『最近の若者』の喝をいれるべく、川崎の極意を叩き込んでやったw

最近、子宮から生まれた時間が経過したというだけなのに、えらく先輩扱いされるようになりました。人間社会って不思議ですね♪

・簡単なあらすじ

メディアクリエイター主催のオフ会で「青二才さん、一緒に写真をお願いします」と言ってきたチャラそうな若者がいた。

若者の名は竹田くん。アダ名は「タッケ」。(北の侍かな?思い出すのかな?)

…そうだなぁ〜僕は意地悪だから、ブログとツイッターを晒しておいてやろう。

ブログ たっけのメモ

Twitter 竹田 匡宏(たっけ) (@takeee814) | Twitter

写真をお願いしたり、本名でブログやTwitterをやっちゃう「最近の若者」のくせに、そばの食べ歩きが趣味だという。

若いくせに生意気だ!化けの皮をはがしてやる!!

というわけで、川崎に来られる時に…とお誘いしたら、思いの外あっさりと川崎のそば屋へ案内することが決まってしまった。

 蕎麦好きなのに、川崎に来たことがない!?舐めてるのか

聞けば、川崎ははじめてだという。

再開発されて(駅前だけ)ナウでヤングな街に生まれ変わったのに?

…そば通なのに?!

東海道53次の一つ、「川崎」ですよ?

(駅から5〜10分歩くと)そば屋・うなぎ屋の雰囲気あるお店がやたらと多い川崎ですよ!?

そば通なら来ておくと思うんですよ。

ましてや、都内で100件も行ってるんだったらなおさらだよ!

…川崎なめてんじゃねーぞ、ガキが!!

決め〜た!

今決めた!!

こいつに川崎の極意を叩き込んで…「川崎じゃないと、らめなの〜」な体にしてやる。

でも、まずはそば屋だ。

そして、このお店がそば通に僕がぶつけるそば屋だ…!!

川崎で美味しい蕎麦が食べたくなったら「手打ちそば たか」へ行け!

入店するまでは俺の思惑通り驚いていた。

しかし、入店後は一貫して生意気だった。

日替わりのそばに加えて、なんと田舎そばも食べたいと言って、温冷両方のそば、加えて天丼まで注文しやがった!!

しかも、冷たい田舎そばが来たと思ったら

「すいません、塩をください。」

…????何をする気だ??

「田舎そばは塩で食べるとおいしいんですよ。」

…一体、何を言ってるんだ?

なんでそばはわさびと返しの効いたつゆなのかわかってないのか?

あれはわさびとつゆの香りが鼻から抜けるのが爽やかさがいいのがわからないのか。

しかも、このガキ、まだまだ生意気を言いやがる!!

これ、モンゴル岩塩みたいな塩だったら、もっとおいしいんですけどね〜

つくづく食通ってのはめんどくせー

しかも、老いていれば多少の貫禄で信じてしまうが、若いのがそば屋で好き勝手。

お前本当に早稲田か?むしろ、「いけ好かない感じ」が慶應義塾っぽいぞ?

「青二才さんも、試してみてください。オススメですよ」

舐めるなよ若造。

往々にして食通気取りと、偏食家と味覚音痴は訳の分からない食べ方を考えつく。

そして、それはあんまり美味しくない。

そのことを今から証明してやる。

「そば本来の香りが…何にも妨害されず、鼻から軽やかに抜けていく。」

「そうなんです。だから、僕は田舎そばはつゆを使わないで塩で食べるんです」

「うまい…ぞ?」

「でしょ、でしょ♪」

なるほど…「そば」を味合うならこの食べ方はありだ!

確かに、この食べ方は新境地だ!

そして、お会計を終えて写真を撮影。

「三沢さん、写真いいっすか」

そして、この写真である。

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…このままではたたき直したことにならない。

僕は山賊そばの大盛りと、田舎そば半分を平らげてお腹いっぱいだったこともあって、歩くことにした。

…川崎の極意を教えるなら、そば通だの食べ歩きマンだのと名乗るなら、川崎の極意を教えねば…。

僕は彼を堀之内に連れて行く事にした。

食べ歩きの基礎を川崎と五反田で学んだ食べ歩きマンとして言いたい!

『美味しいお店はいかがわしいお店の近く…一本挟んだ通りや歩いて3分圏内にある。』

…川崎市役所の裏側が面白い街なんだ。

日本一「その手のお風呂屋」が多い街でもあるけど…その近くは店員さんや風呂あがりに利用されるいぶし銀な飲食店も並び立ってる。

その辺をあますところなく散歩することにした

…ちなみに、二人で通るのははじめてなんだが…俺一人で来るよりも明らかに客引きから声をかけられた。…なるほど、そういうことなのか…。

ついでだから、反対側…チネチッタを突っ切ってさらに歩いたところも散策。

どのへんかというと…まずは、「三三七」や「とんかつの百万石」がある通りを「らーめん 勇」のあるところまで進んで…勇を見つけたら次の曲がり角を左へ。

そこから、2・3分行くのだが…問題のお店が軒を連ねるまでは、古い居酒屋やどう見ても民家なのに旅館を名乗る不思議なお店が見えます。

その時にはじめて気づいたけど…昼間に行くと「黒塗りの高級車」がやたらと広い車庫に入っていく建物があったり、その建物に向かって徐行運転しながら辺りを睨みながら…なんてことがあるので、できれば通らないほうがいいかも。(夜は夜で昔ながらの居酒屋のおばちゃんに雑かつフレンドリーに呼ばれちゃうんだけどさ…。)

何も、いじわるでやってるわけじゃないんだぜ?

ラゾーナ川崎とかチネチッタみたいな「表の川崎」じゃない川崎を大学生に社会勉強として叩き混んでやったほうが、おいしい飲食店もわかるし、面白いと思うんだぜ?

俺はこう見えて教育熱心なんだぜ?メンタル的には範馬勇次郎なんだぜ?

…でも、彼はなかなかタフな若者だったんだぜ☆

仕方がないから、最後の試練として川崎大師に向かったんだぜ!!

川崎大師?いや、川崎大師駅まで来たら例の神社でしょ!

というわけで、例の神社に連れて行く事にしたが…まずは順当にお大師さんから。

普段は4時に閉まってしまう川崎大師だが…なんという強運。1月中だから4時を過ぎてもガッツリやってる時に限って彼は俺に案内されてはじめての大師を漫喫。

大道芸にお金を払い、テキ屋で七味唐辛子を買い、おみくじを引き…完全に川崎大師を満喫。しかも、この後バイトに行くそうで、バイト先のために飴まで買った。

こんなに楽しんでますだ。

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…ぐぅ…イマドキのどころか、すごくいい若者じゃないか。

だが、スマーァァァトなだけではこれから俺が用意した試練「例の神社」は乗ぉぉり切れんぞ(cv.若本規夫)

…さぁ、俺が用意した試練を乗り切ってみせろ、エリート坊やww

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なかなかやるじゃねーか!!

用意した試練をいやがるどころかノリノリでこなすとは思わなかったぜ。

…とここで、いい時間になったので、川崎まで送り届けて解散することにした。

楽しかったよ。サンキュータッケ

彼がおみやげに持ってきてくれたおそばです。袋麺の研究もしてるそうで、その彼が選んだそばなので、オススメですよ。

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