上野千鶴子の祝辞がおかしいから、ツッコミ入れながら読む!

上野千鶴子の祝辞がおかしいから、ツッコミ入れながら読む!

SNSで絶賛の嵐になってる上野千鶴子が東大生に送った祝辞。
平成31年度東京大学学部入学式 祝辞

SNSで称賛しているけど、明らかに内容がおかしいから、ツッコミを入れながら読むことにしました。

上野さん、人はそれを「過度な一般化」というのですよ??

その選抜試験が公正なものであることをあなたたちは疑っておられないと思います。もし不公正であれば、怒りが湧くでしょう。が、しかし、昨年、東京医科大不正入試問題が発覚し、女子学生と浪人生に差別があることが判明しました。
(略)
ということは、医学部を除く他学部では、女子の入りにくさは1以下であること、医学部が1を越えていることには、なんらかの説明が要ることを意味します。

のっけからやりましたね!
ほとんどの学部は不正がない・あったとしても発覚しないぐらい微々たるものにもかかわらず、冒頭から特殊なケースを持ってきての印象操作。

特殊な例を一般的な事例に結びつけて語るのを、心理学・精神医学では「過度な一般化」とか「認知の歪み」と言って病的な人にありがちな思考構造として紹介されるのですが、その典型例ではないでしょうか?

事実、各種のデータが、女子受験生の偏差値の方が男子受験生より高いことを証明しています。まず第1に女子学生は浪人を避けるために余裕を持って受験先を決める傾向があります。

この話自体は間違ってないけど、祝辞で述べた順番に強い印象操作が入っているからタチが悪いです。
・女子の受験者を不正に入りにくくしている大学があること
・医学部だけが女子が入りにくい状態にしていること
を述べた後に、「女子受験生の偏差値は男子受験生の方が高い」という話に持ってきたけど、原因が全然違います。

不正によって操作されている部分と、女子受験生の個々の判断によって浪人を避けるような志望校を選んでいるから自ずと受験生の中で偏差値が高くなっている問題は全くの別物です。

第2に東京大学入学者の女性比率は長期にわたって「2割の壁」を越えません。今年度に至っては18.1%と前年度を下回りました。

うわ〜誘導してますね。

東大の入学者の男女比が男性多めの理由は、単純に理系の方が募集人数が多いからです。(500人ほど理系の学部のほうが多いです)
さらに、文系でも東大の強みが就職やその後の出世で活かしやすい学部は法学や経済学など女性人気が高いとは言えない学問になるため、男女比は低くなりがちです。

冒頭で話していた医学部への不正とかそんなこと関係ないのです。

東大の入学者に男性が多いのは
・女子受験者が浪人を避けて安全を取る傾向が強い
・理系の募集が多いため、理系自体に女性が少ない現在では自ずと男性の方が多くなる。
・文系でも男性に人気の学問の方が募集人数が多いため、男女比は男性よりに偏る
・東大合格者が多い進学校には多くの男子校が名を連ねている(これは差別でも何でもなく、昔からのノウハウを持ってる学校が男子校に偏っているというだけ)
という本人達にも社会の差別や不正の構造とも関係ない理由です。

なんか、不正の話とか、女性の方が優秀とかいいたげだけど、全然関係ないのです。
ミスリードだらけです。

なぜ、フェミニズムの人達は「合コン」という環境を社会と錯覚するのか?

東大に頑張って進学した男女学生を待っているのは、どんな環境でしょうか。他大学との合コン(合同コンパ)で東大の男子学生はもてます。

来ましたねぇ…合コン。
東大の男性で合コンに来る人って普通に考えたら「一部」です。
難しい所に就職するために勉強している人、理系の学部で研究している人、割のいいバイトや起業で頑張っている人など色んな人がいます。
行く人もたくさんいるでしょう。ですが、行かない人もたくさんいます。

そもそも、東大に入学した人は1学年で3000人もいるんですから、1%行けば30人です。
どちらに転んでも多いです。

もちろん、東大生自体の母数が多いし、大学2年までは教養学部で暇な人もいますよ?
でも、ちゃんと東大ブランドでしか入れない場所に就職したり、勉強で進学したい人は合コンとか行かない(行く暇がない所に身を置く)のです。

