最近、登山にハマってまして…この間、3人で20キロ登山を敢行してきました。

20キロもあると、丸一日同じ人といたから、色んな話をしたのですが…
その中に
ぼく「香川に住みたい!香川に住んで、安い家賃・和むことでん・日本最強のさぬきうどんの三連コンボ決める生活送りゅ〜〜〜〜〜〜」
って、言ってたんです。
「田舎経験のある人が言う田舎」は怖い
そしたら、田舎経験ある友人Aが
「もー、三沢っちは何も知らないんだなぁ〜
いいかい?田舎っていうのは怖いところなんだぞ♡
大人同士は政治の話ばっかりしてて、子どもは親の職業で差別されたり、過剰な期待をされる恐ろしいところなんだぞ♡
そんなことも知らない純真無垢な三沢っちは、香川に旅行に行って、『いいところだから住みたい><』って、当てられちゃって…♡ういやつ♡ういやつ♡」
という、感じの会話をしました。(※テキストはイメージです)
田舎語りというのは…人によって、差があるので、すぐに鵜呑みにしたわけじゃないのですが…友人Bも田舎の経験があったそうで、
「三沢っち、私も同意見よ。
香川じゃないけど、田舎には田舎独特の人間関係と排他性があって、生きづらい人には本当に生きづらいの!
あなたを縛り付けるのはうどんじゃなくて、人間関係と、理不尽な風習かもしれないわ!!」
と、2人とも、ぼくが危ないところにいかないように必死で止めるような説得してました。
さぬきうどんに縛られるのはうどん好きの冥利に尽きるが…筋が通らない人間が嫌いなぼくにとって、人間関係と理不尽な風習に縛られてしまうのは、看過できません!
「そう言えば、友人Cも魚が美味しい田舎町の出身だったなぁ…」
とおもって、後日友人Cに確認を取ったところ…「だいたい合ってる」そうです。
俺が思ってる田舎と全然違う。
しかし、3人とも人口5万人以下の「町」の話をしてるとも思えない。
そこそこ町の大きさがある地方の事も含めて「田舎」の話をしてるような気がする。
だから、なんか変だなと思って、自分のことを振り返ると…面白いことに気づいた。
「いつから自分が田舎者だと錯覚していた?」←小学生の時です
もう親戚も住んでないし、同級生も地元に住んでないから正直に告白しますが…ぼくは兵庫県三木市の出身です。
出身と言っても、小学校6年間だけが三木市で、他は神戸市か、関東に住んでいました。
人口は7万人ぐらいの町だし、隣町の神戸の、それなりにお店があるところまでは車で小一時間かかります。
今の三木市は知りませんが…当時の三木市は
・テレビ大阪が山に遮られて映らないため、ポケモンが砂嵐付きの低画質でしか見られない。
・買い物するところは「サティとホームセンター」ぐらいしかなくて、同級生の親御さんもその中にいた。
・空き地がすごく多く、バッタやカマキリ、ミツバチやカエルを捕まえてあそんだり、空き地を秘密基地みたいにして遊んでたし、近隣の山やため池を散策したこともあった
ので、自分は「どこに出しても恥ずかしくない田舎者」だと思ってました。
しかし…三木市の中でも「緑が丘」という1970年代にできたニュータウン。
それも、開発するのが遅かった「緑が丘東小学校」の学区にあたる「青山」という場所でした。
三木市と一口に言っても、江戸時代や戦国時代から歴史のある町は、東京の地名をもじった名前がついてません。
郷土史を紹介する「私たちの三木市」では、
「三木は金物の町・お酒の原料になる山田錦の産地・秀吉と戦った戦国大名【別所氏】の居城があった」
と教えられてます。ちなみに、いまも「別所」という名前の場所はあります。
…が、緑が丘・自由が丘といったニュータウンのことは全く解説されてません。
だから、ニュータウンが作られて20年ぐらいのところに住んでいたぼくは、【三木って歴史ある街でぼくもその一員なんだ】という感じで…あんまり自分のことをニュータウンの住民だと思ってませんでした。
だから、「歴史はある田舎」に住んでた田舎者のつもりだったのです。
でも、住民がみんな新しい住民で、老朽化した建物も少なく、「毒抜きされた歴史のない田舎」に住んでたのです。
「歴史のない田舎」と聞くと、「そんなの最低!」と感じるかもしれません。
しかし、歴史がないということは、「負の歴史もない」ので、田舎の嫌な部分にふれないで、純粋培養されて「田舎いいじゃん」と思っちゃった、あたまウイスキーボンボンな三沢くんが誕生したわけですね。
