鈴木さんがこんなことやってた。
2016年 amazonアソシエイトで売れた本 ベスト10 – 鈴木です。別館
サイトのカラーが鮮明に出ていて、いいランキングだと思った。
だから、僕も同じランキングを作ることにした…が、マンガ中心の僕の場合「シリーズ」と「1冊辺り」で売れたものが微妙に違う。
だから、うちは「1冊辺りのベスト5」とは別に「シリーズで売れたものベスト10」も紹介しておく。(シリーズで売れたものをベスト10にするのは上位が重複しているため)
2016年最も売れたものベスト5
本であれば、マンガやノベルの1冊辺りの売上。DVDなどメディアミックスを含めないでランキング。
5位からどうぞ。
5位、忘却のサチコ
スピリッツが誇るグルメマンガの1巻がまさかの5位!!
一時期、マンガワン上で無料で読めた時期に一話の食リポを読んで感動して
「ブログで食リポをやるときには、このマンガの1話のこのかき回しを参考にするといい。その部分の書き起こしとどこがいいかを解説した記事を書いたから良かったら読んでね」
そんな記事を書くほど気に入ったマンガ。
マンガとしての魅力は…「食べ物の美味しさを的確に伝える表現力」であり、「一食一食の(それが無性に食べたくなるまでの)ドラマ性」でしょう。
別に孤独のグルメみたいなお店の情報もないし、美味しんぼ的な読むと知識がつく…みたいなものもないんです。
ただ、表現力のせいで…なんか無性におなかがすくんです。
そして、食べるまでの「今日は絶対これなんだ!」というドラマのせいで…無性にそれが食べたくなるんです!!
3位、リィンカーネーションの花弁(タイ)
才能をテーマにした能力バトルマンガ。
たまたま、1話を試し読みした時に「己の中途半端さから、他人の才能に嫉妬してる(でも努力しながらもがいている)主人公」というすごく共感できるキャラクターを見て、一目惚れして購入。
そして、それをレビューした所、おかげさまでなかなかの売上げに。
マンガ「リィンカーネーションの花弁」の偉人達の異能力バトルがアツい!!
ちなみに、1巻の購入数も多かったのですが、シリーズ単位でまとめ買いしてくれた人が多かったので、僕と趣味のあう人がこのブログを読んでくれているような気がしてすごく嬉しかったです。
3位、ぼくは愛を証明しようと思う(タイ)
ご存知、恋愛工学の聖典(?)である「ぼく愛」がまさかの3位。
2015年の年末〜2016年の前半ぐらいまで「恋愛論研究」を個人的なテーマとして二村ヒトシや藤沢数希を読んだ。
本を書いた人が悪どすぎてついていけなくなって、研究をやめたんですが…その際に、自分の備忘録を兼ねて作ったのがこの記事。
本書が小説だったから、
「シーン別に使えるものがあったら、恋愛工学の利用者は喜ぶだろうし、議論するネット民も話の種にしやすいだろう」
と考えて、実体験などを交えつつ、本書で言われている理論をシーン別に再構築しなおした記事。
「小説としての設定がどうしようもないから、原作の小説は買わなくてもいいよ。」
と言ったのですが、結局は皆さん買ってしまいました。
2位、服を着るならこんなふうに
「ファッション音痴だけど、ファッション指南書を買うのは恥ずかしい」
という人におすすめしたい、基本の「き」から教えてくれる上に、キャラクターがかわいいファッション指南マンガ。
マンガの魅力としては「今すぐにでもできる気軽な基本」がたくさん書かれていること。
「ファッションはセンス」なんて言われがちだけど、ちゃんと「理論化された技術」に落とし込んで、説明してくれている。
あまりにも良すぎたので、レビューを書いた。
「服を着るならこんなふうに」と言われてもわからない人にこそ、このマンガを読んで欲しい
すると、1巻どころか2巻・3巻と続きも買う人が続出。
恋愛工学のもそうだけど…うちのブログに限って言えば、「オタクが恋愛やファッションに興味が無い」というのは嘘だと思いました。
1位、真亜ちゃんは今日も家にいたい
堂々の1位はうちのブログが紹介するまでほとんど話題になったことがなかったマンガを僕のレビューで大きく話題にしたこの作品。
このマンガはですね…
「知らない世界に連れて行ってくれる」作品という異文化紹介マンガであると同時に、
「いい意味で共犯関係を楽しむ」夫婦ラブコメなんですよね…。
前者は普通に読んでいても、後者は僕がこの作品を読んで面白かった理由。 そこを突き詰めて、
「アウトドアだけでもインドアだけでも楽しみきれないけど、その二人がいい意味で共犯関係になって外に飛び出していく…という化学反応が好き」
というスタンスでレビューを書いた所、僕のマンガ紹介の中では一番ヒットしました。
「真亜ちゃんは今日も家にいたい」けど、やっぱり彼氏に連れ出される
ちなみに、この本は秋葉原のとらのあなで見つけました。
少なくともとらのあなで買ってから1ヶ月…Amazonではレビューすら1つも書かれていない状況だったから、Amazonや街の書店なら買えなかったろう。
他の大手書店でもこれがキチッと発見できたかは微妙…。
そう考えると、本当にいいモノ・ダークホースを見つけたかったら、敢えて秋葉原まで…秋葉原都まで言わなくてもとらのあななどのオタクショップに足を運んで見るべきなんだよね〜。
売れたものランキングベスト10(シリーズ編)
重複があるから1位から…いや、違うな4位から発表。
ちなみに、1位は
・リィンカーネーションの花弁
・服を着るならこんなふうに
が2つランクイン。(同じ売上金額的に言うと、マンガのサイズの関係で、「服を着るならこんな風に」の方が大きいから1位はこれになるのかな…。)
3位は「真亜ちゃんは今日も家にいたい」。
これは1巻しかないけど、売れ方が爆発的だったせいでまさかの3位!!
