ワードプレスに移籍して2ヶ月が経過したから、そろそろ自分がやってきたことについて語労と思う。
備忘録も兼ねて、これからワードプレスに移籍をお考えの人の参考になるように書ければ…と言う内容を書いていきます。
移籍後、1か月で鯖落ちを経験する!!
移転して1か月半、この記事がバズった。
フットボールネーションの「もも裏歩き」はマジで痩せるので、おすすめ!!
今まで、はてなブログでやっていたため「サーバーが落ちる」という経験をしたことがなかった。
もちろん、「アクセスが殺到するとサーバーが落ちる」という現象は知っているのですが…はてなブックマークのホットエントリーとTogetterから来るバズで落ちるとは流石に思わず、
「レンタルサーバーを借りてまでブログをする人はセミプロか、プロ。だから、それに対応したサーバーにしてくれてるだろう」
と勝手に期待していた。
ところが、さくらインターネットの月500円のサーバーは、そういうふうに設計されてなかったらしく、すぐに落ちた。
その時は「ブースト機能」を使って、サーバーをすぐに復旧して、事なきを得たけど…ブースト機能が切れた後、ブログは何度もエラーするようになった。
ブログ開設後すぐにエックスサーバーに移転することに
さくらインターネットの方を持つと、プランを変えても対応できたかもしれない。
ただ、さくらインターネットの場合、500円の次のプランが1500円であり、独自SLLにしようとするとまたお金がかかる。
そこで、ブログ仲間に色々聞いたり、検索して調べたところ「エックスサーバーなら、一番安いプランでもリアルタイムで1000PV以内だったら耐えられる」という情報を得て、「これならホットエントリーどころか、ヤフーニュースに載っても、耐えられる!」と判断してエックスサーバーに移転。(はてなブックマークのホットエントリーはリアルタイムで50PV~300PVぐらいなので、同時にアクセスしてくる量として1000PVでも耐えた実績があれば、十分すぎる!!)
ただ、エックスサーバーに移って1週間しか断ってないから、伝聞でしかないので現状は
「一番気に入っているのは…値段だ」
と、言っておく。
まず、さくらインターネットでプランを変えるよりも圧倒的に安い!!
次に、無料でSLL化したり、キャンペーン中ならばドメインまでずっと無料になることもあるため、「サーバーが強くなる上に、最新の技術に対応にも優しい」というありがたすぎる事になってる。(だから、あとで聞くと、レンタルサーバーでブログやってる知り合いはエックスサーバーの人が多かった。)
というわけで、レンタルサーバー設けてから3ヶ月で移転となったわけだが…この作業が慣れてない人には地味に大変。
大量のデータをやり取りしなきゃいけなかったり、ドメインの方の移転のやり方も調べないと変えないと行けなかったり…なんやかんやで3日もかかった。(※ちゃんと段取りを守ってやれば、1日でできる作業だけど、なれないことにから騒ぎしたり、移転中に迷惑がかからないように夜中にやったり…自分で手間暇を増やして3日かかってしまった。)
ブログを書くことについては、今まで山のように書いてるから幾らでもできる。
でも、移転とかサーバーとか技術的なことは本当にわかんなかったから、これを機会に勉強したし、授業料として色んな失敗をした。
だから、サーバー移転・レンタルサーバーへの移転を考えてる人はよく勉強してからやるか、知り合いにノウハウを聞いてやることをおすすめする。(我流でやってシッチャカメッチャカになるのも、貴重な体験だけど、)
テンプレートは大事!テンプレート次第でブログ運営が天国にも地獄にもなる
サーバーも大事だが、サーバーと同じぐらい大事なのがテンプレートだ。
ワードプレスはプラグインを使えば、レンタルブログにはできない色んなカスタマイズができる…と思ってた。(が、そもそも機能しないプラグインがいくつかあった)
そのため、「困ったらプラグインを探して解決!」という目論見でいたが…Googleサーチコンソール上に出るエラーがどうしても解決できずに悩んだり、数多くのプラグインを入れて管理に困ることが多くなった。
「プラグインで解決できないならテンプレートそのものをいじればいいじゃない!」
とお思いになるかもしれない。
しかし、先例の少ないテンプレートを選んでしまうとブログ上で出たエラーを解決できないことがしばしば出てくる。
ワードプレス初心者は、つい調子に乗って「みんなが選んでないデザインにしたほうがサイトが個性的に見えるからアクセスが集まりやすくなるかも」と期待してしまうかもしれないが…これは本当に辞めておいたほうがいい!!