つまり、「男性全体」ではなく、2極化したサンプルのそれも片方だけを語っているのです。
これは非常にアンバランスです。

そもそも、合コンにお呼ばれする時点でリア充…勉強ではなく、友達とか顔の良し悪しとかそういうことで考えた時にお誘いが来る人達ですよね?
貧乏でバイト漬けの人、ブサイクで陰気で合コンの場にふさわしくない人、友だちがいない人、勉強に忙しい人は合コンには現れないのです。

合コンに来られるほどお金と人脈があって、学歴があって将来も有望。
そうなれば、甲斐性が求められる男性社会の勝者です。女性からモテない理由はないでしょう。

ところで、以前にもこういう事があったので付け加えたいのですが…。
トイアンナさんといい、上野千鶴子といいフェミニズムや「女性は虐げられている」と主張したい人はなにかと、合コンを基準にしたがる傾向があります。

合コンに来ない男・来れない男はそもそもカウントしてないっていう差別よりもタチの悪い無関心でしょうか?
しょうがないですよね。メスとの求愛は勝ち抜いたオスの特権。これは自然の摂理ですから。

東大の女子学生からはこんな話を聞きました。「キミ、どこの大学?」と訊かれたら、「東京、の、大学…」と答えるのだそうです。なぜかといえば「東大」といえば、退かれるから、だそうです。なぜ男子学生は東大生であることに誇りが持てるのに、女子学生は答えに躊躇するのでしょうか。
(略)
女性の価値と成績のよさとのあいだには、ねじれがあるからです。女子は子どものときから「かわいい」ことを期待されます。ところで「かわいい」とはどんな価値でしょうか?愛される、選ばれる、守ってもらえる価値には、相手を絶対におびやかさないという保証が含まれています。だから女子は、自分が成績がいいことや、東大生であることを隠そうとするのです。

これ、戦略の問題であって、差別の問題ではないのではないでしょうか??

合コンの場で求められてる「かわいい」というカードと、「東大」というカードが噛み合わないから、「かわいい」というカードを選択しているだけですよね?

自分自身の売り込み方をカードゲームみたいに考えていくとわかりやすいです。
「かわいい」からスタートして、「気配りができる」「男性を立てる事ができる」みたいな方向でカードを切っていくコンボが、「合コンという環境」に合ってるから、「かわいい」軸でデッキを組んでいるんですよね??

逆に、「東大」軸で組もうとすると、「ビジネスに興味がある」とか「家庭教師や、ベンチャー企業など高収入のバイトをやってる」とか「教養が高いから難しい話も乗っかれる」とか、「合コンという環境には刺さるかどうかわからないコンボ」ができあがります。
しかし、これでは一部の人には喜ばれますが、「東大」からはじまるとお目当ての相手が決まっていない合コンの場では最初の戦略で万人受けが狙えず、自分の選択肢を狭めてしまいます

カードゲームの世界では、序盤を重視した戦い方をアグロデッキ、終盤を重視した戦い方をコントロールデッキといいます。
東大というカードは、序盤の動きが制限されるものの、最後にはすごく強いコントロール系のデッキを組むのに最適なカードです。
一方で、かわいいは短い時間で好印象を与えるカードとして最適なので、短い時間で好印象を与えないといけないアグロ(合コン)の環境では、アグロ系のかわいいというカードのほうが強いのです。

かわいいなんて、時間が経てばどんどん弱くなるカードですが、時間とともにじわじわ効いてくる東大というカードよりも、アグロ環境の合コンでは強いのです。

 

東大生×かわいいは成り立つと思いますが、人を選んでしまいます。
これは差別や理不尽ではなく、その場の「環境」の問題、その場にいる人の好みの問題です。

社会全体が悪いわけでも、「東大」っていうカードが悪いんじゃなくて、東大というカードが合コン環境ではピーキー(局地的にはいいけど、汎用性が低い。/熟練者でないと使いこなすのが難しい)ってだけだよね??

