最強の温泉はここじゃ!!川崎周辺の銭湯・日帰り温泉ガイドブック!

ぼくの趣味の1つに「サウナ」がある。
ぼくは川崎市民だから、川崎・横浜・蒲田・品川・多摩地区の温泉の中で「どこが一番いいんだ!?」と気になって、いくつもの温泉に行っている。

私の中で気に入ってる日帰り温泉・銭湯を勝手に紹介したい。

よその地域の人にもおすすめ!?実は、城南・川崎は首都圏有数の名湯揃い!!

あんまり知られていないことだが、川崎周辺の日帰り温泉は首都圏の中でも特に安くて質が高い。
都内や横浜なら2000円超えてくるようなサービスが1000円台前半…下手したら1000円かからずに味わえる。

だから…川崎周辺は首都圏最大の日帰り温泉激戦区!!
川崎を中心に蒲田・綱島・品川・多摩に広がっていて、高い泉質とサービスで競い合っている。

まず、東京23区で一番温泉施設が多いのは川崎市のお隣の大田区だ。
多いだけではなく、蒲田や雑色といった歴史のある庶民派の街が多いから大田区の日帰り温泉が一番安い。
同じぐらい歴史もあって、お金持ちが多い品川区も日帰り温泉で有名なところが多い。
しかも、品川区は公共の(リーズナブルな)銭湯が質の高い銭湯であることが多いから、都内のおすすめ温泉を紹介する時にはよく名前が挙がる

とはいえ、羽田空港があるのも大田区。
だから、大田区・品川区は「観光客が多いシーズンには混み合う」という弱点もある。

一方で、川崎はマイナーだからいつでも混まない。
30分以内には都内に出られるから、急に上京する人も、旅行で横浜も東京も楽しみたい人にとっても、川崎周辺に宿を構えて、楽しく温泉でも入って過ごすのが優雅な旅になる。
しかも、街の再開発と時期がダブったため、テーマパークのような広い温泉、最近できた温泉も多い。

さらに、川崎北部は多摩方面と隣接していて、その多摩地区も名湯がある。
この辺は基本料金が安い上に周辺設備のレベルが高い!!
多摩地区は田舎の健康ランド・地域の憩いの場も兼ねた日帰り温泉が多いから、オシャレさや女性ウケではなく、居心地のよさが追求されている。

この熾烈な争いを知っておくと、地元民でも、観光客でも、日帰り旅行を楽しみたい都民もリーズナブルに楽しむことができる。

川崎市民として、それをよそから来る人に布教できたら嬉しい。(それではいってみよー)

11位、満天の湯

試しに「ギリギリいけるところも開拓してみよう」と思っていってみたけど…中途半端。

立地は上星川駅という行きづらい駅なのがネックだけど、駅からは近いから悪くない。
お風呂が、都内や川崎市の温泉に入り慣れてると「付け焼き刃だなぁ〜」と思うような中途半端なもの。

個人的にはサウナがすごく良かったんだけど…休憩スペースがないのが厳しかった。

休憩スペースがないのに、辺鄙なところにあるせいで、お風呂周辺にある椅子が埋まってしまって、のぼせてるのに休憩できないという状況になってしんどかった。

サウナに特化した形で良さを追求すればもっと面白い施設になると思う。
また、コスパはいいから「ここが一番」という特徴を持てば、相鉄線の沿線以外からも通いたいと思うけど…川崎・城南の素晴らしい温泉があるのに横浜まで開拓しにいく価値はないかなぁ〜と思った。

公式サイト 満天の湯

 

10位、らくスパ鶴見

ここは温泉というよりも、テーマパーク。

カップルで行くなら「大江戸温泉物語か、らくスパか」ぐらいの一大拠点。
そのぐらいカップルを見かける。

…混浴とかじゃなくて、休憩スペースでの話。
もちろん、健全な方な「休憩」ですよ。

何がすごいかと言うと
・館内着、タオル、ひげ剃り、岩盤浴がセットのプランしかない。その代わり、すべてがセットのプランなら首都圏随一の安さ!!
・岩盤浴は6種類あって、ロマンチックなモノも多くプラネタリウムやキャンドルを楽しみながらムーディーに岩盤浴できる。
・だだっ広い休憩スペースがある。テレビ見ながらカップルでゴロゴロもできるし、大量のマンガも読めるし、Wifi完備の作業質を使って仕事や執筆もできる。
もはや、お風呂屋さんというよりはお風呂を中心にしたテーマパーク!!

