マンガ「今日から俺はロリのヒモ!」はほんとクズ。クオリティも主人公もクズ!

マンガ「今日から俺はロリのヒモ!」はほんとクズ。クオリティも主人公もクズ!

久しぶりにクソマンガ紹介をする。

これは買ってほしいとか、面白いから布教したいとかじゃなくて、久しぶりにマンガ読んでカチンと来たから
「読んでもいいけど、ゴミクズだと思って読んだほうがいいよ」
っていう話。

期待できる一話に騙された。

全体を読んで見てみると、あらすじなんてあってないようなもんだけど…1話だけはちょっと期待させる内容。

まず、小学校5年生にして投資で大成功しているスーパー小学生の「二条藤花」が、マンガ家「天堂ハル」の作品に一目惚れする。

ところが、そのマンガを書いている作者は編集からダメ出しを受けていて、なかなか売れてない。
自分のこだわりが強すぎて、編集からはガッツリダメ出しを食らっていた。

ただ、この編集さん、天堂ハル先生にはちゃんと期待しているからパワハラもとい愛のムチを浴びせている。

二人は出版社に対して株主と持ち込みマンガ家という月とスッポンみたいな位置づけだが…これがエレベーターでばったり出会って、藤花はハルの経済事情を垣間見てしまう。

商売がうまく行ってない、バイトしながらがんばってると言った事情を聞いて、藤花が
「私が養う」
と名乗り出る。

 

ここまで読むと、女の子に甘やかされる作品で重要な要素である
1、【主人公の男】が女の子に好かれる理由がはっきりしてる。
2、女の子がかわいいだけじゃない、きちっとしたストーリー上の目標や骨組みがしっかりしている
3、描いている女の子や、シチュエーションがキチッとユニークでかわいいから、この漫画を読む価値がある
という条件を満たしそうな流れになっている。

この辺の条件を踏まえて
「このマンガなら、めちゃくちゃクズっぽいタイトルでも、面白いかもしれない」
と期待できる要素はいくつか散らばってる。

おまけにマンガや原作ライトノベルのイラストを手がけるへんりいださんの画力が、子どもはもちろん、大人、SDキャラ、男性なに描いても安定感があってうまい。

 

この辺から判断して、マンガを購入。
早速Kindleで読んでみたところ、それが地獄の始まりだった。

なにがダメって、女の子に愛情を感じないのがダメ!!

ぼくはフェミニズムを応援しているわけでもなく、それどころか女性から眉唾ものに見られがちかわいい女の子が山のように出てくる作品は魅力を感じることも多い。

しかしながら…このコマを読んだ時には殺意が湧いた。

いや、「女の子に甘やかされたいマンガ」というのはわかるよ?
その結果としてお色気要素があるとか、ちょっと無理のあるお願いをするとか、無理のある世界観設定になるとかそのぐらいならわかる。

でも、それで女の子大事にしないマンガなんだったら「そんなやつのための表現の自由なんかなくしてしまえ」という憤りを感じるし、このマンガには無神経と取れる女の子を大事にしない表現が多い。
基本的には表現の自由を重んじるスタンスだけど、流石にこれは看過できなかった。(法律の問題というよりも、品性の問題)

しかも、「(他)人の金で」ならわかるけど、言い回しがもう最低。
他人なら「経費とかおごりとかで遊ぶのは最高」ってぐらいのふんわりした表現で済むだろう。
だが、それを表記変えた途端に意味全然変わってくるから。「子どもの金で」とも取れるし、「夢を応援してくれる人のお金で」とも「女に貢がせた金で」とも取れるようなひどい表現になってくるからホントダメ!!

原作そのまんまの表現、もしくは編集の意図なら言葉のスペシャリストであるべき作家・編集として最低。
マンガ家・イラストレーターの趣味でこの表記にしたなら、この人のイラストがキレイなだけで愛がない!
「お前が描いているものはどんなに造形がしっかりしていようが人形でしかない」
と罵りたいほど酷い。

…すまない。
怒りに任せて過激なことを言った。
順を追って話さないとわからないね。

まず、藤花に養われることになったハルは…一気にダメになる。
潤沢な設備を揃えてもらったのに一切活用していないことを藤花の秘書(後のハルのメイド)に咎められる。

あまりにも甘やかされすぎてクズに堕ちる気持ちはわかる。
でも、2話時点で1話の初期設定が全部まっさらになるような展開であるところが、なによりも酷い。

1話では持ち込みもして家を借りてアルバイトしてでもマンガを描こうという骨のある夢追い人だった主人公が、2話にはもうただのクズ。

そっちにストーリー持っていきたいなら1話時点の設定、例えば「同人誌即売会」でもいいし、「Twitterでイラスト公開してる人がネット炎上して自宅を特定できてしまったため、会いに行ってそのまんま養うことに」とかでも良かった。
…むしろ、その方が主人公が徹頭徹尾クズな感じがでて、少なくともミスマッチは減らせただろう。

