところに書けばいい。知ってる人じゃないから面白半分に書かれて、正解は教えてくれないかもしれない。けど、自分一人で悶々と考える以外の意見を見るのは悪いことじゃない)

とにかく、色ボケしてる自分は疑った方がいい。恋愛経験や女性経験が少ないならなおさら舞い上がった時その場の結果論やテンションを根拠にうまく行ってると勝手に思っちゃう自分を疑ったほうがいい

横から「いやいや、それはおかしいですから!」と言ってくれる人…嫉妬でも、イケイケドンドンを煽るでもないちゃんと女性の基準で言える人に助けてもらおう。

自分が下手くそで失敗することを認める、誰かにアドバイスを仰ぐのもまた大事なことだよ…。

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ちなみに、この話の逆…つまり、女の子を心得てる男が女の子に擦り寄って洗脳していく、洗脳された結果狂信的になる過程が見られる本はこれです。

P.S

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