ハゲ子さんが、大学生ブロガーに言及してたけど…あまりにも雑かった。
最新の「自称プロブロガー(無職)」に見られる20の傾向 – Hagex-day info
そんな雑なウォッチのままアップしちゃうから、kanose・ostune両名に1ランク劣ることが暗黙の了解になってんだよ!!このハゲ(※名前)が!!
何がはてなの月だよ!!(小島アジコ「はてな村奇譚 68」より)
女子高生にこびてスポンジボブ使っても、脳みそが石頭で本質が見えてねーんだよ!
※大学生ブロガーさんが分からないであろう古参同士の殺伐*1を挨拶代わりにかましました。古参についての解説は後でします。
まずは、大学生ブロガーの5つの特徴をどうぞ。
1、大前提「普通に優秀」な秀才が多い。
昔はブログやっている人はかなり変な人が多かった。しかも、オタク文化かじってるのが当たり前だったり、頭がいい人になると、哲学や文学の教養が当たり前にあったりするせいで…「わかる人にしかわからないディープな世界」だった。
でも、最近の子は
「早稲田なんだけど、俗物。テレビ番組好きだし、彼女も3人目だしw」
「早稲田なんだけど、学歴よか私の運動神経見てよwww」
「東大生なんだけど、50円で一日を売っちゃうよwwww」
みたいな子が出てきた。
変だとしても「変のベクトル」が芸人的というか、オープンなんだよね。
昔の人はもっと作家的・学者的に…つまり、ムッツリに変だったわけ。
低学歴な子は少なくて、高学歴な子がどんどん前に出てきてブログやってる。
まず、ここが大前提。
2、今の子は「教育からできた優秀さ」で、昔のは「狂人の積み重なった狂気」
僕の読者さんやファン、複数名から
「学歴とクリエイティビティは関係ない。道無き道を築いてきた青二才さんのような人の魅力は、今の大学生ブロガーにはない。彼らがお金やアクセス数で青二才さんを超えてもそれは揺るがない」
という嬉しい褒め言葉を頂いたことがある。
…これ、あながちウソじゃないと思うのは…ブログを教えていると、優秀なんだよ。
戦略を作ったら素直にその通りに実行してくれるし、
体系的に教えなくても、感覚的にブログの見え方を指摘したら、うまく対応する。
その適応力・柔軟性がとにかく高い。
だから、形にするまでが早い。
上手い子だと創設3ヶ月以内に10万PV超えしたり、1年以内にマネタイズしたり…結果を出すことにしては「狂人」よりも圧倒的に早い。
でも、次のような欠点もある。
・学ぶ材料に頼り過ぎるあまり元ネタを超えられない
・教わりたい教科書が見つからない場合、教科書を読み間違えてるうちは成功しない。
・1から積み上げてきたモノではないから、二番煎じゆえに同じようなサイトでもっとうまい所があるとすぐに負ける
狂人は作り上げるのに時間があるし、時代の波に飲み込まれた人も多い。
でも、狂ってる人の魅力は、命がけに自分を捨てて出してるから、伝説を生む!!
世間的に、ビジネスとしては今の学生の方が優秀。だから金銭的・アクセス数的に成功する。
でも、ブログを芸能として見るならば、狂人の足元にも及ばない。
3.だから、記事の中身が伴う前に世の中を舐めた発言・態度を取ってしまう
昔、インターネットでは中学生を「中坊」と小馬鹿にしてきたが…最近の中学生は物腰低く、おとなしい子が増えたので…今最も嫌われてる世代は「大学生」にシフトしたと思う。
というのも、大学生活の楽さで人生を舐めてる人は多い。(僕もそうだったけど)
今や人生で二番目に辛いイベントになった就職活動についても、「狂人」でなくなおかつ高学歴な彼らは余裕でクリアしてしまうから大学時代はユートピアでしかない。
大学在学中にお金を稼ぐ大変さを知って「在学中に仕事を見つけられてない」低学歴大学生はまだ多少のコンプレックスが残ってるけど、いいバイトが回ってくる高学歴学生はそれもない。
それどころかブログで稼ぐすべまで覚えちゃった日にはもう、人生への舐め方が…それはもう、すごいことになる。
そのテンションで発言してるから大学生以外からは反発を招く。
しかし、彼らはバズることと炎上することに区別がないから「すごくね?すごくね?」と中身の薄い記事・舐めた態度が伝わった記事が炎上しても、ヘラヘラしてる。(そこが更に嫌悪感を煽る)
でも、考えてみ?
大学在学中ほど人生が楽なことなんかないじゃん?
オレですら、若い女の子とアレコレできてた時期なんだぜ?
よっぽどの貧乏学生・苦学生を除けば、いいことない大学生活送ってるヤツは、ボンクラか、人間向いてないよ!(カッパかなんかにジョブチェンジした方がいいYO!)
