マンガ「ライドンキング」では、大統領が異世界をも乗りこなす!!

マンガ「ライドンキング」では、大統領が異世界をも乗りこなす!!

マンガ読みの間で話題だからもう知っている人もいると思うけど…期待以上に面白かった。
ひたすら笑えるし、ストーリーも絵も緻密で言うことなしに面白い作品だから、ぜひとも読んでほしい。

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あらすじ?プー○ン冒険記ですが、なにか?

タイトルが何を指しているかちっともわからないかもしれないけど…このマンガの主人公見てもらったらすべてわかってもらえると思う。

なんでも乗りこなしそうな顔してるでしょ!!

プルチノフさん、若い時に世界的に有名な諜報組織に所属していそうな顔しているんだもん。
そりゃ国ぐらい乗りこなすよね。
それはもうなんでものりこなしたらしい。

そんな人類最強の男が…異世界に転生されてしまう。

いや、この場合は「人間の世界から異世界に解き放ってしまう」とでも言ったほうがいいのかな?

そのぐらい危険な男が異世界に行くものだから…大活躍する。
現代の世界から持っていった文明の利器にはほぼ頼らずに、大活躍する。

ドラゴン相手でも蹴り一発!!

あーもうめちゃくちゃだよ…

あまりにも強すぎて「異世界に転生してしまったけど、魔法や文明の利器がないと不安」というのが定番の流れなのに、この作品ではあまりにもプルチノフ大統領が強すぎてバカンスだもん。

大統領業務を離れて、休暇を過ごしている感覚だもん。

このページでほとんどの異世界転生を超えたわ!!

なぜかと言うと、異世界転生を題材にした作品で現世に帰る気もあるポジティブな理由もあって、異世界にきたこともポジティブに捉えている人が主人公になることはほぼないから。(知ってる限り史上初)

そのぐらいレアな主人公を骨太に描けた時点で、このマンガもう面白い!
たった1話で同じジャンルの数ある作品の弱点をしっかり破壊しつつ、位置づけを確立してるんだから、面白くならないわけない!!

一話が面白いことはマンガにとっていちばん大事なことだ!
一話面白くないと読み続けたいと次の話を読むこともないし、一話が一番多くの人が読むんだから。

だから、1話が面白いだけでも十分すごいマンガだと言える。
ましてや、1話の段階で既存の同ジャンルの作品に対して「ウチは違う路線で行きます」と主人公、ストーリー、イラストのどれかで線を引けるマンガ家さんはそのジャンルを制覇した(乗りこなした)と言っても過言じゃない。

少なくとも、マンガ好きで色々読んでる人にはここを読み取ってほしいと思った。
マンガをそこまで読まない人からみてももちろん面白いんだけど…マンガ好きな人にこそ伝わるメッセージを1話で仕込んでくれた上で、2巻・3巻と期待に答え続けてくれるんだから本当にすごい!!

異世界でも強いが、現世で積み上げてきたものが活きているのがいい!!

元ネタ(プー○ン)に忠実に、この大統領も日本の武道も嗜む。
本編では投げ技以外にも空手を使うシーンも多いけど、プー○ンは13歳から柔道をやって50年のキャリアがある。(11歳と書いているメディアもあるが、いずれにしろプー○ンの柔道は有名)
訪日した際には柔道の聖地を予定にねじ込んだり、08年には「ウラジミール・プー○ンと柔道を始めよう」の営巣教材まで作ってロシア中の柔道クラブに配ったぐらい柔道が好き。

これが強さにつながっているというのがそもそも設定として、海外ドラマなどの実写作品と関連する部分があって面白い。

異世界転生作品は、よくも悪くもゲーム的な作品が多くて、主人公は誰でもいいものが多い。

現世での職業柄や、自分の好きだったものを活かした作品はなかなか少ない。
ないこともないんだけど…どうしても、戦闘要員というかはサポートとして自分が現世ですきだったものを活かしたり、異世界転生後の目標に据える。

有名所だと、「本好きの下剋上」かな。
本が好きだったことから、本が高価で庶民には手に取れない異世界に行ってからも本を読む(読むために作る)ことを目標にしているし。

有名かはわかんないけど、良かったものとしては異世界薬局なんかも挙げたいところ。

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文化系・学問の特技に裏打ちされた異世界転生作品は面白いものが多い。
だから、「このキャラクターである意味のあるストーリー、目標かどうか」はぼくは異世界転生を読む時にはかなり重視している。

この作品は、そこからさらに踏み込んで、「現世で培った武道で戦う」というところまでいってる。
それも文明の利器とか、進んだ戦術とかそういうことではなく、武道や(大統領という)職業柄をうまく使っているから、キャラクターの魅力がとにかくすごい。

これがまず、目新しくて好きなポイント。
しかも、作者の「馬場康誌」さんはヤングマガジンで空手のマンガを50巻以上連載した実績を持つ格闘技を描かせたら日本でも有数のやり手である!!
だから、本家プー○ンよりも、空手多めとはいえ、肉体美・肉弾戦のアクションシーンはすごい!
しかも、ニッチなマンガを続けてきた人だけあって、下調べや設定の作り込みもすごいからファンタジーとしてもかなり重厚な作り。

格闘技マンガが好きな人はよかったら読んでほしい。
ぼくもこの作品知ってるけど、緻密に調べてあって、なおかつ迫力があってすごい。

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とりあえず、3巻までは読んでほしい。3巻がすげーかっこええから。

だって、
「プー○ンが異世界の騎士と大真面目に交渉する姿」
が見られるんだよ!?

最高すぎるでしょ!!これは!!!

確かにぼくは「マンガは1巻、1話が面白いことが大事」と言った。

でも、本当に面白いマンガのピークは色んな設定が出尽くした3巻ぐらいなんだよ。
小学館のマンガでは1巻にピークを持ってきすぎて5巻以内に失速する作品多いんだけど…多くの場合は、3巻ぐらいに面白さのピークが来て、読みたいものが読める。

このマンガの場合は、大統領として交渉の場に立つシーン。
格闘も面白いんだけど、武闘派大統領が、武力と交渉力を両輪駆動させて最高に盛り上がる話になっていくシーン!!

「урааааааааааа」
と叫びたくなること間違いなしでしょう。

空手マンガで有名な作者が描くだけあって、肉弾戦の魅力もあり、
ファンタジーとしてマジックアイテムや世界観の設定まで細かく練られ、
さらには、大統領として高度な駆け引きを繰り広げる知的(?)なシーンも存在する。

このマンガは本当にありとあらゆる方向で楽しめる重厚な作品だ。
是非とも多くの人たちに手にとってもらいたい。

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