貧乏人の家は物が多い理由を教えてやるよ

貧乏な私が言うのもなんですが…貧乏人が貧乏になったり、お金持ってる人でもキープできないだろうなぁ…と感じる2つの共通点があるんじゃないかな?

…と、最近いかにもな人や自分が無駄遣いしちゃった時に思うのだ。

 

 「もったいない」の使い方を間違ってる

貧乏人の家に物が多い…とは書いたが、マキシマリストな感じに多いのではない。

・スーパーのレジ袋が多かったり、

・捨てて新しい物を入れ替えたらいいようなヨレヨレの服を捨てられてなかったり

・ゴミの日にキッチリとゴミを出すだけの規則正しい生活ができてないから、ゴミが多いか、1つにまとめるスペースを確保してないから散らかって多く見える

タダか、ゴミ同然かで手に入るようなもので溢れかえってたりする。

家から数キロ離れたところにいわゆる「ゴミ屋敷」なるものがあるが、その屋敷で目立つのもやっぱりスーパーの袋とか100円ショップで手に入りそうなやすそうな雑貨なんだよ…。

「まだ使えるものを捨てるのはもったいないじゃないか」

と言われそうだが…むしろ私はこういいたいね。

「いやいや、スペースがもったいないですよ。人間に管理できるモノの数なんか、金持ちでも貧乏でもそんなに変わらないんですから」

もちろん、お金があったほうが家は広くなって、多くのものが変えるようになるよ?

でも、1年のうちの一日が長くなるわけでもないし、胃袋が大きくなるわけでもないんだから、着る服の量・食べるご飯の量は変わらない。

だから、「質」は変わっても、「量」を変える必要はない。

もちろん、必要な量までは増えてもいいと思うよ?

「靴が2足だと、すぐダメになるからいいものを長持ちするために5足ぐらいローテーションで使いたい」

「一日一食だとドガ食いするしかないので、朝に軽食を一食、果物を少し食べたい」

ぐらいなら増えていくとは思うよ?

…でも、別にお金ができたとしても、量ばかり・いつも使ってるところにばかりお金を使い続けてるうちは、ダメさ。

「いいものを長く」にシフトしていかない人はいつまでも貧乏

先日、YouTubeで清原の現役時代の豪遊っぷりを見た。

その時の再現で珍味・希少な食材だけで構成された30万円のコース料理を食べている動画が流れていた。しかも、アスリートとは思えぬ驚くほど不健康な食事。

流石に、毎日は食べてないと思うんだけど…悪趣味だね。

食べ物だけではなく…服の方も。

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…人にはちゃんとした教育が必要だ。

お金を稼ぐ能力も大事。同時に、「稼いだら、どう自分の生活をバージョンアップさせていくか」を教えたなきゃこうなる。

初老の男性「究極のふりかけは削りたての鰹節である」

最近、美味しんぼでいかにも描かれそうな話が、俺の身の回りであった。

近所の蕎麦屋で聞いた世間話の中に

「昔は、鰹節の削り機で削ったものを使ってて、その時の味が今でも忘れられないから、鰹節削りを買おうか本気で悩んでる。この間、鰹節のお店の前で嗅いだ強い鰹節の匂いが忘れられない。」

という話を小耳に挟んだ。

嬉しそうにネットで削り機の値段を調べたり、昔食べた味の話をしていた。

豊かさとはそういうこと。

子どもの時にいいものを食べたとか、それはお金と手間暇を少しづつかけてあげればできることだとか…すごそこに落ちてる小さな幸せ。

確認のため調べてみると、ヤフーショッピングで相場3000円ほどした。

鰹節削り器の通販 – Yahoo!ショッピング

…で、固まってる鰹節も当然、ちょっと高い。買えなくはない金額なんだけど…初期投資5000円ぐらいからがスタートだと考えると、ちょっと負担なのよね…。

これ、飲み放題に入って大学生みたいな飲み方しかできないおじさんが、年齢に見合ったあった量・質のお酒を嗜むときにも、やっぱり良い居酒屋の目安は一人5000円。

「おしゃれに安い服を着こなす」みたいな趣味でも、やっぱり壁はそのぐらいの金額になっちゃうから…服に興味がない人はそのお金が惜しくてよれたシャツを使っちゃったり、するんだよね…うん。

ちなみに、オタクがよく買うアニメのDVDやゲームの新作も結局5000円前後が目安。(近年インフレ気味だけどね)

「貧乏でも興味があれば、出せるし、生活を豊かにする。

けど、できるだけ使いたくないから興味が無いことにはこの出費がひどく重たく感じる。

そのラインは5000円(多く見積もっても1万円は行かないぐらい)」

言い換えると、1食に30万円を使う人よりも、バランスよく色んな事に月5000円ぐらいづつ使える人の方が、生活の豊かさが蓄積していく。

「そんなの男らしくない。男気を感じない」

とか、頭の悪そうな人に言われる前に言っとくけど…必要のない犠牲にお金を使うだけの見栄っ張りな男気は、ただのバカだぜ?

ついでに、僕は男気じゃんけんも死ぬほど嫌い。

遊びで?楽しいと思って?の感覚が理解できない。

…犠牲を払って郷土愛を貫いた黒田を「男気」と讃えるカープファンはわかる。

でも、清原の成金ごっこと、石橋貴明が作った男気じゃんけん文化は何かを残るかい?

だから、52億稼いでも、何も残らず使いきったんだろ?

いつまでたっても発想も、使い方も、オツムも貧しいから。

そして、それは清原のようなアスリートもそう。

宝くじに当たって急にお金を持った人もそうだ。

結局、お金を持つとか持たねーとかそんなことじゃねーよ!!

貧乏脱出とか言って愛を差し伸べるとか、述べないとか…そんなレベルじゃないよ!

だって、お金を持ち続ける発想・心・体力がないヤツはそもそもお金にも、贅沢にも周囲の人間にも愛されないんだよ!!

貧乏も大変だが、金持ちが金持ちたる理由、豊かで幸せそうな生活も大変。

でも、浮世では「上から目線」ばっかりを叩く風潮。

いやいやいやいや。発想が貧しいやつ、何がもったいないのかをきちんと理解できてない奴こそ叩かれるべきでは?戒めるべきでは?

と、自分にそう感じることがあったから、僕はこれを書いてるよ。

この映画では貧乏人役者と金持ちのワルが入れ替わってしまう。その結果、貧乏人が金持ちの家に住むんだけど…そ結果として部屋が散らかったり、金の使い方があまりにもお粗末すぎて簡単に貧乏になる。貧乏な人はお金があるとかないとかじゃなくて、もう金の使い方からして貧乏なんだと思い知らされる1作

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僕に、金を持つこととは何かを教えてくれたのは意外にも教えてくれたのはサイバーメガネさんなんだよね…。その時の経緯がここに書いてあるから良かったら読んでね。

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