もちろん、下手くそでもなんでもラノベを書きつづけること自体はすごく体力や根気がいることだから…そこはすごいよ。

ぼくは「クソマンガ」を紹介する時に1つのポリシーとして「クソでもなんでも作品を世に出したことだけは評価したい」ってこと。だから、これから物語や作品を作る人に向けた提案や、マンガ読みなりにもっといいと思う代案や作品の構造は語るけど「俺が書いたほうがもっとうまくできる」とは絶対に言わない

ましてやラノベなんて完成させても誰に読んでもらえるかわかんない。
それに下手くそであっても作るまでに設定やキャラごとの言い回しや文体を工夫する必要がある。
だから、作り込んだ勇気と努力はどんな作品であろうが完成させれば、すごいと思う。

 

でも、やっぱりクオリティは酷い。(話を戻す)

細かいところが雑なだけじゃなくて根本的な設定もガバガバ。
ハルの加速度的なクズ化もさることながら…あんなに厳しかった担当編集も、1巻の後半には瓦解する。
小さい女の子に囲まれて…

堕ちる!!

これさぁ…一貫して嫌いなところだが、女の子を属性でいうのマンガ・アニメでは最低。

JKなんて人間もいないし、ギャルなんて女もいない。
名前とか、「この子達」とか特定できる言い方しろよ!!
誰でもいい感じがケダモノ臭くて、ホント不愉快!!!

マンガ読み、アニメオタクとして、高い知識を持ちたい人はよく覚えておいてほしい!!

タイトルで「属性」を強調してる作品の80%はゴミ!
しかも、ハズレた時のダメージがめちゃくちゃでかい!
作者が死ぬほど浅いから、にわかオタクホイホイにしかならん!!
小説家になろう・ラノベ原作では、萌え系の多い文庫だとハズレ率は95%まで跳ね上がるぞ!!

…というわけで、よくよく調べたら本当は回避できる&地雷の可能性のほうが高い作品群。
だからこそ、ハードルが下げていたらクソマンガ引いてしまった。

でもでも、言わせてほしい。

「JK」「14歳」「ツンデレ」「妹」いろいろ属性はあると思うけどさ…

それらの多くは、
「誰々ちゃんかわいい」
でいいし、それが出きてる作品なら、タイトルが「属性」であっても、当たりなんだよ!

マンガ家の力量や思考のバランスでうまーく面白くされてる事が多い。

たとえば、「姉なるもの」はタイトルで「姉」を強調してるけど、これはタイトルがいいミスディレクションになってて面白い!!
作中で姉として出てくる人物は「姉なるもの」であって、厳密に言うと姉じゃない。
姉に甘やかしてもらう作品のようでいて、姉とうまくやっていく作品でもあるし、姉が甘やかす方にも感情移入させる作品でもある。

敢えて画像は貼らない。
でも、「姉なるもの」ってタイトル聞いて気になった人は一度見てほしい。

当たりがあるから80%地雷だと感じるようなタイトルの付け方であっても、「サンプル読んで」行けそうとおもったら行く。
いい意味で裏切る凄腕の作家さんに出会うこともあり、失敗して稀に大怪我をするのもマンガ読みの醍醐味…でもあるから、難しいんだよなぁ。

 

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「属性」タイトルの気持ち悪さをオタクはもっと真剣に考えたほうがいい。

腕のいいイラストレーターと、可能性を感じる1話に騙されたから、自分への戒めも込めて「属性タイトル」で一番気持ち悪いと思った作品の話もしておく。

 

ぼくは過去に、mebaeっていう桁違いの画力を持つイラストレーターさんの「罵倒少女」って作品と、Twitterにあげたイラストをケチョンケチョンに言ったことある。
「罵倒する少女がかわいい」ってコンセプトの作品だけど、本人の前でそんな反応してみろ??
死ぬほど気持ち悪いし、迷惑だし、罵倒してくれる少女なら誰でもいいっていう態度がもう人間として最低だし…それ考えたら、公表する前にもう前提が崩壊したダメ作品だって気づこうよ…。

「そんな罵倒されて当然の人間だから罵倒してくれ」
って思って購読してるんだったら、自分のキモさをマジで自覚しろ!

「作者と作品は別」
とか擁護するバカは、そもそもその作風で面白いと思う作者の人格や倫理観を問題視してるってことに気づけ!!

 

芸人が暴力やいじめで笑い取ると、キレるオタクが多い。
だけど…俺に言わせれば、やってることの醜悪さで言えば萌え系のオタクだってそんなに変わらないから!?