恥の多い人生を現在進行形で生きてる僕が言うんだから間違いないよww
大学生活が充実してるぐらいで調子こいてんじゃねーよww
23・24・25辺りが一般論でも厄年であり、僕自身も諸先輩や資本主義にボコボコにされて人生で一番つらい時期なんだよ!そこで辛い経験してるかどうかが「大人かどうか」の差を分けてしまう。
そこを乗り越える前の肥大化した態度で、君らよりも昔から頑張ってきた人をディスったらそれはキレるよね?
わかろう?つうか、わかれ!(挫折と絶望に打ちのめされた26歳狂人の咆哮)
4、技術が伴わないくせに、彼らの感性が多数派だから、ヒットするラインを捉える
大学生ブロガーが成功した理由は…すごく単純に、「アドセンス単価のいいジャンルの話ができるから」なんだよね。
だって、僕を含めたオタクなブロガーは「ニッチなものを知ってるほど強い」みたいなプライドもひねくれも知識もあるけど…今の若い子はそういうこだわりがない。
こだわりのなさは「中身のなさ」にもつながってくるけど、同時に「みんなが盛り上がれるネタ」を拾いに行くのはオタクよりもずっとうまい。
例えば、僕がブログを教えた子は洋服の話、恋愛の話、テレビ番組の話全部できる。
僕は狂人でかつ、狂っていく過程のストレス太りで「洋服の話」はできないし、テレビは深夜番組の話に限定されるし、恋愛の話も「軽くて読みやすいもの」は作れない。
ビジネスの話だって、早稲田や東大のゴールドパスがあって、行くべきところに行けば、お話を聞かせてくれる人の質は、他大学よりも上がる。
一方で、僕はネットニュースから時事ネタに便乗して記事を書くことしかできない。
…もちろん、全部有効活用することは難しい。
でも、ポテンシャルがぜんぜん違う。
僕の得意分野はというと…
うつ病の話
フリーゲームの話を含めたオタク系全般
限りなく内輪もめなネット上の小競り合い
俺の得意分野は全部単価悪いんだよ!
しかも、関連商品も勧めにくいんだよ!!
そして、僕と同じようなことで盛り上がってる2014年以前の昔気質の狂人なブロガー達は根本的に「マネタイズに向いたサイト」が作れてない。
オレがなんで、恋愛の話・メシの話を増やしたか、わかるよね??
しかも、俺の場合、書けるネタが金にならず、書けないネタがお金になるから日々、学びですよ。デザインだけじゃなくて、書くために勉強勉強だよ。
その過程で発揮する狂気が、ドラマや伝説を産むから何をやっても僕がやれば、一部の人は必ず応援してくれる。
だけど、そのドラマ・キャラクターを作れてる大学生ブロガーって「りょーすけ」と、「エアロビお姉さん」ぐらいで、他はドラマはおろか…キャラも弱いじゃん。
5、順当過ぎてキャラとドラマが弱い
ブログ自体の作り方をやぎろぐ・イケダハヤトなど既存の成功モデルに寄せすぎた結果、大多数の大学生ブロガーは根本的にブログ自体が持つキャラクター・特徴が弱い。
また、僕のように狂ってるわけじゃないし、記事ネタからしてバカがバカなりに勉強しながらうまくなっていくような部分もない。
だから、顔写真を出そうが、プロフィールを出そうが、見てわかるような変さがあっても…「狂ってる人」に比べたら個性なんかないわけ。
ブログデザインは学んでうまくなっても、記事の方は学ばなくてもウケてしまうせいで「どんどん上手く書くために勉強していく」ようなドラマ性がない。
また、ブログどころかテキストに固執するタイプの人達でさえないから、文章もうまくなるために推敲するとか、リライトするとか、より高度なものを書くとか…そういう願望や変化も少ない。
のらりくらりとしてるからこそ、いい意味でも悪い意味でも個性が出てこない。
…こんな感じです。
Hagexさん、マスコミ関係にお勤めなんだから、雑なこたつ記事なんか書いてないで、スキルの違いを見せつけてくださいよw先輩。
あなたのようなパイセンがみっともないから舐め腐った跳ねっ返りが増えるんですよw
以上、「現場」から大学生から見たらオッサンと言われる年齢に入った、三沢文也がお送りしました。
ディスりすぎたお詫びに、Hagexさんの著書を宣伝しておきます。
今回は雑だったけど、大抵は緻密にネットをウォッチしてるからこそ記事の大量生産、下調べに裏打ちされたネットバトルを見せてくれる実力者です。
はてな系ブログの権化みたいに言われてる僕が「僕よりもはてならしい人」を挙げるとしたら、Hagexさんとfujiponさんの2人だけです。
そのぐらい歴史も長い人だし、今も昔も知り尽くして時代と共に歩んできた人です。(パイセン、こんなもんでいいッスか?)
・関連記事
ブロガー新年会に参加して「【はてな】はもう死んだ。」と思った話
大学生ブロガーと初めて交流したのはこの時でした。
『最近の若者』の喝をいれるべく、川崎の極意を叩き込んでやったw
大学生ブロガーとここまで歩いてきてるから、古参の中では一番理解があるんだよ。
*1:と書いて「ランデブー」と読んで欲しい