ただ…お風呂の方は…天然温泉じゃない。
この一帯は、ほとんどのところが天然温泉が楽しめるから…お風呂好きには…ちょっと物足りない。

 

なにより、立地面が不便!
最寄り駅の尻手駅から徒歩20分〜30分。
一応、送迎バスは各方面に伸びているけど、8時9時ぐらいまでしかないから…車でないと長居にも向かない。

居心地はいいから、地元のカップル・ファミリーにはかなりおすすめ。
でも、サービスの得意不得意がはっきりしているから…観光客や独身者にはおすすめしづらい。

 

公式サイト らくスパ

 

9位、溝口温泉 喜楽里

混雑と立地以外はかなりいい!!

立地がバスじゃないと近くに行けなくて、なおかつそこからも歩く。
周辺になにもないからこそ、逆に憩いの場になっていて混んでいることが多い。

お風呂も休憩所も充実していて、値段もリーズナブルだからかなりおすすめだけど…サウナが好きな僕は混んでいるせいで水風呂にすぐに入りにくいのがちょっと厳しいかなぁ。

地元民がいつ行っても混んでる上に、中学生以上じゃないと入れないルールだから、客のマナーがとにかくいいのが素晴らしい。お風呂や脱衣所でのマナーがとにかくよかった。

公式サイト 溝口温泉 喜楽里

 

8位、武蔵小山温泉

(都会で駅チカなのに)隠れた名湯!

というのも、わかりにくいんだよなぁ〜。
5,6回行ったけど、3回ぐらい迷った。

ただ、温泉は素晴らしくて、東京・神奈川でありがちな黒湯の温泉に加えて、黄金の湯に入れるのが特徴。
公共の銭湯には珍しく休憩所完備なのもかなりいい。

だから、好きな人はすごく好きだと思う。
一番いい使い方、他のもっとお高い施設を含めてのナンバーワンのポイントが思いつかないから低めのランクインだけど、地元にあって嬉しい温泉はこういう温泉だと思う。

 

公式サイト 武蔵小山温泉

7位、蒲田温泉

温泉の濃さとコスパだけなら首都圏トップクラス!!

まず、サウナに追加料金を取らないからサウナにはいれて460円という優秀なお値段。
次に、「都内で一番黒い」とインタビューで応えるほど真っ黒のこゆーい温泉に入れる。

この2つが突出しているため、バックパッカーや蒲田の地元民まであらゆる人達が愛用してる。

休憩スペースはあるようなないような…。
2階に飲食スペースあるけど、そこが入れたり入れなかったりするから…。

あとは、温泉設備に年季が入ってるから苦手な人もいるかも。
日帰り銭湯に特化しすぎて、今のきれいな日帰り銭湯に慣れてる人にはありがたみが薄い場所かも。
ただ、観光感覚ではなく、普段使いで毎日行くぐらいのつもりで考えたら、このコスパの良さと泉質考えたらここが最強!

立地は蒲田の辺鄙なところにあるけど…蒲田だから、歩くこと以外はそこまで不便でもない。

 

らくスパとは真逆の意味で好き嫌いが別れる温泉。
バックパッカーや年配の地元民は蒲田温泉以外にないと言うぐらい愛している温泉。

一方で、小綺麗な施設や、色んなオプションがついた施設が好きな若い女性や温泉オタク、サウナオタクにはちょっと向かない。

公式サイト 蒲田温泉

6位、ヌーランドさがみ湯

都内なのに、地方の温泉旅館

JR蒲田から徒歩10分…もしくは雑色から徒歩5分ぐらいのところにある日帰り温泉。

ここはかなり独特で
サウナがとにかく熱い…90度ぐらいの昔からのサウナ。最近のは70〜80度ぐらいの体の芯までゆっくり温めるサウナが主流だが、時代に逆行。
水風呂がとにかく冷たい…通常15〜18度のところを、ここは12度!!1分も水風呂に入ってたら手足がしびれてくるレベル。
・分煙されていないスペースを通らないと休憩所に行けないし、喫煙しながらでも料理を頼める。
畳の大宴会場があり、カラオケセットが壇上においてある。
お酒やタバコの自販機があってものすごく欲望に寛大
という面白い特徴を持っている。

色物のように見えるけど、肝心のサービスはしっかりしてる。

まず、天然温泉は男湯に2箇所あって、これがちゃんと温泉。独特の香りがある。
次に、コスパがすごくいい!nifty温泉のクーポンを使えば、手ぶらセットと館内着、さらにひげそりに、サウナまでセットで800円。(nifty関係なく、毎月26日は650円でこのセットが楽しめる)

