こんなつぶやきが話題らしい。
外出中、駅前の小さなカフェで娘2人とランチに入店、オーダー後眠かったのか次女がママ〜とぐずぐず言いだすと、3,40代の店員が「子供の泣き声はうちの店NGです」と即刻退店させられた。店の雰囲気を見て入店したつもりだったが、まだまだ子育てしにくい社会である
— ふらいと13 (@doctor_nw) 2016年8月14日
躁うつ病で子どもの泣き声がダメだから、ファミリーレストランやマクドナルドに入りにくい、そもそも土日に外出しにくい僕みたいな人は喫茶店追い出されたらどこへ行ったらいい?
リーズナブルで静かに過ごせそうな駅前の喫茶店を重宝している僕としては切実な問題なだけに…思う所、言いたいことが山のようにある。
次はどこへ追いやられてしまうのだろうか?
純喫茶ですか?居酒屋ですか?会員制サロンですか?
子どもの泣き声を聞くとめまいや抑うつ状態を催す僕のような人はうちに引きこもってないとダメですか?
子どもを避けるために高いお店にしか入れない分のお金は治療費としてどこかに請求できないかねぇ〜。
あなた方の言い回しで言わせてもらえば「うつを直しにくい社会」だよ…。
クソみたいな言い回しだから僕は絶対に使わないけど。
そもそも、子育て世帯ほど社会が優遇しているものもないわけで…。
な〜にが「子育てしにくい社会」だ!?
むしろ、ファミリーがうるさくしてもいいお店、色んなお客に迷惑かけてることについて目をつむってる人、常に集団で行動する分だけ政治的商業的に家族や子持ち家族を優遇するサービスや政策が提供されてるあなた方が何いってんの?!
既婚者のほうが、収入があるのに税金的・政策的・商業的に優遇されてる状況を棚に上げて、何いってんの!?
あー女の人にはわかんない可能性があるから、データに出すわ。
男が鬱になったら、金銭面だけではなく、承認されることすら諦めなきゃならない。
まずは、このデータを見てもらおう。

お金が稼げないことは女性から無関心の対象なんだよ!!
「きっと何者にもなれない」と思われているんだろうねぇ…。
実際、体調悪くて寝込んでる時は「きっと何やってもダメだ」と僕自身思ってるけど。
そんな僕らは女性達にとっては「透明な存在」か、「ピクサグラム」扱いなのかな?
こってりとした文章をインターネットに投下し続けないと透明になっちゃうのかな?
うつに限らず、男が働けなくなること・仕事に制約がかかることは「リア充になる権利」すらなくなるんだよ!!
「選ばれないことは死ぬことなんだ」
と言った人がいたけど…男の場合は本当にそうだよね?
一方、女は稼げなくても交際や恋愛はできるので…「リア充(に見える状態)」にはなれる。…稼ぐことと承認されることのどちらかだけでも獲得することができる。
収入がないことが交際の不利になることには変わらないけど…明らかに女性の方がその弊害が少ない。

話を躁うつ病の自分と、自分に近しいケースの人の話に戻そう。
うつであるだけでも活動はおろか仕事や稼ぐことに制約があり、
女性からもホモソーシャルからも無関心やのけ者扱いで相手にされず、
それなのに、人混みや子どもの泣き声がダメだから、割高なお金を払って抑うつやしんどさをどうにか回避しながら、どうにかこらえながら生きてる!!
そういう人達にとって、家以外に数少ない外出しやすくお金のかからない場所が喫茶店であるだけに、僕としては「喫茶店で子どもがグズる権利」なんか認めると、その分だけ行動範囲が狭まって死活問題になる。
保育所を立てるなとか、ハッピーセット・お子様セットを出している子どもがいるレストランの話ではない。
大人が大多数の場所の話なのだから、流石に「どうにかして」と言わせて欲しい。
これすら通らないならいよいよ辛さしかない。
にもかかわらずだ!
社会的強者である既婚者様が少し嫌なことがあったぐらいで「子育てしにくい社会」とまで言い出すこと自体がびっくりだ!!
殆どのサービスが定価扱いで、独身だとレディース割も何もない男性から見れば、消費者としてファミリーや女性が優遇されてないとか言い出すこと自体がびっくりだ!
しかも、「子育てしにくい社会」と言った人ツイートしたひとりだけではなく、僕の母親も口酸っぱく「子育て世帯を優遇すべき」言っていた。
そのため、以前から「自らが優遇されていることにも気づいてない女性は実はすごく多そう」とは薄々思っていて…今回のことで確信につながった。
優遇されてることを当たり前の女性は不便さや疎外感に対する耐性が著しく低いし、それは時として論理的思考すら放棄させ、おバカな発言に結びつく。
そのことに対して、もっと怖さと慎重さを持つべきなんじゃないでしょうか?
ただ…うつの人より子育て世帯が優遇されるのは極めて合理的
1つ誤解されたくないこともある。
子育て世帯を優遇するのは商業的にも政治的にも極めて合理的だからこれからも優遇され続けるだろう。
というのも、うつの人を優遇しても子どもや旦那をお店や旅行に連れて来られない、友達だって体力的金銭的事情から少ないから、商業的には優遇されない!!
政治的にも1票しかないし、選挙運動に携われるわけでもない(精神疾患の度合いによっては投票日当日寝込んでいたり、一人で投票に行くことすら苦痛の人もいて、下手をすれば一人が1票にすらならない)んだから主婦層に比べたら優遇されないさ。
主婦は政治にも経済にも組織票を持ってる。
だから、主婦や優遇されるのは合理的なこと。
いや、既婚者ですらなくとも女性の方が交際経験がある人が多く、「ぼっち」という人種が比較的少ないのだから商業的に優遇されることも合理的。
だから、女性や子育て世帯を優遇することへのルサンチマンは一切ない。
ただ…女性も子育て世帯もその辺のことを理解してない人が多すぎること、彼女達が自分達の軽々しい思いつきのような発言が如何に低所得な独身男性を排除していくかについて自覚がなさすぎる。
そのことについてずっと怖いと思ってる。
自分が心を病んでからというもの、貧困も子どもが育てられないことも、ダサいオッサンのまま死んでいくことに対する「リアリティ」を帯びてきた。
その時、頭ごなしで無責任な既婚女性の発言・そんな無責任な発言すら優遇してしまうフェミニストを装った男や、正しさよりも利権を優先する為政者や商売人が怖くて怖くてたまらなくなった。
あなた方の気まぐれな一言で、こっちはお釈迦!
あなた方は像。こっちはアリンコ。
あんたらが気を使ってくれなきゃ、踏み潰されるのはいつもこっち。
お気に召さないことを書いてる自覚ぐらいありますよ?
でも、どうせ僕は選ばれないから…。
やさぐれてもやけになっても、もういいんですよ…。
幾つか言い回しを引用した。
病んだ言い回しやグッと来るコピーが好きな人は良かったらどうぞ。
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半分ブラックジョークで貼っとく。世の女性から大顰蹙なナンパ本の副読記事。
まぁ、ナンパもクソもないほど病んでる僕には関係のないお話ですけどねぇ〜。