「ポツンと一軒家」を全力で推したいので、魅力を徹底解析する!!

「ポツンと一軒家」を全力で推したいので、魅力を徹底解析する!!

最近、アマゾンプライムビデオの中で見られる朝日放送の番組「ポツンと一軒家」にハマってる。

どんな番組かと言うと
衛星写真で見つけた人里離れた【ポツンと一軒家】を捜索隊(カメラクルー)が写真と地元の人の証言を頼りに探してたどり着き、【なぜ人里離れた場所に一人ポツンと住んでいるのか、そこで何をしているのか】を取材する
という番組。

概要を聞いただけでもかなり面白そうだ。
しかし、実際に見てみると、その期待以上に面白い!!

そこで、少しでも全国のポッツンファンを増やすべく、ぼくなりに魅力を徹底分析してみたい。
いや、もっと言えば「ポツンと一軒家」を紹介することで今のテレビだからできる強みの部分を、どんどん書いて行きたい。

 

魅力1:見るまで予測不能!!とにかくパターンが多い

世間一般的には
「テレビはYouTubeに押されている」
と言われているけど、YouTubeにも弱点がある。

それは…
「YouTubeに無限の動画があっても、自分が楽しめる作品・探せる作品はすごく限られている」
ということ。

YouTubeに限らず、見放題サービスやレンタルビデオ屋さんでも「自分が期待している面白さを提供するツール」としてはとても優秀
しかしながら、「新しい提案をしてくれるメディア」としては、まだまだ未完成だから、YouTubeばかり見ていても飽きてしまうし、見放題サービスも利用頻度が落ちる時が来る。

その点、ポツンと一軒家は「見るまで予測不能」だから、新しい提案をしてくれるメディアとしてすごくいい!!

衛星写真で人里離れた建物を見つける

最寄りの集落で聞き込み調査して住んでいる人と、行き方を調べる

ポツンと一軒家にたどり着いて取材する/空き家の場合、他にないか聞いてたどり着く

と行ったパターンは決まってる。

しかしながら、ポツンと一軒家に行っても、それがどういう人で何をしているのかは行ってみないとわからない。

よくあるパターンとしては、
・林業/農業をしていたから先祖代々の土地に住んでいる。
・山を購入した/譲ってもらって、DIYや山遊びを楽しんでる。
・元々ポツンではなかったが、時の経過とともにポツンになってしまった。
というのは、一応存在する。

しかし、よくあるパターンでさえその歴史を掘り下げていくと今では考えられない年代物の文化や人生に行き着く。
さらに、ポツンと一軒家しかありえないすごいエピソードや価値観が出てくる。

そのため、見てみるまで予測不能!!

先祖代々の土地だから、そこから明治時代の事件の事がわかったり、戦争のことがわかったり、鉱山の跡地がどうなってるかがわかったり…いやいや、もっとすごいのもあるね。
何しろ、江戸時代初期からある物件も出てきて、徒歩で山道を行く時代からある街道の存在に話が発展することだってある!!

しかも、そこに変則パターンがいくつも存在して
・かつてはトキの保護を行っていた人が住んでいて、今でもトキの餌場になるようにがんばってる
・全く何も見つからなかったが、道中ですごい人に出会ったことで、その人中心のVTRになる
・特殊な職人さんで、山奥で素材を取るために若いながらも山奥で生活してる
といったパターンもあるため、本当に見てみないとわかんない。

だからこそ、「新しい提案をしてくれるメディア」としてすごく優秀な番組。
さらにさらに、キャスティングの妙が光るため、この番組はすごくいい。

魅力2:必要最小限だが、「この人!!」というタレントさん

テレビがつまんない理由としてよく言われるのが
・芸人の身内話が多すぎる。
・ひな壇上に芸人やアイドルが並んでるけど、特に面白くない
・コンテンツは面白いのに、結局タレントありきの番組構成
という批判をよく目にする。

しかし、ポツンと一軒家は「納得できるキャスティング」ですごくいい!!

ポツンと一軒家で、レギュラーと言えるタレントは司会の林修先生と所ジョージさんの二人だけ。
所ジョージさんは、「1億人に質問!?笑ってコラえて」というダーツの旅で有名な日テレの番組の司会者で、地方にスタッフが行ったり、その都度出てくる素人さんが出てくるVTRをうまく番組に落とし込んでくれるタレントさん。
林修先生は、ポツンと一軒家で出てくる歴史や地理の知識がないと楽しめないケースについて、的確に解説、補足してくれる。
いや、林先生でさえ、見たことないものや、久しく忘れてたことが出てくるほど、歴史の知識がないと補足できないようなことも多く出てくる。

しかも、番組のほとんどはVTRなので、タレントがワイワイガヤガヤする番組が苦手という人でも見やすい。
タレント要素の方も、必要最小限に、うまく合いの手と補足を入れてくれる人だけで回ってるからとても見やすい。

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魅力3:出てくる人がみんな協力的で、歓迎ムード

Twitterで報道機関が「写真・映像を提供してもらえませんか?」というと、報道機関を叩いたり、金をよこせという人がいっぱい出てくる。
報道に対する印象と、高感度が高い人が行うバラエティとを比較するのは違うかもしれないが…マスコミは日頃の行いもあって、ネットからはすごく嫌われてる。

しかし、この番組で出てくる人は…テレビが好きで、好意的に歓迎してくれる人が多い。

好意的に歓迎して「ご苦労さまです」とか「いつも見てますよ」と言われるのはよくある話。
もっとすごいと、自分で育ててる農作物をくれたり、ポツンと一軒家の住人が「俺も紹介してくれよ」と大歓迎してくれる。