温泉とコスパの2本柱、さらにはヌーランド独特の雰囲気が都内というよりも地方の温泉旅館みたいなので、ぼくの行きつけの1つです。

難点はサウナーのぼくにとっては、あの水風呂とサウナは最高のコンディションで挑まないとしんどいこと。

公式サイトが雑なのでニフティー温泉をどうぞ ヌーランドさがみ湯

 

5位、戸越銀座温泉

東京の優秀な銭湯をまとめるとだいたい入る有名所。

お風呂とサウナに関しては…お値段以上!!

日替わりで黒湯が広い月の湯と、黒湯が露天風呂になってる陽の湯がいれかわるためお風呂の質はどっちに当たるかで微妙に変わる。

サウナのサイズに対して、水風呂が広めなとこがぼくみたいなサウナ大好きな人には嬉しい。

立地は戸越銀座駅から10分以内、戸越駅からなら5分以内というのがけっこう大きい。
良質な銭湯があるのに、スーパーや飲食店街が近いのがけっこう重要なポイント。

休憩所やお食事処は公的な銭湯だからほとんどないに等しいから、丸1日いるには向いてない。
でも、この温泉のために戸越銀座に住む人が出たっておかしくないぐらいには価値があるほど、普段使いには優秀。

 

お風呂      ☆☆☆☆
サウナ/水風呂  ☆☆☆☆☆
休憩所/食事   ☆
値段       ☆☆☆☆☆
立地       ☆☆☆☆
ホームページ   戸越銀座温泉

 

4位、志楽の湯

この手の日帰り温泉にしては珍しく駅から5分ぐらいで行ける立地の良さが素晴らしい。
さらに、川崎から南武線で2駅の矢向駅だから、遠方の人にもかなり優しい構造。

基本が1000円少しと、日帰り温泉の中ではリーズナブル。
ただ、メンテナンスが難しい木や石を基調とした内装だから…アラが目立ちやすい。

ただ、お風呂だけなら、蒲田温泉とここが双璧の質!
濃厚な温泉で、入った後に匂いが残る感じとか…好き。
実際、効果は絶大らしく、お風呂から出て服を着ると、服まで温泉の匂いになるほど強いのは、このへんだとここぐらい。

休憩所は畳の部屋なんだけど…ここでごろごろするのが素晴らしい。
食事についてはちょっとお高い。でも…ここはかなりうまい!!しっかりとした和食が魅力。

あと、サウナ大好きな私からすると…テレビがついてないシンプルなサウナなのはグッドなんだけど…水風呂がサウナに対して狭すぎるんだよなぁ…。
どう頑張っても3人しか入れない水風呂に対して、サウナは30人ぐらい入れそうだから構造的にキビシイ。

ただ、サウナにテレビがついてなくて、インテリアが純和風の田舎の温泉だから、世俗から離れたリフレッシュ感があって、行きつけ!!

お風呂      ☆☆☆☆☆
サウナ/水風呂  ☆☆☆
休憩所/食事   ☆☆☆☆
値段       ☆☆
立地       ☆☆☆☆☆
ホームページ   志楽の湯

 

さらに、ここ…宿泊できます。

本格的な温泉つきで、リーズナブルなので、もしよかったらどうぞ。
どちらかというと、ビジネスホテルか、湯治感覚で使う人多いです。
かなり評判いいけど、シンプルな旅向けです。

もし、「カップルでも行けるような温泉つき宿が良い」という人はこっちをおすすめします。ここは本当に便利!川崎の飲食店街近いし、部屋も多いから温泉とレジャーでバランスとりたい人はこっちおすすめ。

 

3位、宮前平源泉 湯けむりの庄

立地以外は完璧!!

というのもですね…立地が大変なんだよ。
まず、宮前平という駅に行くのがほとんどの場合、乗り換えが必須のめんどくさいところにある。
次に、宮前平温泉が坂の中腹にあるせいで、心臓破りの坂を10分ぐらい登り続けないとたどり着かない

そのくせ、地元民が宮前平のお金持ちだから、高級日帰り温泉の1500円ぐらいポンと出せる人達だから、いつ行っても平均的に混んでて、金土日だと入場規制がかかることもある!!