そして、6位は忘却のサチコ。1巻以外も少し売れてたので、ランクイン。
では、いってみよう!
4位 アオアシ
意外にもレビューが検索上位にきて、なおかつ安定して買っていく人がいたため、上位に。
毎週毎週楽しみに読んでることが伝わったのか、
・スピリッツのマンガなのにマンガワンで読めるように戻してくれたり、
・最新作も継続的に面白い展開が続いたり、
・書いたレビューは検索上位に入ったり…
このマンガについてはいいことづくめ!!
ちなみに、そのレビューがこちら。
マンガ「アオアシ」を読み進めるとサッカー選手はどこがすごいかがわかる!!
サッカーってフォーメーションがどうとか、フィジカルがどうって話ばっかりで、何を考えてプレイしているか…どこがどうテクニック・サッカー選手が何を普段練習してるかが報道・放送をみてもよくわからん。
だから、ワールドカップとかが放送されてても、どこに面白さを見出していいかが、少なことも僕の中ではわかんなかった。
そのわかんない部分にメスを入れてるのがこのマンガの良さ!
このマンガをきっかけにサッカーの取り上げ方が変わればいいのに…と思うぐらいに僕には面白い作品でした。
5位、この世界の片隅に
これが上位に入ってくれたのはすげー嬉しい!!
全巻読んで欲しいけど、特に映画と違いが鮮明に出てくるのは中巻から。
メディアの違いがそのまま演出の違いになっているので、マンガはマンガでじーんと来る。
セブンイレブンにも置いてあるところもあるけど…感動しすぎて立ち読みどころじゃない!だから、立ち読みできるところで見かけても、結局は自宅で読むことを推奨!!
ちなみに、映画のサントラも売れたからそれもここにカウント。
そして、売れるきっかけになったのはこのレビュー。
【ネタバレ注意】映画「この世界の片隅に」を僕は命あるかぎり、伝え続けていきたい。
オーバーなぐらい熱狂してるが、本当に好きな人は、感受性豊かな人は熱狂して語ってる作品だから、一度見に行って欲しい。
この映画はすごいよ!!
7位 爆球連発!!スーパービーダマン
なぜか、宣伝したわけでもないのに全巻購入した人がいたり、部分的に買った人が重なったので、ランクイン。
アマゾンアソシエイトには、こういう棚ぼた的な売上があるから面白い。
ちなみに、去年は棚ぼたでラブライブ!のDVDを全巻買った人経由で紹介料が入ったこともありました。
すごく助かってます。
ありがたやありがたや…
8位、ハッピーシュガーライフ
ちなみに、「僕は愛を証明しようと思う」と同じ8位タイです。
「ぼくは愛を証明しようと思う」もサイコパスだが、この作品は全く逆の意味でサイコパス。
愛情に純粋さを求め、むしろ純粋な愛のためなら何をしてもいいという方向で。
イラストやフレーズの破壊力が強いので、レビューを書くときにはスマホで撮影したマンガ本編や帯の「フレーズの強さ」を利用した作り込んだ。
「ハッピーシュガーライフ」ほど、本質的で正直な愛の物語を読んだことがない!! – かくいう私も青二才でね
ただ、作るのが遅かったのと、百合作品は競争相手が強いから高い壁を超えられず、内のブログではそこまで話題作りができなかった。
10位、出会って5秒でバトル
タイトルから違うものを連想する人がたくさんいたため、レビューが大ヒット。
「出会って5秒でバトル」しなきゃいけない状況でこそ、ゲーム脳が役に立つ!
主人公がゲーム脳的なオタクで、そのゲーム脳を活かした駆け引きが面白い作品。
途中まではウェブマンガとして原作者のマンガ(というよりもラフ?絵コンテ?)が公開されているのですが、連載最新作は作者がオンライン上に掲載していない新展開のパート。
新しい女性キャラが登場して三角関係気味になっていたり、強い敵と戦うことになって盛り上がってきたり…それでも、3・4巻ぐらいだからまだまだ今から読み始めても全然追いつきます。
マンガワン連載作品だから、ぜひともスマホで読んで追いついてくださいね。
…ランキングは以上です。
今年も、マンガや映画を紹介していくので、「これ!」というものをうちのブログで見つけることができたら、購入してもらえるとメンタル的にも金銭的にも嬉しい限りでございます(^○^)