これは東大男子もそうで、自分が目当ての女性が明確にある場合、東大というカードがかえってよくない印象(過度な期待・歪んだ色眼鏡)で見られることがあるため、明確に好きな子(相手)がいるんだったら環境云々ではなく、相手に合わせた(メタ)デッキを組む必要があります。

それは差別でも何でもなくて、東大女子にとって合コンという環境では東大というカードは使いづらいってだけです。
東大を誇る誇らないって話ではなく、環境にあったデッキを組む時に東大はその環境にあわないだけです。

わかんない人はシャドウバースか、マジック・ザ・ギャザリングを極めれば、学ぶことができるので、カードゲームをはじめることをおすすめします。カードゲームの上級者なら誰だって知っている業界の常識です。

いいカードであっても環境とあわないことはあります。
自分が得意でも好きでもなくてもパワーと汎用性があるから勝率が高いデッキがあります。
この不都合な真実をカードゲームをやってる人で知らない人はいないでしょう。

社会学・女性学の世界では、これが差別や不公平に見えるようですが。

「学問全体がそうなのか」
と言われたら、決してそんな事はありません。

例えば、経済学にはゲーム理論や合成の誤謬、市場の失敗といった、その人や置かれた状況の中で合理的な判断を考察し、そのメカニズムを研究した言葉はいくつもあります。

東大生の皆さんは日本を動かすような大手企業・官公庁の幹部候補生でもありますから、経済学もきちっと勉強してほしいものです。

 

ところで「かわいい」とはどんな価値でしょうか?愛される、選ばれる、守ってもらえる価値には、相手を絶対におびやかさないという保証が含まれています。だから女子は、自分が成績がいいことや、東大生であることを隠そうとするのです。

これはただの考え過ぎですね。
「かわいい」は別に造形美や、愛おしさ・仕草・立ちふるまいに対する感想でしかなくて、「かわいい=弱い(弱くないといけない)」は流石にミスリードであり、自意識過剰です。

例えば、よく人間から「かわいい」と言われるパンダ。
オスで100キロ、メスで90キロあって、飼育員や見物客が襲われる事件も何件か起こっています。

普段は笹を食べてるけど、実は雑食で、肉や魚も食べられないことはないため、かわいいけど怖いところもあります。

パンダみたいな大きい動物でなくとも、カワウソみたいに農家から見て害獣であっても造形がかわいいから愛されてる動物なんてごまんといます。
各自で調べておいてください。テストには出ませんが、知見を広げる良い勉強になるでしょう。

東大工学部と大学院の男子学生5人が、私大の女子学生を集団で性的に凌辱した事件がありました。加害者の男子学生は3人が退学、2人が停学処分を受けました。
この事件をモデルにして姫野カオルコさんという作家が『彼女は頭が悪いから』という小説を書き、昨年それをテーマに学内でシンポジウムが開かれました。
(略)
この作品を読めば、東大の男子学生が社会からどんな目で見られているかがわかります。

またまた出ました!「過度な一般化」!!
なんで、毎年3000人前後の入学者がいる東大の中で、たった6人の、それも変わったサンプルに描かれた作品で「この作品を読めばわかる」とか言えるのでしょうか?

祝辞の最初の方で

統計は大事です、それをもとに考察が成り立つのですから。

とかいいながら、統計上少数派と言わざるを得ないようなサンプルをベースにして、全体を語るのは学問として筋が悪いのではないでしょうか?

東大には今でも東大女子が実質的に入れず、他大学の女子のみに参加を認める男子サークルがあると聞きました。わたしが学生だった半世紀前にも同じようなサークルがありました。それが半世紀後の今日も続いているとは驚きです。この3月に東京大学男女共同参画担当理事・副学長名で、女子学生排除は「東大憲章」が唱える平等の理念に反すると警告を発しました。

これ、就活や他のことにも言えるけど、機会を平等にしたところで求めている人間像は変わらないわけだから…果たしてそこに東大女子が入って幸せになれるか?と言われたら疑問ですよね??

