もし「1時間程度で終わる短めなゲームの中でベスト5を選べ」と言われたら、僕はこのゲームは絶対入れる。
シンプルで面白いし、難易度もそんなに高くない(かとって簡単すぎない)絶妙な塩梅の良作だから 。
・概要
とある王国のやたらと喧嘩っ早い姫様が、自ら戦線に立ったり、資金集めしたり、お供をリードしたりしながら王国を守るお話。
魔物から人間まで色んな敵が攻撃してきたり、逆に中身になったり…短いゲームですが、ストーリーの中に複雑さやドラマがあって面白いです。
簡単なゲームの流れとしては
敵が画面右側からくるので、左側に自分の操作キャラを置いていく。
画面下に、集めたリソースが表示される。条件通りのモノを揃えると傭兵を設置できる。
傭兵は10種類。
魔法使いも巫女もアウトローもいるよ〜。…が、とりあえず序盤は魔法使いがオススメ。
敵の進路を塞ぐ形になってるとなお素晴らしい。
そして、ゲームを進めて行くと主人公3人組以外のキャラの会話が、画面下に表示されることがある。
…こんな感じでゲームが進んでいきます。
ダウンロードはこちら
ふりーむ とある王国の姫様とお供達の防衛隊
夢現 とある王国の姫様とお供達の防衛隊
お弁当のご飯に梅干しや海苔が乗っかってるぐらいの当たり前さ
…特にこれといって語りたいことがない「レビュアー泣かせ」なゲーム。
良くも悪くも手堅いゲームであり、王道なストーリーであり、難易度も難しすぎず簡単すぎない程よさでまとまっているから「熱く語りたくなるゲーム」でもない。
むしろ、その気軽さ・敷居の低さがいいゲームだからこそ、語りづらい。
ごく自然に手にとって、ごく当たり前にプレイしている。
…そういうゲーム。
クリア自体は難しくないし、すぐに終わるし、特にアナザーストーリーもない。
でも、何度も何度もやりたくなっちゃうぐらい、フィットするゲーム。
…感覚としては、ソリティアとかマインスイーパーをやるぐらい当たり前にやっちゃうようなゲーム。
アレって、いいとか悪いとかじゃなくて、もう「そこにあるから」するものじゃん。
それこそ、お弁当の海苔や梅干しのような当たり前さ。
海苔と梅干しは好きとか嫌いじゃなくて、もう付き物じゃん。
「ないとないことに疑問を持つレベル」の、存在感というの?
そのぐらい、普遍的な所、気軽で楽にプレイできるところを捉えてるゲーム。
だから、より多くの人にやってほしいとは思いつつも…のり弁や梅干しは、一周回って勧めづらいんだよなぁ〜。

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