AV強制出演問題はあくまでも労働問題であって、女性の人権問題と混同するやつはまがい物!!

 

かれこれ3ヶ月前から賑わせていた、「女性達のAV強制出演」問題についての僕のスタンスを書く。

多分、世の中は「女性問題」として扱うだろう。

しかし、僕はこの問題は「女性問題」ではなく「労働問題」または、手続きを知らないまま重要な手続き・胡散臭いものと関わることに対する「泣き寝入り」の問題。

被害者が男性であろうが、女性であろうが許されるべきではないし、対処するための知識

 

 

 「ソースは伊藤和子」←マッチポンプだから1に数えない!

…まず、三ヶ月前に弁護士の伊藤和子がこの問題を「女性の人権問題」としてとりあえ気ている。

国連を悪用してAVやアニメ規制を図るフェミニスト人権屋の論理 –

しかし、伊藤和子さん自身はその手の人達のなかで有名なフェミニストで、限りなくデマなことであっても、アングラ社会の一部の人にしか当てはまらない話であっても、関係ない人をも巻き込んだ主語に置き換えて男性批判に結びつける話が多い人だ。

「秋葉原の街は未だに、児童ポルノと児童買春にあふれています」 

伊藤和子氏 vs 池田信夫氏 with 「日本の女子学生の30%は援助交際している」 

結論から言うと、僕は「伊藤和子ぐらいしか言ってないうちはこの騒動が本当にあるものなのか、それはどの程度まで浸透している話なのか」の判断を保留していた。

要するに、僕の中で「伊藤和子」は信頼できるソースに数えないし、数えるべきでもないと考えている。

これは、陰気なネット民の僕の判断だけではなく、当事者達もまた伊藤和子の論調には否定的。だから、なおさら懐疑的にならざるを得なかった。

人権屋によるAV強要キャンペーンをあっさり否定するAV女優たち 

…ここまで、念入りに

「伊藤和子は信用できない。あんなのマッチポンプだ」

「彼女がソースの場合は事実確認における【1】として数えない。」

とまで言うのは…そもそも、フェミニスト自体を信用していないからである。

特に、日本のフェミニストは「平等」ではなく、女性優位を目指してる海外から見れば、過激な人が多い。

ここにフェミ批判として有名な画像がある。日本でよくフェミニストを名乗ったり、人権派といわれてる連中の活動はどちらに見えますか?

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実名で被害を訴える記事の登場と、被害の内容

まず、吉田豪さんがインタビューした麻美まゆさんの記事。

泣きながら事務所を辞めたいと言っても、『AVに出なければ、辞めさせない』の一点張り。『やります』と言わなければ、その場から離れられないような状況で、本当に怖かった。私の気持ちを少しも理解しようとしてくれず、『なんで泣いてるの?』とまで言われ、〈この人は人の心を持っていない〉と、思ったほどです。

〈大人って汚い〉と思った瞬間でした」

 ……AV出演強要なんて有り得ないとか業界一丸となって主張する流れになってますけど、これはどう考えても強要ですよね?
彼女自身も「誤解を招くといけないので言っておきますが、この業界で、こんなひどい話はそうそうあるわけではなりません」とフォローを入れているとはいえ、確実にこういう事務所も存在するわけですよ。

無理やりAV出演させられた女優たちの証言|ほぼ週刊吉田豪

彼女自身も「全体の風潮ではないが、一部にはある」という言い方をしてる。

被害を訴える女性でさえ、伊藤和子さんとは大きく異る。

もう一個は「強制出演」とは違うが、騙されて被害にあったという種類のニュースも話題になっている。

松本さんはテレビ愛知でアナウンサーとして働いていたが、2014年に週刊誌で「現役アナAV出演疑惑」を取り上げられたことがきっかけで、同年に退社した。いわゆる素人ナンパもののAVで、当時大学生だった松本さんが男性器を模した飴をペロペロと舐めるシーンが映っていた。

(中略)

そのあと、承諾書のようなもの差し出されました。もちろん内容を読みましたが、アダルトビデオを連想させるような言葉はありませんでした。「撮影に協力する」というだけだったんです。だからは私は「あやしい」と思わず名前を書いて、承諾書も渡してしまった。

AVに映像を使われた松本圭世アナ「だまされる女性が悪いという風潮がある」 

これも、悪質ではあるが…伊藤和子さんが主張しているものとは微妙が違うんだよ。

男性が契約違反をされても問題、事務所に脅されても問題

「女性の人権」という言い方にモヤモヤするのは、男性の労働者も契約違反の労働をさせられて泣き寝入りしている話は山のように転がっている。

国民的アイドル「SMAP」でさえ事務所に脅されてたり、道理の通らぬことをさせられている。

「だから、問題じゃない」なんて言う気はサラサラない。

男も女も虐げられていることが問題なんだ「女性の人権」として取り上げるではなく、労働や契約の問題として、もっと言えば「ブラック企業」「法手続きを教育的に教える/簡素化して手続きの敷居を下げる」といった種類の問題

「女性の人権」のマッチポンプの人が「女性は虐げられている」といった種類の取り上げられ方をすることは、実際の酷い業者・被害者にスポットを当てたものではない。

はっきり言って迷惑だ!!

これが、「若者と悪徳業者の問題」と定義されるならもっと支持が得られる。批判が的を射ているし、本当に困ってる人からね。

AVだけの問題ではなく、芸能界、会社社会、法律の運用などの問題が…なぜか問題がすり替わってるのよねぇ…。

しかも、日本のマスコミはフェミニストが好きだから面白おかしく、「フェミvsAV業界」「被害者女性vs加害者男性」の構造にしたがるだろうね…もうすでにそうなってるようにも見受けられるけど。

どこにだって悪いやつはいるから「完璧にクリーンな業界」なんかない。

だからこそ、当事者が被害を訴えたり、泣き寝入りしないで済むような知識、手続きを簡素でスピーディーにする努力は必要。

そこに、男も女もない。

悪いやつは男でも女でも罰を受けるべきだ。

被害者が男であろうが、女であろうが、応援するし、救済するべきだ。
なのに、どうしてそこで女性の人権の話にすげ変わってる?

一部業界だけの問題になってる?

…この部分の違いをしっかり語れる人が、このニュースを扱って欲しいわ。

問題の本質はこっちだと思うんだけどねぇ〜。

女性問題とか社会進出とか言い出すと、「女の言ってることは全部正しい」「キモいとこ男(特におっさん)の言ってることは全部間違ってる」になるから怖いんだよね〜

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日本は手続き社会。手続きができれば救われるけど、本当にピンチに陥る人は手続きできるほど頭が良くなかったり、手続きの必要性を知らないほど経験不足なのよねぇ〜

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お先に、青二才します。

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