つまり、田舎と都会の定義を「人口」ではなく、「流動性」や「新しさ」で定義するとしたら…ぼくは都会人なわけです。
まぁ、中学時代は神戸なので…田舎になるわけがないんだけど…
これは中学時代も同じことが言えて…神戸市のどっかのニュータウンにある中学校に在籍してたのですが…人数が多い学校だから断言はできませんが、ここも「土着の民」はそんなにいないと思います。
小学校と違って、少しは親の職業の話もあったから、緑が丘よりはしがらみはあるのかもしれません。
それでも、親の職業でいじめられてる人を見たことないです。
それ以前に、そもそも親の話を聞いたことがありません。
「ぼくが噂話にうとい発達障害者だから」
とかじゃなくて、『あの店・会社は別のあの子の家族でやってるらしいよ』みたいなサラッとした話が流れてくる程度です。
緑が丘と違って、神戸にはサティだけってことはないので…もうちょっと地元に根ざしたお仕事をしてる人がいたから話が流れてくるだけで…そういう人の職業が知られてるだけで、別にどうってことはありません。
一人だけ「お店・会社を継げばいいや」と勉強に熱が入らないやつがいましたが、他は部活やって、ちゃんと塾に行って、朝7時〜10時まで予定が詰まったヤバい生活をしてたと思います。
人口も多く、その中でも流動性の高いニュータウンですから…田舎の洗礼を受けませんでした。
それどころか、神戸のサツバツとした勉強・偏差値への圧力は
「三木に住んでた頃はもっとおおらかだったのに」
ぐらいに感じてしまって…よりのんびりした田舎への憧れが強くなりました。
そして、ここ最近はcolabo問題のような「左派政党によるデモと小競り合い」で盛り上がってきました。デモはともかくとして…帰れコールや歌舞伎町での小競り合いを政治家と繋がりのある人が盛んにやっているのを見ちゃうと…
「都会は世知辛いだけじゃなくて、政治的にもゴタゴタしてるのか」
と感じてしまいました。
そんな折、香川旅行にでかけて、登山を通じて昔ながらの山の生活に触れてしまったことで
「都会は必ず瓦解する!田舎に引きこもる。特に、四国は東京の人が関心がないから、変な圧力をかけられることもない。(だから、歴史的な動乱は、四国か大阪を起点にすることが多く、幕末には土佐藩、戦国時代には三好家が戦国時代に活躍してる)。時代は四国なんだ!四国から日本の夜明けが始まるぜよ!!!」
とか思うぐらいに…香川にお熱でした。
まぁ…香川は好きなので、移住するかどうかはともかく、
「神戸に住めば、香川にフェリーで行けるのか…。神戸なら田舎特有のしがらみや差別がないのはわかってるから、香川という楽園にすぐに行ける神戸ぐらいが程々でいいのかも」
と軌道修正してます。
三沢くんの明日はどっちだ!?←続く??
そうそう、友人Bがいいこと言ってたなぁ。
楽園は、たまに行くから楽園なんだよ
本当にいいところには住んじゃいけないのかも。
伊丹十三映画「マルサの女」でも、(※ほんまかどうかは知らんけど)本当に好きな女とは離婚してやったほうが、お金を渡せる…なんて話が出てきたっけ?
現実なんてものは『本当に好きなら程よい距離感を保つ』方が良いのかも。
あ、そうそう。
「神戸で妥協する」
とか言ったけど、神戸は神戸で『最強のトカイナカ』の1つです。
海も山も充実してて、文明的な都市もあって、大阪まですぐにいけて、1000円以内のグルメも充実してる非の打ち所がない町です。
ちょっと例えがアレですが…
優等生で全部を85点で、適量与えてくれる最強すぎる女の子「神戸市」ちゃんと、
地味でおっとりだけど、爆乳でいくらでも甘えさせてくれる「高松市」ちゃんの、
両方に告られてる気分です。
(※フィクションだと負けヒロインになりがちな神戸市ちゃんだが、間違いなく総合的に日本一いい女は、神戸市です。ただ、男は…好きなものを過剰摂取させてくれる女の子に弱いんだよぉ…)
そこに、オリックスもすぐに見に行けて、リーズナブルにスパプーが楽しめて、神戸よりも治安は悪いけど、同じ趣味で一緒に楽しめて「ガハハ」って笑う大阪市(というか西成区)ちゃんが割って入るかもしれない…。
これが…ハーレムなのか!?
…体が3つほしい。
3つ同時にインしたいぜえええええ!!
こんなクソ記事を最後まで読む暇があるなら、俺の登山記事も読んでけ!
こっちの方が一億倍、真面目で実用的なこと書いてあるから読んでいくんだ!!!!!