変わったテンプレートを選んでいいのは
・SEOに詳しい
・PHPやHTMLがわかる
・英語が読める
・アクセス数気にしてないからエラーはどうでもいい
のどれかに該当する人だけ!!
ぼくはそのどれでもないから、発生したエラーも解決できなかったし、エラーがアクセスに悪影響を及ぼしていることにも耐えられなかった。
そこで、日本人が作ったワードプレスのテンプレートに変えたところ…ずっと悩んでた問題が一挙に解決したばかりか、英語だらけのプラグインに格闘しなくても好みのカスタマイズや入れたかったボタンも入れることができるようになった。
なれる!SEというシステムエンジニアのライトノベルにも
「自分で修正できないようなコピペを打ち込んで作った気になるな!!」
的なことを先輩のシステムエンジニアあったけど、ワードプレスのテーマについてはホントそう!
すべてを把握するのはエンジニアじゃないから難しいにしても、どこにサポート情報があって、どういうことをやることができて…みたいなことが把握できないものを入れると後で痛い目を見る。
だから、情報がそろってるデフォルトのテンプレートか、指示やメニューが日本語を前提にしている国産テンプレートを使わないと、素人はやられる。
書くことで弱いサーバーぐらいならすぐに落とせるぼくも、サイトを作ることはズブの素人だから、そこは本当に「俺が悪い」「年甲斐にもなくはしゃいでた」と反省するしかない。
レンタルブログのありがたみに気づき始める
細部までカスタマイズできるというのは確かにありがたい。だが、言い換えると
・細部までわかってる(やりたい事がある)
・エラーやミスを受け止めるのは自分自身
・新しいことを常に勉強し続けないとついていけなくなる
ということでもある。
だから、結果的にはレンタルブログの方が楽。
例えば、僕がいたはてなブログは有料会員でも月最大1000円だけど、4桁のアクセスが同時に来たってサーバーは落ちない。
例えば、デフォルトの設定でGoogle上で大量のエラーが起きるようなことは…ほぼない。(SEO上すべきことを運営会社が遅れてしまうことはあるけど)
例えば、読者を確保するために奔走する手間も…やっぱりレンタルブログの方が小さい。
レンタルブログでカスタマイズできることはたしかに限られているし、運営に対して不信感を感じてイライラすることもある。
でも、個人で全部やってみると「こんなに手間だったのか!」ということをやってくれていたありがたみが身にしみてくる。
はてなからワードプレスに移転する時に、はてなの仕様としてついていたはてなキーワードリンクや、独自のアドレスの仕様、あるいはつけて欲しい機能がつかないことに
「許さんぞ…許さんぞはてな!!」
みたいに思ったことも確かにあった。
でも、ぼくが5年も6年もやってこなかったサーバーやデザイン、エラーチェックの手間暇をはてなが代わりにやっててくれた事に気づいた今は「はてなもがんばってたんだなぁ~」とわるく言えない気持ちになってる。
一人暮らしして何ヶ月か経つと、外食や男メシに飽きて、お母さんの手料理が恋しくなるやつの、インターネットバージョンですね。
そういうものを身にしみながらもワードプレスを続けている今日このごろです。
「それでもワイはWordPressで頑張りたいんや!!俺のパンツは自分で洗いたいんや!!!」
という人は、エックスサーバーをご利用ください。
サーバーが落ちると元も子もないので、最初のサーバー選びにミスらないようご検討ください。