別に勉強とか運動みたいな仰々しいことじゃなくてもいい。
例えば、洗濯物を干すこと。食べた食器を洗うこと。時間通りに起きてゴミを捨てること。そんな些細なことでも「やったほうがいい」がわかってても、みんながみんなできてるかというと…できてない。
忙しいからできてないと言い訳する人もいるだろうし、事実そう思ってた時期は僕にもあったんですが…暇になってもできないことはできないし、一度かったるくなると1ヶ月とかそのぐらいの単位でやらなくなるんですよ。
できることがわかってる人が学び自体がめんどくささとの戦い
で、僕よりも才能や想像力がある人になると、大半の人は勉強とか運動に対して早い段階で「できすぎる」んですよ。
そうなると「誰かに勝つ」「何かをできるようになる」みたいな競争原理が働かないから自分自身が抱くめんどくささと戦うこと割合が増える。
そこまで行ってしまった人にとってはもう、食べた皿を洗った方がいいことと、もっと勉強した方が成績が良くなることの価値があまり変わらなくなる。ことの大小とか競争原理とかそういうものがそもそも(関心が、ヘタすると必要性も)ないから。
大人になると、誰しもがその「めんどくささ」との戦いになるんだけど、本当の天才は最初からそことしか戦ってない。そして、「やればできる」という言葉の危険性や無鉄砲さ、「やる」ことの大変さは彼らから教わった。
最近、それをどう克服しようか悩んでる。
思いつく範囲の「めんどくさい」との戦い方
これ、僕の場合だから、参考にならない人もいるからね。
大目標と小目標の二段構造にする
よく言われてるやつ。
例えば、僕は「ブログの収入をちゃんと並に働いている人ぐらいまで上げたい」。
この時に、マメな人やはじめからぶれない目標がある人は「中目標」も作る。
それはアフィリエイトで成し遂げるのか、文章力を買われてライターになるのかを考えて特化させるか…とさらに考えて、直線距離で目標を成し遂げる。
最近だと、やぎろぐ氏ファーレンハイト氏がその典型 。
ただし、中目標をきめるやり方は大きな目標を成し遂げるために一番いいものを選ぶため、「続ける」ことや毎日やることと一致しないのが弱点。
だから、今回の「めんどくさいけどがんばってやる」とはちょっと合わない。
ブログで人気が出たり、病んでしまってブログ以外のことができない人間だった僕はあまり中間の目標を考えずに「ならアクセス・毎月の広告収入は必要だから、できるだけ毎日ブログを書こう」という小目標があって、ブログが5年ほど続いてる。
あまりにもうつがひどくて長文を書くと頭痛がした時期を除くと5年続いてる。
すごく遠回りではあるし、結果はすぐに出なかったけど、ブログに対して「めんどくさい」と思ったことはない。書けば目の前の広告収入にはなるから。
お金儲けだけが目的ではないが、しんどい時を押して書くようになったのは広告収入が毎月振り込まれるようになってそのことにやりがいを感じてから。
好きだからやる・やりたいからやる
めんどくさいことの中でも好きなことを選んでしまう。
例えば、僕は狭いキッチンでも差し支えなく使える・洗い物も少なくて済むフライパンで料理をつくるのが好きだ。
だから、「ごはんを作る」ことを考えたら、次に「フライパンでできるものがいい」と思う。
ただ、この方法は弱点もある。
ブログの時に「お金が入るから」という理由を出した。だが、単純にブログが好きだ。でも、「好きだから続いてる」と言わないのは、「好きなだけでは気分が乗らない時・体調が悪い時まで必死になって書かない」から。
でも、書けばお金がもらえる/書かないともらえないみたいなプレッシャーを感じると体調悪くても書く。お金を目標設定にしてなかったらこうは行かなかった。
好きなことはやる気がある時、条件が揃った時にしかやらない。
たとえば、お腹と背中がくっつきそうな時は自炊どころじゃないから外食する。
だから、「好きなこと・楽しいことだからやる」はめんどくさいの克服としては弱い。
楽をするために率先して苦しむ/小さい成果(楽)ができる努力をする
最近取り組んでいる、筋トレがこれかな…。
筋力トレをすると、ブログを書くのが楽になる。疲れなくなる。
筋トレは大きな目標を成し遂げるぐらいの量…例えば、痩せる・タフになる・モテるぐらいにしようと思ったら…とてもしんどく、時間もかかります。
しかも、単純作業でかつ痛いからあまり面白くはない。
想像してみてくださいよ?
いい年こいたおっさんが家の中で股関節を柔らかくするために相撲のシコを取ってるんですよ?
いい年こいたおっさんが股関節の前後の動きを柔らかくするために足を前に踏み出したり、直立にしたりを淡々と繰り返すんですよ?
いい年こいたおっさんが、寝転んで100回を1セットとする腹筋・30回で1セットの寝転び腹筋で内股を左右やって「尻が痛い尻が痛い」と一人で悶えてるんですよ?
何が楽しいと思います?これ自体は楽しくもなんともないですよ!!
それでも、できるようになったのは筋トレをから2日後、「ブログを丸一日書いてもしんどくない体」「2時間3時間の短い用事をこなして帰って来ても疲れない体」といった変化に気づいて始めて「よし、また筋肉痛が治ったらやろう」と続きました。
「これをすれば確実に生活や生きるのが楽になる」ことがすぐに分かることは頑張りやすいです。それも、「楽」が確実に一週間以内にでるもの。
例えば、「東大とか早稲田行けば、金も女もバカみたいによってくるから、他の大学行く10倍20倍楽だぞ」「美人とイケメンは人生イージーモードになるから、綺麗になろう」みたいな時間がかかりすぎるもの、どこまでが本当かわからない(正直な所、成果を確かめようがない・よしんば本当だったとしてもその時に本気でそう思って取り組めない)ものはダメ。
…僕も「一週間先に楽がしたい」「日銭のためなら無理してがんばる」はできる。
「同じか、半分ぐらいの文字数を芥川賞取るために半年かけて小説書くために費やす」とか「夢のマイホームのためにローンの頭金を貯金する」みたいなのは確実だとも思えないし、そもそも本当にいいことだと思えないからそのためにがんばれない。
あ〜そこがダメだなぁ〜。
そんなことだから、僕は「まともな社会」「まともな大人」「まともなネット」から排除されちゃうんだろうなぁ〜。「まともな人」になるための努力ってだいたい時間がかかることばっかりなんだもん!
そして、「やればできる」と人に言われても僕は「それ、本当ですか?」「それ、何日後に成果が出るんですか?」とか言っちゃうダメ人間なんだもんwww
ただ、ダメ人間と呼ばれ続けた彼が30過ぎてから、たった1つの番組で人生をひっくり返してしまうんだけどね。
のび太くんが起業に失敗して借金まみれになった話じゃないが、「すごい失敗・ダメっぷりを発揮する」のもある意味才能で、なんの才能もないやつは、実はいい方にもダメな方にも突き抜けられてない。
だから、ダメになれた時から、ミスターはもうすでに才能はあったんだろうなぁ〜
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ぼくが本当に見ていたのは番組でも、企画でもなく…生き様だったのかもしれない。
メルマガやってるよ〜ダメ人間だからやくざに日銭を稼いでますw