なんか、もう自分に対しても、世間に対しても、世代に対しても
「あーパンクになっちまえ」
って思いますよ…。
はみだし者の若者罵ってるおっさん見てると、
「あー、女でも買って説教して、ウザがられて、『やめるよ?』って言われて、自分よりも何倍もバカで病んでるけど、月収と主導権は持ってる女に現実を見せつけられてればいいのに」
って思います。
ちなみに、僕は収入と主導権とって悦に浸る女を皮肉ってますが、主導権振りかざされた途端に説教を辞めちゃうおっさんはもっと嫌いです。
ぼくがおっさんの化けの皮を剥げない分、主導権握って振り回してやって欲しいです。
まぁ、僕は女にも女神にも振り回されっぱなしな人生送ってるから、怖くも恨めかしくもあるのですけどね。
小学校6年生時点で「日本的価値観」にすっかり染まってたぼく
僕はさ、小学校の卒論で父に憧れて「一流のサラリーマンになりたい」と書いて、少年野球チームで会うような友達のお母さん達に笑われた人間だよ。
照れくさくなって「思いつかなくてやけくそで書いた」と言って父を悲しませたのが小学校6年の僕だよ。
でも、本当の本当は、今思えば僕は天才だったんじゃないかという理由で、父のようなサラリーマンになりたがっていた。
「自分の父親は、(当時)毎日そこそこの時間に帰って来て、
上機嫌に海外出張に行っては実用性のないおみやげを買ってきて、
住んでる場所は田舎かもしれないし、そんなにすごい豪遊もしてないかもしれないかもしれないが、僕(子ども)もお母さん(妻)もほとんど不自由なくやりたいことをして、時々旅行に行って、自動車だってたまにだが買い換えて…という生活が父ぐらいになれば、できるのだから、父と同じ道を目指せばいいのではないか」
と思ってました。周囲の人が、本当は会ったこともないプロ野球選手や医者や弁護士や政治家を書き込む中、僕は今の30代・40代の「意識が高い若者」を説教するおじさまたちに見せてあげたいほど、日本社会の仕組みを理解した12歳でした。
その認識は未だに変わってません。
では、なぜニートでブロガーになったかというと…それは
「僕にとっては正解ではなかったから」
なんだよね。サンホラっぽく言うと
ささやかな未来さえ、運命(ミラ)は許さなかった*1
というわけでございますw
一貫してそれらを阻んだものは2つ。
発達障害と、それらと最も相性の悪い俗物な母親。
英語という壁に集約された、僕の人生を阻んだ壁達
まず、最初に阻まれたのは受験の時。
僕はIQに偏りがあったから、得意科目と苦手科目が驚くほど差がついた。そのため、偏差値70と、偏差値45が自分の中で混在したわけだが…結果として45の方に近づいた学校に行ってしまった。
なぜなら、テストという言語性と同時に動作性IQが問われるものが苦手だったからね。
特に、英語なんてもう最低だよ。勉強でも苦手だし、英文を読む・書くそれぞれのスピードもトロいから、ダブルパンチで苦手。
「みんながわかるものをさくさくと解いていく低レベルな学校の入試」も「難しい問題を時間をかけて解く高レベルな入試の問題」もてんでダメ。
45ってのは英語の方の偏差値。数学が60とかあったこともあったり、世界史が70とかあったこともあったけど、この国では英語ができないとインテリになれないんだね〜。(アメリカの51番目の州だからね〜)
で、英語の読む・書くがトロいから苦手/暗記や地道な練習でうまくなれるものでもなかったから苦手でもあった。
でけど、中学時代に対して英単語の語彙力がない僕に「海外留学までしてきた英文科卒業の母」が、英語の知識をひけらかすだけひけらかして「そんなこともわからないの!」と罵るというトラウマを作っちゃんだね。最初の数歩でいきなり精神的に苦手なものになるんだね。
この辺のことから、国が各校に派遣する外国人教師がもう怖くて怖くてしゃーない子どもになったんだよね…。(だから、留学なんか怖くていけなかった。*2)
だけど、外人や親が相手だから合わないってわけじゃなかったことがここから10年後に「自分が発達障害だから良くも悪くもズレてるし、違うよ」と思われたことがわかる。
…でも、まだまだ自分の本性に気づくかないまま「苦悩」と「誤解」は続く。
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いじられキャラ・変わり者・お調子者枠で生かされてた関西時代
まだ、関西にいた時はズレてるのがいじられキャラとして友達ができやすい要員だったんだけど、東京来てからはただ単なるウザキャラになってしまった。
僕は僕でリズム感が理解できないし、あっちはあっちで僕の世界観が理解できるヤツが周りにほとんどいなかったからしんどくてしょうがなかった。
今でこそ、自分は
『ギークやオタクの中でも発達障害だったり、高IQだったり、人格面のアクが強かったりして一般的な世間話には入っていけない変人同士でないと喋れないほどのゲテモノ好きでかつ、自分もまたゲテモノ』