もちろん、差別的であること、差別を是正すべきであることは否定しません。
しかしながら、他校の大学生と交流したい人がいる限り、別の大学やSNSのオフ会で繋がって東大女子の人達とは別の交流場所を求める流れはなくならないのではないでしょうか?

東大としてのポジショントークの問題なのか、ニーズそのものの問題なのか…コメントを伺いたいところです。

スポンサーリンク

上野千鶴子を見て女性学をやりたいと感じる人はいるのでしょうか?

これまであなたたちが過ごしてきた学校は、タテマエ平等の社会でした。偏差値競争に男女別はありません。ですが、大学に入る時点ですでに隠れた性差別が始まっています。

何度でも言います!
差別も確かに混じってるけど、差別じゃないものも一緒くたにしないでください!!

その場その場の合理的な判断の結果や、募集の時点で男性が多くなる構造のものを平等じゃないとか、サンプルが偏ってるのに「これを読めば東大男子がわかる」いう欺瞞です。

変ですよ…これは。

学部においておよそ20%の女子学生比率は、大学院になると修士課程で25%、博士課程で30.7%になります。その先、研究職となると、助教の女性比率は18.2、准教授で11.6、教授職で7.8%と低下します。これは国会議員の女性比率より低い数字です。女性学部長・研究科長は15人のうち1人、歴代総長には女性はいません。

結果だけをみて差別だなんだといい出すの、おかしいのではないですか?

これは「差別がない」って意味ではなく、「きちっと問題についての背景やプロセスをしっかり拾い上げて説明していないうちはミスリードですよ」という意味でおかしいのです。

こんなノリで学問やられたら迷惑です。
ましてや、こういう「結果だけ見て自分の言いたい結論をゴリ押ししていくスタイル」で官公庁や大企業で大きな決定をする立場に東大から人を送り込まれたら日本の将来は本気で心配です!!

実際それだけの人間を輩出している機関だからこそ
「お前の教育で育った人間に、政治的、経済的な決定をしてほしくない」
と思うばかりです。

こういうことを研究する学問が40年前に生まれました。女性学という学問です。のちにジェンダー研究と呼ばれるようになりました。

今までの話を聞いた限り、女性を研究しているとは到底思えないのですが…。
女性を取り巻く環境の悪い部分を、より悪意のあるサンプルを抽出して社会が悪い、環境が悪いと言い続けるだけじゃないですか…。

40年もそれでおまんま食って来て学者なんて大層な肩書並べて恥ずかしくないのですか??
これがネットの書き込みだったら少し笑われるだけで済みますが、学者の研究として後世までに残るのであれば、キチッと論理性や整合性が次の研究につながるレベルにしていただきたいものです。

日本の歴史に同性愛者はいたの?…誰も調べたことがなかったから、先行研究というものがありません。ですから何をやってもその分野のパイオニア、第1人者になれたのです。

戦国武将の男色好きは、割と有名な話なので、単純に「ラベルの張替えで第一人者になった」としか言えないのではないでしょうか??
申し訳ないけど、歴史学でやってきたことを社会学にラベルの張替えしただけにしか聞こえません。

スーパーの賞味期限偽装みたいなことをやってきただけにしか聞こえないレベルですが…。
ましてや、社会学・女性学のパイオニアを名乗るあなたが賞味期限偽装のスーパーと同レベルの祝辞を述べて恥をさらすのは学問全体の信用性に関わるのではないでしょうか?

スポーツや芸能のトップランナーはブランドイメージや子どもたちの夢を壊さないように、礼儀正しく振る舞おうと務めています。
しかし、上野千鶴子さんの祝辞の滅茶苦茶な論法からは、学者としての信用性・正確性を担保しようという態度をちっとも感じません。あなたの態度を見て、女性学をやりたいと思う人がいるような態度に見えません。

そして私を突き動かしてきたのは、あくことなき好奇心と、社会の不公正に対する怒りでした。

不公平という状態に怒って、恣意的な印象操作で対抗するのが社会学の限界なんですね、よくわかりました。

不公平の理由を合理的に証明したり、なぜそれが起こるかを構造的に検証できる経済学や心理学の方が遥かに有能だと思います。
「合成の誤謬」「ゲーム理論」「市場の失敗」から学び直してください。