代表的なのはこのおばちゃんかな…。
岡山県のさる豪農の末裔で、ポツンと一軒家の住人が「家を見てほしい」と言って、用事を切り上げてまで番組の捜索隊を案内するほど歓迎されてる。

つまり、需要と供給が一致しているんだよ!!
テレビに映したい田舎の風景や昔の歴史と、テレビなんてめったに映らない(注目されることも少ない)田舎の人達の間で「いい意味での協力関係」が生まれている。

これだけいい番組でも「個人情報はどうだ」「ヤラセはどうだ」とネットで検索する人や、それをお金儲けのためにブログで煽ってる人がいる。
しかし、そこは特定されにくいように配慮して行き方や地図の距離感は具体的には明記しないようにしているし、そもそもそこが重要な番組でもない。

よしんば、住所や行き方がわかったとしても、地方の山奥まで行ける人なんて限られてる。
それどころか、番組の捜索隊のように「こんなところまでよー来たね」と歓迎されそうなぐらいの遠方も多い。
資材や土地を譲ってでもポツンと一軒家でやっている家業を維持してほしいという人まで出てくることさえある。

もっと言えば、ポツンと一軒家に住んでいるぐらいの人になると、都会的な価値観とはかなり違う
都会の便利なマンションが狭苦しくて嫌だという人も多いし、テレビにはどんどん映りたいし、映せるだけの趣味や変わった歴史、土地ならではのエピソードを持っている人が多い。

そのため、自分はインターネットでテレビを見ていても、漠然と頭の中にある「田舎」に帰ったような安心感と素朴さに包まれてすごく癒やされる。
実際に孫や親戚が広いポツンと一軒家に集うのを楽しみにしている住人も多いので、見ている人のDNAの中に刻み込まれた「ふるさと」を思い出させてくれる。

日本の役所や行政は「ふるさと」や「ふれあい」という言葉が大好きだけど、この番組以上にふるさとやふれあいを感じさせてくれる番組も珍しく、景色・人柄・番組とのいい関係にいつも癒やされている。

魅力4:遠回しに社会派。このぐらいがちょうどいい。

地方のポツンと一軒家に行く以上、限界集落・消滅集落・高齢化・かつての産業の衰退・生態系の崩壊といった、様々な社会問題にぶつかる。

報道の場でも取り上げられたり、社会科の教科書に載りそうな内容だけども、この内容を当事者の証言と、林修先生の補足という形でやんわりと触れていく感じが勉強になりつつもあまり悲観的にならずに見られるからとてもいい!!

報道や教科書だと、「なぜ問題か」ということにはすごく詳しい反面、そこで暮らしている人達がどうしているか、自分たちに何ができるか(何をしてほしいと思っているか)、どんな取り組みがされているかについてはあんまり触れられていない。

しかし、限界集落・消滅集落の暮らしぶりを探ることで、暮らしを楽しんでいる人もいたり、地域の取組にも触れたりできるので、あまり勉強を勉強と思わないで楽しく知識をつけられるのが、すごくいい。

ぼくは学校の勉強が苦手だけど、雑学や色んな試行錯誤が好きなタイプな人間なので、学校の勉強特有の「覚えなきゃいけない」ではなく、「色んなことを考えたり楽しみながら飲み込んでいく」というこの番組で得られる感覚は好き。

世の中の頭のいい人って勉強ができる人だけではない。
勉強ができることで素質や、基礎力が付く人もいるけど、学校の勉強というフォーマットが、合わない人もいる。
ゲームではすごい人、実践的にビジネスをデキる人、オタク知識がすごい人…というタイプの中学生高校生で社会科の勉強が苦手な人は、逆にポツンと一軒家から入ってほしい。

学校の座学で「日本の国土の4分の3は山です」とか言われても東京に住んでいるせいでピンとこない人は、ポツンと一軒家を見て「だから、昔は林業や農業で生計を立ててる人が多くて、その名残が今も地方に残ってるんだなぁ」と思うことだろう。

ちなみに、1950年時点では、農林水産業(いわゆる第一次産業)についていた人は労働者全体の48%。

今の70〜90歳ぐらいまでは、地方で仕事する人も珍しくなかったり、地方にふるさとがある・ポツンと一軒家で育ったケースも珍しくなかったので、ポツンと一軒家にはそういう人が主役として出てきている。

アニメやマンガでも「他の人の作品や表現技法を知っている方がより楽しめる」ことは多い。
ポツンと一軒家の場合は社会科の…歴史・地理・現代史の知識があるともっと楽しめる要素が多いため、すごく教育的な番組といえる。入門としても、知識の分だけ楽しむ知識の応用としてもおすすめ。

同時に、高齢者の方々には、こういう選択肢もあるというセカンドライフの提案にもなっている。
山の土地を売り出しているサイトもあるので、もしお金が余ってるけど何もすることがないという人は山を買ってみると言うのはいかがでしょうか。
山林バンク

 

魅力5:アマゾンプライムでバックナンバーがいっぱい見られる

冒頭でもちらっと言ったけど、この番組はアマゾンプライムで知りました。

アマゾンプライムビデオで、最初から直近の放送分まで見られる珍しい番組だから
「乗り遅れたけど、今からネットで探すのはちょっと」
とか思わないで、ぜひ見てほしい。

取材する捜索隊も、出てくる人もいい人であると同時に、さらにはネットの中でも見やすい所に最新の回まで配信してくれる良心的。

アマゾンプライムビデオ入っていない人は最新の回だけならTVerや、GyaO!でも見られるので、そっちで見るのもおすすめ。
その上で、バックナンバーも見たいという人はアマゾンプライムでガッツリ見るといいよ。

 

せっかくこれだけいい番組を紹介したんです。
いつ見るんです?…今でしょ!

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