ということを理解したけど、高校転校後に、周りにゲテモノが減ってすごく病んだ。
この時に20キロほどストレス太りしたり、おそらくはゆるい躁うつ病にかかってたりしてたんだけど…ここでも、母親から「全面的な自己責任」と「慶應義塾から来たバイトの好青年と比較される」というダブルパンチでずったボロにされる。
そんで、その時にニコ動が流行ってて、古き良きインターネット文化の完成形態が僕を癒やしてくれたこともあって、受験の最中にライトにオタク化し始めるんだよね。
幸か不幸か、自宅のパソコンはオタク嫌いでかつ早寝な母の寝室にしかなかったから、土日と母のいない間しかニコニコできなかったわけです。
まさに、「鬼の居ぬ間ににっこにっこにー(と)」ってわけでした。*3
オタクの中でも外では通用しないニコ動文化が唯一の気晴らしで、
ただでさえノリが理解できてない東京文化圏で、
発達障害特有のコミュニケーションや合理性のズレ
というコミュ症の役満が揃っていたため、就活どころかアルバイトさえ窮屈でした。
で、まだまともな大人信仰を捨ててなかった僕は一応ぼろぼろになるまで働くけど
…精神疾患が体の動きを害するレベルになってニート化・ブロガー化する。
そんで、どっぷりとネットに入り浸る生活をしてる時に、イケダハヤトが高知県に移住する寸前で「ノマドワーク」の思想がブームしてた。
「在宅で、会社に縛られないで働ける働き方が本当にできる人はいいじゃない!そういう人がいっぱいできれば、病んでる人や星屑(規範的で模範的な理想像)に踊らされた人でも、ABYSS(社会が用意した運命)から逃れられそうでいいじゃないか!」
と思うようになって、比較的イケダハヤトを応援する記事を書いたら、
「あ~彼は幸薄き隣人たちと、楽園パレードに行っちゃったんだなぁ〜」
とか、言われ続けてますよ。…まぁ、イケハヤなり、ノマドなり、フリーランスで働く人が心に深い傷を負った僕にとって、抗えない魔性の音であることは否定しないけど。
「そのパレードはどこへ行くのだろうか?」
と、若者におっさんたちは言い続けるんだけど…どこへ行ってもいいんじゃないですか?
「新卒フリーランス」22歳大好きなことで生きていく私の決断。|鳥巣愛佳@エアロビのお姉さん|note
心から応援したい友達の夢に否定的な他人が多すぎて、びっくりした話 – aitabata.com
この人が具体策も書かず、「フリーランスになる」と書くことに対して「箱舟(自分の中の真実、完全な嘘でもないけど、未来や他人・社会にとって本当ではないこと)を信じてしまった」「パレードだ」と言うはてな民がいる。
だけど、僕は気まぐれな神と戦う人がいてもいいと思うし、心境としては何も考えないで、あるいはぶち当たった現実に失望してパレードに参加していくのとはわけが違うものを、パレードだパレードだというはてな民の姿勢が気に入らないからどんどん応援したいと思う。
だいたいその人、一度は内定して星屑をつかもうと思えばつかめた人だよ?
問題は、星屑を愛してないことに気づいて(つかむことに夢中になれなくて)自分の道選んでるからいいと思うんだけどなぁ〜。
なんか、その辺が頭ごなしに「まともな大人」論を振りかざす…怪しい人と同じ方向にたまたま歩いているだけでも「パレードだ」といえばいいと思ってる人見るとさ
…あーぶっ壊してーってなるんですよ。
ろくにロマン(物語)もないおっさんらが、「そこにロマンはない」場所であるはてなブックマークというおっさんパラダイスでくだ巻いてる空気をぶっ壊してーと思うわけです。
「そこにロマンはあるのだろうか」
苦悩し続ける限り、迷い続ける限りその人の物語は終わらないでしょ!
同じようになんかしら言葉を紡ぐ方でも、わかりきったことたらたら語る人になりたくないわ。
ちゃんと「後からくる人が迷わないように物語を詠いたい」ものですよ…。
以上、サンホラのステマでした。
元ネタがわからない人は
死せる英雄達の戦い(「Moira」)
Ark、笛吹き男とパレード、Stardust(Elysion~楽園幻想物語組曲~)
昼と夜の物語(5th story CD「Roman」(初回限定盤))
を聞いてね♪ (前にも一度だけサンホラのステマっぽい感じでブログ記事を書いたのだが…肝心のサンホラCDが売れなかったので、今回はサンホラの持ち込み方を変えた)
・関連記事
サンホラのステマをやたらとがんばった記事。
*1:死せる英雄達の戦い より
*2:だって、周りのやつが自分が喋れずに、聞き取れずに立ち尽くしてるのを「そんなこともわからないのw」って思いながら見てるんでしょ?やってらんないよ!
*3:この時、高校時代にほそぼそと見始めたニコ動が、大学時代に入ってから本編どころかMADも削除されて、ユーザー文化が死にまくる光景を見たことが、はてなでの「徹底的なはてなのユーザー文化に沿ったブログ運営」につながっていくけど、これもまた別のお話
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