女性学にかぎらず、環境学、情報学、障害学などさまざまな新しい分野が生まれました。時代の変化がそれを求めたからです。

情報学と女性学を一緒にしないでください。
クソほどの役にも立ってない、その道の権威が公衆の面前で平気で欺瞞をいう女性学なんて誰も求めてないです。

言っておきますが、東京大学は変化と多様性に拓かれた大学です。わたしのような者を採用し、この場に立たせたことがその証です。

多様性多様性と連呼しながら、その実態は(政治的に擁護しやすい)マイノリティー優遇・(政治的な庇護を受けた)マイノリティーへのヘイトや懐疑の一切を許さない悪平等であるケースが多発しているようにお見受けします。

そのため、今回の上野千鶴子が祝辞を述べる場を与えた東大に
「東大も多様性という名の悪平等に飲まれたか」
という虚しい気持ちでいっぱいです。

こういう気持ちも多様性の中に入っているかと思われるのですが、いかがでしょうか?
ぼくは男だし、障害者でも高齢者でもないから、政治的に擁護されづらい多様性の1つですが、キチッと多様性の中に組み込んでいただけるのでしょうか?

わたしのような者を採用し、この場に立たせたことがその証です。東大には、国立大学初の在日韓国人教授、姜尚中さんもいましたし、国立大学初の高卒の教授、安藤忠雄さんもいました。また盲ろうあ三重の障害者である教授、福島智さんもいらっしゃいます。

思想的なマイノリティー(欠陥品)と、先天的または肩書の問題でマイノリティー(学歴や人種の問題で不利になってる人)を一緒にしないでください。
あなたが「わたしのような者」であることは、あなた自身の思想と言動のせいです。
高卒の人や外国人とのハーフであるということとは全く別物です。

東大生ひとりあたりにかかる国費負担は年間500万円と言われています。これから4年間すばらしい教育学習環境があなたたちを待っています。そのすばらしさは、ここで教えた経験のある私が請け合います。

教えた人が素晴らしい大学ではなく、教えられた人材を迎え入れた企業や各種機関が素晴らしいと請け負ってくれる大学になってください。(できているのであれば、企業や各種機関から迎え入れてよかったと思っているという感謝の声を紹介してください。)

筋違いです。

東大はルール作る側なんだから、頑張って報われる世の中じゃないとしたら自分たちが責任を感じるべきでは?

あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。

東大生で「がんばれば報われる」と思ってる人は、東大入れなかったんじゃないですか??
東大を多く輩出している進学校なら、頑張っても超えられないほどの天才がゴロゴロいるような学校ですから。
東大に入るのが難しい高校からの入学者は、学校の先生が言う「がんばれば報われる」の間違いに気づいて自分なりの勉強法を見つけないと受験に成功できなかったわけだから、「がんばれば報われる」なんて本気で思っている東大生はさほど多くないのではないでしょうか??

表面上素直だったとしても、盲目に信じている人ばかりではなく、むしろ盲目的では絶対解決できない壁を経験した人にそれを言うのは「釈迦に説法」ではないのでしょうか?

ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。

がんばっても報われない社会には同意します。
しかし、不正入試のように犯罪的で国から是正するように言われるようなものを例に出すのは「不正はいつか正される」という印象を与え、論法として不適切ではないでしょうか?

実際には、もっと複雑な経緯があることを極端でかつ国家の努力で簡単にメスが入るようなことを例に出して説明するのは不適当ではないでしょうか?

 

そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。

努力したからこその「がんばったから報われる」ですよね?
環境や才能も努力がないと活かされないですよ。

東大に願書を出すというささいな努力から、恵まれた環境で勉強するでがんばる努力まで色々あるかと思いますが、まずはがんばらないと報われないのです。
それは「あなたがたの努力の成果」ですよ。

世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと…たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。

(少なくとも日本では)ルールを作る側の東大が「世の中には」なんて他人事言ってないで、ルールを作る側としてしっかり是正してください。

ルールを作っていない人が嘆くのと、ルールを作る側のはずの人間が嘆くのでは意味が違います。

祝辞も名言も全てを自分で台無しにしてしまう上野千鶴子女史

あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。

ここだけ!何の否定もなく好きです。
ただ、この後が眉唾で台無しです。

女性学を生んだのはフェミニズムという女性運動ですが、フェミニズムはけっして女も男のようにふるまいたいとか、弱者が強者になりたいという思想ではありません。

え!?
医学部の合格者の不正とか、東大の助教授や教授のポストが少ないことを批判してきたけど、これらは「強者」ではないのですか?

