昨日まで高熱で寝ていたため、ささいなことにいら立っていた。
こういう日に限ってイライラしてしまうようなできごとに遭遇してしまう。
歳を重ねるほど、子どもに怒鳴る親にムカついてきてた
その1つに昨日入った飲食店で…子どもが食べきれないほどの量を注文して親に
「あんたが頼んだんでしょ!責任持って食べなさいよ!!」
となじっている母親を見つけた。
当然、食べられない子どもはどうすることもできずに泣き出したのだが…泣いたら泣いたで「迷惑でしょ」という内容の罵倒をああでもないこうでもないとしていた。
冷静に考えればわかることなのに…母親が冷静さを欠いてガミガミ怒る姿に、ぼくは他人のことながらすごくイラッときた。
ちなみに、この系の人でトラウマだったのが、神戸の某ニュータウンで見かけた教育ママさんの
「『〇〇+××=』はいくつなの!?」
と怒鳴っていたやつ。
大人だって、いきなり二桁の足し算を大声で答えろって言われたら少し考えるのに…子どもがその倍近いサイズ親に怒鳴られた日には…もう顔を真っ赤にして泣くしかない。
想像してみてほしい。6歳の子どもなんて、せいぜい1mぐらいの身長だ。
日本人女性の身長は1m58cmと言われてる。
だいたい、1.5倍の身長だよ!?
そんな人間が大きな声出して怒鳴ってきたら普通に泣きたくなるわ。
「子どもは泣くのが仕事」
とかそういう問題じゃないよ。
平均身長158cmの日本人成人女性の1.5倍は2m37cmだそうだ。
ホッキョクグマのメスがそのぐらいの身長だから…6歳の子どもに怒鳴る時には、自分(成人女性)がホッキョクグマに怒鳴られてるぐらいの状況だということを頭の隅においてほしい。
少し落ち着いて考えたら誰でも怖いってわかるはずだよ。
だから、母親たちが「しつけのため」「愛だから」と色々言い訳しようが、やってることがほとんど「弱い者いじめ」でぼくは子どもに怒鳴ってる親を見るのがとにかく苦痛だ。
特に泣くしかないようになじっているやり取りを見ると「お前も大人なんだからもうちょっとあるだろ」ってなく子どもよりも泣かせた大人にイライラする。
同じことを職場や同年代には絶対しないはずの人間が、弱い者いじめみたいにしてることが一番嫌だ…。
こういう話すると、「子持ち」マウントで逃げられる
誰も幸せにならないから言いたくないが…一部の良心のない毒親を攻撃すると、その人が独身であることに
「子どもがいないからそういう事を言うんだ…」
「結婚もしていない貧乏非モテの男に何がわかる(笑)」
と、パワハラ・セクハラならぬマリッジハラスメントを受ける。
これをセクハラや下から目線を駆使した悪口で返すことももちろんできる。
「はいはい、女の人は自分で子ども産んでからは、世界の中心が子ども…それも我が子で回ってないと世の中が悪い社会が悪いとヒステリー起こして、それを愛だとか教育だとかのたまいますよね?」
とか、とかそんな感じで。(他にも色々書けるけど、誰も幸せにしないから割愛。)
…インターネットっていうのは、お互いの所属する一番低い人間と低い人間の欠点…お互いが持っている揺るぎにくい特徴をぶつけ合って口喧嘩する文化が長く根付いているが…こんなのは議論でもないしディベートでもない。
頭にきた時、上に書いたような教育上よろしくない言葉を浴びせ合うことは誰も幸せにしない。
だから、イラッとくるバカ親を見つけた時に読んでほしい・その本人に見せてほしいマンガをここに載せることにした。
「家族なのに」っていうの、辞めませんか?
どうして子どもだけにこうなるか?それを紹介していく。
まずは、マンガの出典を出す前に要点になっている箇所を羅列していこう
この「家族なのに」って言い回し…ぼくの母親(毒親)も好きでした。
今のことは知りませんが、一時期デジタル端末のパスワードが「ファミリー」に設定されていて、わからなくなるとヒントで「私達は?」と聞かれた時には色々怖かったです。(ちなみに、子どもふたりとも精神疾患にかかりました。)
親は極論、離婚すればいいさ。
でも、子どもって家族以外の行き場がないから、他の親と比べても正しくないと気づいても受け流すことなんてそうそうできないんだよ。
毒親ほどかんたんに「家族なんだから受け止めてほしい」とか言うけど、毒親ほど雑に子ども傷つけとるんだよなぁ。
これ、ぼくは15年やったよ。
母親のわがまま一番聞いたのは父でもないし妹でもなくぼく。
ぼくが一人暮らししたら、妹まで病んだ。
実家に一時期帰ったらとどめを刺されて立ち直れなくなった。
この件については一生許さないつもり。
名誉のために言うと母はぼくを愛してたし、それが伝わるぐらい一生懸命だった部分もあった。
でも、本当に自分本位で色んな害悪を加えられたり、他所の家じゃ考えられないハラスメントも加えられて辛かったから、できる限り関わりは拒否していくつもり。
あの家で壊れなかったのは、すごい頭の良かった父親だけで…子どもは両方壊れた。
幼い頃のぼくが、発達が遅く癇癪持ちなところがあって感情の起伏で迷惑をかけたことはたくさんあったらしいけど、母は50になっても親にそういう部分を見せていたらしいし、なんなら40過ぎまでなにか俺と揉める度に「精神科に行け」といい「じゃあ、精神科に行って診断しよう」と言ったら、精神科に息子を通わせるという世間体を恐れていつも逃げた。
それどころか、ぼく関連のことでは調べもしなかった。
妹関連のことは知らないけど、最終的に病んでいた俺にとどめを刺したところを見る限り、母は最後まで真実とも世間体とも向き合おうとしなかったように思う。
子どもの頃には親って万能なものに見えた。
父には今でも超えられないものを感じ、母にも部分的には感謝と超えられないものを感じてる。
でも、大人になって客観視すると、母はびっくりするほど弱い人間だったように思う。
家族という言い訳で子どもを過剰に溺愛したり、びっくりするほど夫婦喧嘩したりしなかったら今ごろあの人はどうやって生きてたかも想像ができない。…そのぐらいに依存してたと思う。
父は冗談半分で「最近ボケてきた」とか「私すごいって聞いてくる」と言ってたけど…本当に子どもがいないとメンタル的にどうにもならない人間だったんだなぁ…とほとほと呆れている。
私の愚痴ばかり聞いてもしょうがないから出典を紹介する。
「ど根性ガエル」の作者は一発屋だった。
ど根性ガエル以外のマンガをヒットさせることができず、ついに失踪したり、ギャンブル狂いに陥るという状態だった。
作者はその家に生まれた娘で…幼い時からパワハラめいた攻撃を受けたり、お金を財布から取られたりして酷い目にあってきた。(引用している部分は4巻)
毒親被害者の最上級でもあるし、親の七光り(みたいなことも言われる)人間でもあり、親の存在でぼくなんかとは比べ物にならないほど悩んだ人だ。
そんな人が抽出した毒親エピソードはすごく骨太で、ここのやり取りを見た時に
「あー子どもに無邪気に怒鳴ってる母親は、子どもという存在・家族という概念に依存しきった人なんだな」
と思えてならない。
…もし、毒親予備軍とも言える「家族に対して横暴な態度をとっている人間」を見かけた時にはど根性ガエルの娘を読ませよう。
あ…読ませなくていいや。
自分の中で「この人はこうだからこういう行動を取る」って理解だけがあればいいや。
それだけでもストレス減るから。