恋愛に「ここではない、どこかへ」連れて行ってくれそうな、破天荒さやユニークさを異性に期待している人は多い。
実際問題、異性とお付き合いしたり、深い関係になると普段できないことができたり、新しい趣味が増えるから「異性と交わることで、日常を忘れられる」気分はわからんでもない。
でも、恋愛までたどり着く上で、あるいは恋愛し続ける上での最強の攻略法はねぇ…「現実がんばれ」なんだよねぇ~
結婚したい人は特に。
7~8割の人は周りの人と普通に恋して普通に結婚する
厚生労働省のデータにこういうのがあるんですよ。
交際相手を見つける場所は…7、8割が学校・職場(バイト含む)・知人の紹介なんだよ…。
つまりですね、交際しても「ここではない、どこかへ」なんて行けないし、
恋愛本をがんばって読んでナンパや合コンに備える必要もないんだよ…。
現実の人間関係さえがんばってたら、恋なんて近くに落ちてるんだから!!
実際に交際できている人はナンパにも合コンにもインターネットに出会いを期待しなくても、同じ釜の飯を食ってる学校や職場の人間と勝手に結びつくの。
大半の人にとって、恋は拾いに行くものではなく、すぐそこに落ちてるものなんだよ。
だから、交際する・続けるチャンスがない学校や職場にいない人ではない限りは…大多数の人にとっての、恋愛攻略法は「現実がんばれ」なんだよ。
結婚できない理由は基本カネ
厚労省のデータからもう1つ。
出生動向基本調査より
この調査は80年代のデータからあるが…結婚の障壁になっているのは基本的にはお金。
あと、女性については結婚・未婚で正規職員として就業できたかどうかというデータにも既婚者のほうが正規職員の割合が多い…というデータもある。(画像割愛)
つまり、交際・結婚できている問題は経済格差があるし、交際や結婚のきっかけにも大きな差がひらいていしまうわけ。
だから、きれいごとや夢みたいな話抜きで「現実がんばれ」が一番正しいわけ。
自分の好きなことの延長、幼い時/職場の環境の中に「現実がんばっても、ぼく・私の現実の中に異性がいないんだよ!!」って人にだけ、恋愛を学ぶ必要性はでてくるわけ。
それ以外の人にとっては、恋愛は「現実をがんばる」のが一番の近道。
異性を紹介してもらえるようなコミュニケーション能力をつけるか、異性が憧れるような位置づけに同性・職場の中でのし上がるか…それが近道。
経験済みなら、次は同棲を目標にしよう!
あと2つ面白いデータがあって、未婚者のうち30過ぎて女性経験がない人は約25%、男性経験がない女性は約30%。(グラフ割愛)
でも、同棲については…未婚者で経験がある人が10%しかいないのよね…。
つまりですね…同棲まで行くと…よっぽど相性が悪くない限り、よっぽどなーなーにしない限りは、結婚できるわけ。
だから、ある程度モテる・異性の扱いを心得ている未婚者は同棲を目指せばいいわけ。
同棲しちゃうと、高い確率でゴールできてしまうから。
面白い統計だから紹介したけど…まぁ、使えるかどうかは読んだ人次第。
「現実がんばれ」ば結婚できる人には大きな特効薬になりえないかもしれないけど、ネットで知り合ったり、趣味で知り合ったり…普段めったに会わない相手と交際している場合には、「毎日顔を合わせる位置を確保する」というのは作戦としていいのかも。(それが確保できるかも結局お金だが…)
ぼくは、学生時代は親が転勤族で、社会出てからはブラック企業にぶち当たってドロップアウトして学校の知り合い・幼馴染・職場から恋愛がスタートする可能性は現状ない(だから、交際や深い関係になった異性の友人は基本ネット経由なのだ)から…この統計見て
「あー好きな子できたら一緒に住めばいいのか」
という変な結論に至って、読んでいて新しいアイデアを頂いた気持ちになった。
「現実がんばれ」が当てはまらない人はどうしたらいい?
くどいようだけど、大半の人は、『最強の恋愛攻略法は【現実がんばれ】である』のよ。
ただ、【現実がんばれ】が当てはまらない人もいるから…そういう人はどうしたらいいかと言う話を、現実をがんばってもどうにもならない立場にいたぼくから1つ。
経験則から言うと、女性と共通の趣味を持つと…出会いが増えるよ。
僕の場合はブログであり、女性も見るような作品を考察したブログ記事をネットに上げたのをきっかけに女性の友達ができた。
別に、腐女子になる必要はなくて…気に入った恋愛ドキュメンタリーの感想書いたり、子どもの頃から見ていた名探偵コナンの映画ランキングを作ったりとか…そういうことがきっかけで、女性からこのブログが知られた。
そうでなくとも…ゲームセンター行くと、たまにゲーマー同士のカップルがいたり、
秋葉原行くと学生の男女二人で、びっくりするほどブサイクなやつが女の子と一緒に歩いてたり
…ポピュラーではないが、割とある。
別にオタク趣味でなくともいい。
アウトドアやウェーイな趣味でもなんでも、自分が好きなことに打ち込んでいる姿がちゃんと女性から見えるもの(そもそも女性が絶対的にいない理系な趣味、男しか参加できない&見てすらいないマッチョ過ぎる趣味を除けば)チャンスはある。
趣味やネットきっかけで…ブサイクやデブだったり、出会いの回数が少なすぎてイケメンに振る舞えない場合は趣味友から始めるぐらいの謙虚さで始めたら…割と、うまくいくことがある。
デメリットは出会いが少ないこと。
メリットは…いい出会いが多いこと。
職場も、学校も、幼馴染も、兄弟も…「自分が選んで作った人間関係ではない」から、どうしても嫌なヤツとも付き合わないといけない。
でも、趣味の友達やネットで気にいられることについては…嫌なヤツはブロックできるし、ブロックするほどでもない腐れ縁のやつも…まるっきり話が噛み合わない部分ばかりでもない。
だから、気長に趣味を楽しみながら、その片手間で恋愛できる。
いい人に出会うまで、自分らしくいられるし目の前の人にすり減る必要もない。
ただ、敢えて言うなら…
・いいムードになった時どうしたらいいか、
・自分のホームでデートするときにはどんなところに行ったら面白いか
・こまめなコミュニケーションができるかどうか
みたいな、訓練は…しておいたほうがいいかも。
『現実がんばれ』か『趣味がんばれ』どっちでもいいんだけど…辛くない方を選べば良いんじゃない?
育ち方や環境から選べない人は『趣味がんばれ』『恋がんばれ』なんだけどね。
このブログでは再三薦めているけど…「いいムード」のイメージをつかめる本がこれ。
イメージは大事。好きな子できても空気感からその子の人となりやチャンスを掴みそこねるといくらデートしてもムダなんで…恋愛がんばる気があるなら一読をおすすめするよ。