「女性が社会的強者であることを胸を張って受け入れられる社会を実現させたい」ならまだわかりますよ?

ところが、

フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です。

それを言い出すなら、合コンで東大じゃなくてもかわいければちやほやされる世の中になっている時点で、尊重されているのではないでしょうか?

上野千鶴子自身が

女子は子どものときから「かわいい」ことを期待されます。ところで「かわいい」とはどんな価値でしょうか?愛される、選ばれる、守ってもらえる価値には、相手を絶対におびやかさないという保証が含まれています。

とおっしゃっているのですから、「脅かすほど強くなくても、尊重される」という状態は、上野千鶴子の言うフェミニズムを体現しているのでないでしょうか?

さっきも言いましたが、「女性が社会的強者であることを胸を張って受け入れられる社会を実現させたい」ならまだわかりますよ?

もしくは、「生まれの差(性差)によって、公正な試験が行われず、機会が失われるようなことがない世の中を目指す」というなら、矛盾はないと思いますよ?

しかしながら、「弱者が弱者のまま」というなら、合コンの現状こそがそうじゃないでしょうか?

学内に多様性がなぜ必要かと言えば、新しい価値とはシステムとシステムのあいだ、異文化が摩擦するところに生まれるからです。

上野千鶴子さんは新しいことを知った気でいますけど、経済学の世界でいう合成の誤謬や、市場の失敗のような話は何十年も前に言われてて、あなたが新しいと思っている発見はもう海外の学問の巨人たちが何十年も前に発見し尽くしたことなんですが…。(難しいこと持ち出さなくても、ベーシックで学部生でも習いそうなことであなたの粗を説明できるのですが…)

あなたが社会学・女性学の上で怒ってるだけの不公平は経済学の世界では論理として説明されているし、他の学問でもきっとそうでしょう。

ぼくはトレーディングカードゲームを例にとって説明しましたが、トレーディングカードゲームの歴史なんて(特に日本では)女性学以上に浅いです。
それでも、あなたが抱えている怒りを的確になぜそれが起こるか説明できるほど洗練された世界なので、東大入るぐらいならアイフォンかパソコンかマジック・ザ・ギャザリングのカード買ってカードゲーム極めたほうがいいです。

大学入るよりは安いと思いますよ?

あなた方には、東大ブランドがまったく通用しない世界でも、どんな環境でも、どんな世界でも、たとえ難民になってでも、生きていける知を身につけてもらいたい。

それはそうなんですが…さっきの合コンの件といい、東大生が東大ブランドの通用せない世界云々言うことといい、「比較優位」という経済学の概念を学んでからどうぞ…と言いたいですね。

別に東大の人が難民になるような場所に行かなくたって、自分の適材適所で仕事したほうが生産性があがってみんなのためになる…という考えこそ、経済学の「比較優位」という考え方にたてばわかることではないでしょうか。

例え話だと思いますよ?
だけど、極論とかレアケースとかばかりを例示するあまり、これが例え話として出しただけなのか、本気でそう思っているのかがわからないです。

そもそも、

フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です。

はどこ行ったんですか??
難民になっちゃったら、日本で啓蒙してても意味なくなるじゃないですか…。

大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたしは確信しています。

すでにある知を勉強してないのに新しいとか言っていたのしょうか?
女性学とやらで言われている問題点は、経済学や史学や心理学をキチッと修めている人なら疑問や間違いに答えられることなのですが…どうして女性学は怒りをぶちまける方に行くのでしょうか?