違いはいじめられっ子に面白がってやってるのが芸人で、女の子への接し方・言い方・愛し方がわかってないから無自覚かつ陰湿に気持ち悪いこと言うのがオタク。それだけの違い!!

芸人叩く前に自分らの品位を高めて出直してこいや!!
どっこいどっこいの争いぶちまけておいてネットでイキってんじゃねーよ!!

この作品のクオリティが最低なのはそういうところだぞ!!
これでストーリーが良かったり、女の子への愛情がきちっと感じられる言い方・接し方してたらまだいいけど、それらもことごとくダメ!!

擁護できることはただ一点。
イラストだけ死ぬほどうまいってことだけ!!

キレイなゴミ。
それに商品価値があると思ってる現代アート!!
自分の趣味を交渉で価値のあるものだと値段だけ一人前なクズ。

 

じゃあ、同じような作品楽しみたいならどうしたらおもしろくなってました?

ここまで、ぼくはマンガを買った以上は、多少は「こういうのが読みたい」とか「こういう風に甘やかされるなら、作品として楽しめたかもしれない」っていう自分のストライクゾーンや名作を知って買った部分もある。

ぼく個人的におすすめしたい「甘やかし要素が多い作品だけど、主人公がちゃんと努力してるから感情移入できる要素があって、キチッと見られるぞ」という作品なら、「若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です!」が非常に良かった!!

この作品は賛否両論あって、やれご都合主義だの、主人公が努力してないだの、お色気要素がきつすぎるだの色々言われてるような作品なんだが…細かいところがよく出きてる。

ざっくりとしたあらすじとしては
「ファンタジーの世界の学生であるフランツくんが、真面目に勉強してきたのに、就活ではうまく行かず、本当は避けたかったけど泣く泣く黒魔法業界を受けることに。
しかし、評判とは違って、前時代的なイメージや体質を見直していた黒魔法業界は、隠れた穴場でかつ、フランツくんの才能も開花させる。さらに、黒魔法で教わった召喚で美人なサキュバスを呼び出したり、優しい先輩(もちろん女)に好かれたりして毎日楽しい生活を送ってる」
というご都合主義といいたくなるほどのサクセスストーリー。
でも、精査すると意外に現実でも存在する話をうまく「小説家になろう」のフォーマットに落とし込んでいるすごい作品

忌み嫌われてる業界が意外とホワイトだったり、高級取りだったという話で有名なフィクションは、おくりびとがあるね。
もちろん、おくりびとみたいに冠婚葬祭の業界に入るとなれば、自分や友人・親族から拒否反応を食らうかもしれないけど…。

才能の開花の話も、ぼくは自分がよく経験している。
スポーツも勉強も平凡だったのに、学校の成績には一切関係ない「日記や作文」といった文章系の課題になると、先生や同級生から注目をあびることがちょくちょくあった。

その事に気を良くしてブログを始めたら本当にSNSで何度もバズった。

こういう経験をしてるから「違うジャンルに飛び込んだら才能が開花する人」って言うのは世の中に意外と多いと思う。(体験があるかどうかは別として)
もちろん、なんの努力もしない人、チャレンジもしない人は、「自分×0」だから、なにも起こらないよ?でも、「自分×新しい体験」「自分×行動力」はなにかを起こす。

だから、今酷評してる作品にもそれを期待していたし、それを描いている「黒魔法」はすごく好き。

努力や行動、女の子から好かれてる理由を描「け」ない作品はホントダメなんです。

フィクションなんて、よほど作り込まれたものじゃない限りはどこかしらご都合主義。
でも、それをレアなケース・ニッチだけども強烈なモデルや実体験を生かしてご都合主義に見える現実を描くことは可能だ。

逆にその意志すらない作品は読んでいて苦痛。

出てくる人間が、人間が持っている最低限の感情や合理性を持ち合わせていないから共感できる要素がないからだ。

そういう作品は見ていて悲しい。
人間と人間の会話じゃないから、どこか他人事で虚無感があって、一方的に負担を押し付けられている人がいるから、ちっとも同意できないからね。

と色々ゴチャゴチャ言ってみたけど、ぼくがごちゃごちゃ言った作品に限って「逆に気になる」という人が買うから…これからも「クソやな」って思った作品でもどんどん紹介していく。これに飽きずに見てもらえたら嬉しいよ。

 

◆関連記事:過去のクソマンガ紹介

百錬の覇王がつまんない最大の理由を語りたい
原作はまだマシらしいのだが…マンガ版が酷い。真面目に検証すると頭痛がする。

マンガ「響〜小説家になる方法〜」は雰囲気マンガです。ダメなアスペが俺TUEEEするゴミマンガです。
序盤は良かったんだけど…中盤以降はどんどんクソマンガ化が進んだため紹介した。

 

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