オタクの世界や創作の世界では、浅知恵で勉強していない人ほどすでにあるものを「新しいものを生み出した」と錯覚するものです。
むしろ、オタクとして精通した人ほど過去の作品のリスペクトやオマージュ、実在するものを徹底的に観察したことで生じる新しいように見えるものをキチッと生み出してます。

学問の世界も上野千鶴子という浅知恵の人を見ていると
「古い人・歴史があって検証が進んだ学問はとても大事なんだなぁ」
とぼくは感じました。

 

…ここまでが上野千鶴子女史への批判です。

おまけ:東大は自分たちが世界的な大学であることを自覚してほしい!これじゃ世界の笑いものだよ!!

正直言って、ぼくは上野千鶴子が何を言おうがどうでもいいんです。

「あーバカがなんか言ってる」
とぐらいにぼくやぼくぐらいに賢い人達は上野千鶴子個人の問題としてスルーします。

ただ、問題だったのはこれが「東大の祝辞」という政治的な意味を持つ言葉だったことです。

それも、国内世論だけだったらまだいいんです。(良くないけど)
日本のバカな人達が感動したとかなんとかいうのは、「バカがバカに感化されて感動してる」ってだけなんで、バカがたくさんいることは問題だけど、まあいいんです。

最大の問題は「世界」なんです!
今、日本株の3割を保有しているのは海外なんです。
しかも、保有は3割ですが、売買代金では6割、先物市場では7〜8割は海外なんです。

相場のそもそも(3)日本株の主役は? 海外勢、売買6割占める

日本に投資しているってことは、当然頭のいい人は日本のことを調べてもっと先のことを予測しようとします。
そうすれば、日本における東大…上場企業のそれもグローバルな企業がどこの人材で固められているかを知ってるはずです。

どこの国でも学閥はありますが、日本だって東大は大きな学閥の1つです。
数で言えば日大の方が大きいかもしれませんが、抑えている主要企業のラインナップや官公庁へのツテが全然違います。

当然、東大が発するメッセージは世界規模で注目されてもおかしくないのです。

そういう場所ですよ!?
そこで、上野千鶴子はないですよ…。

はっきり言って、国際的にも成長の牽引力という意味でも、東大の中の地位から考えても落ちこぼれ極まりない人文科学の、それも一番いわくつきの教授が表舞台に出てきて、まずい論法がたくさん入った祝辞を送るのは本当に危ないですよ。

政治的に考えれば、東大の中でも官公庁を固めている法学部の関係者とか、大手企業の成長を牽引してきた理系の関係者が祝辞を述べるべきでしょう…。
人文系が悪いって言ってんじゃなくて、世界や世の中全体の注目度考えたら、上野千鶴子は論外ですよ。
人文系の研究者にするにしても、せめて少ししっかり読めば論理破綻に気づくようなしょーもないものを作らない人か、千葉雅也さんみたいにツイートすら難解すぎて多くの人はほとんど意味がわからないぐらいの人にしないと…世界に恥を晒しますよ。

天下の東大でしょ!?
千葉雅也ぐらい頭いい人、キャンパスに落ちてるでしょ!
いなくても取ってこれるでしょ…。

ぼくが一番怖いのはそこですよ。
日本が海外から投資されている国で、海外投資されているような企業に最も人材を送り込んでるような大学が「レベル低いなぁ」って思わせるような人に祝辞とか述べさせたらダメですって。

週明けに株価カクーンと落ちるんじゃないですか?
さすがに、それは冗談だとしても…上野千鶴子の記事をまともに読んだ海外投資家がどう思うかとか、想定できないんだとしたら、東大どころか、日本自体がこれから世界でやっていくの難しいんじゃないですかねぇ…。

ぼくは東大出身でも、東大に入るような人が行く大企業の人でも、投資家でも今のところないから「どうぞご勝手に」って話なのですが…。

created by Rinker
¥1,012 (2019/11/22 00:12:22時点 Amazon調べ-詳細)

著書のタイトル読んだらわかるでしょ。
この人がまともな研究者に見えます?
この人が登壇することで日本の将来明るいって思います?
私はそれが聞きたいんです。いやホンマに。

 

スポンサーリンク

関連記事