それ以外は完璧。
お風呂は黒湯をふんだんに使った普通のお湯・露天風呂ともに充実してて、一部源泉かけ流し。

サウナは広く、時間が合えばロウリューサービスも受けられて、水風呂もかなり広いだけでなく深くてかなり冷たい。
休憩スペースが充実してることまで含めて「サウナ好きなら至り尽くせリ」なので、一時すごく通ってた。

「サウナさえ充実してたら何でもええわ!!」
というぐらいのサウナジャンキーにはホントおすすめ!

通うのやめた理由は…やっぱり立地だね。
近くにうまいラーメン屋や、割安なコンビニでもあればいいんだけど…駅前でさえ成城石井だから、全部買い揃えてから行けないといけないのがめんどくさい。
これがよそ者にはちょっとしんどい。

ただ、ここの食べ物は…混んでるのがネックだけど、うまい!
カレーうどんは普通に1杯1000円ぐらいでお店やっても全然やっていける水準!!
割高でもいいから温泉施設内で全部済ませたい人にはすごくおすすめ。

お風呂      ☆☆☆☆☆
サウナ/水風呂  ☆☆☆☆☆
休憩所/食事   ☆☆☆☆☆
値段       ☆☆☆
立地       ☆
公式ページ    宮前平源泉 湯けむりの庄

2位、季乃彩

南多摩からの刺客!!

南多摩駅という、南武線の快速からも見放された田舎の駅にある温泉。

ただ…田舎でも強い日帰り銭湯にしようと、
・中に格安な床屋もあって、
・とにかく品揃えが多くて夜遅くまでやってる飲食店が付属してて、
・リクライニングシートがある休憩所を3箇所も完備
というもの。

はっきり言うけど、駅前よりも季乃彩の施設内の方がずっと都会!
もはや日帰り温泉というよりも、地域のセーフティーネット!

しかも、肝心の温泉・サウナも素晴らしい。

天然温泉に浸かることができる浴槽が3箇所。
ジェットバスや石釜などのお風呂も充実。
さらに、天井が高くて開放感のあるお風呂。

サウナは男性用であっても塩サウナに入れる充実した仕様。
そして、普通のサウナも広くてテレビつき。
水風呂も4,5人は悠々と浸かることができる広さ。

 

お風呂      ☆☆☆☆
サウナ/水風呂  ☆☆☆☆
休憩所/食事   ☆☆☆☆☆
値段       ☆☆☆☆
立地       ☆☆
公式ページ    稲城天然温泉 季乃彩「ときのいろどり」

 

1位、綱島源泉 湯けむりの庄

正直、この温泉のために綱島に住みたい!!

いや…綱島といっても、綱島駅から徒歩で20分ぐらいかかるすごいところにあるんだけどね。

だから、地元民以外は通うのが大変な場所にある。
でも、ビッグヨーサンという激安スーパーが隣にあるから
「俺、綱島源泉とビッグヨーサンがあれば、他になにもいらないからここから5分圏内に住みたいなぁ〜」
と正直思ってる。

綱島駅から徒歩20分、または川崎駅から綱島行きのバスで行くことができるんだけど、それだけの価値がある。

温泉はしっかりした黒湯で、露天風呂も広々。
立地が悪いから、ほとんど混まないから平日の昼・夜遅くに行けば、広いお風呂も少人数で入れる。

サウナは普通のやつと、塩サウナ両方あることもすごい!
でも、それ以上に「水風呂が冷鉱泉」というこの辺一帯でもここだけの贅沢なお風呂があるのが、好き!

休憩所は…一人1つテレビが見られる可動式の椅子…それも、宮前平よりも広々してるのが素晴らしい。

さらにお金がある人はスポーツクラブも併設してるから簡単な筋トレぐらいならここでできるのもありがたい。
食事は「湯けむりの庄」特有のコスパの良さなので…お金がある人にはとてもありがたい構造。カレーうどんがお気に入り。

入場がヨソと比べると高いのがネックだが…ここなら価格相応のサービスが受けられる。
しかも、お金は払えば払うほどコスパがよくなる構造になってるから、お金持ちで車持ってる人はここ一択!!

綱島に住んで、1500円ぐらいのここのお風呂に毎日入れるぐらいのお金持ちが…個人的な目標。
(お隣日吉の)慶應義塾のリア充になりたいとは思ってない。

綱島から動かないで、スーパーと銭湯と家をローテーションする生活がしたいです。

お風呂      ☆☆☆☆☆
サウナ/水風呂  ☆☆☆☆☆
休憩所/食事   ☆☆☆☆☆
値段       ☆☆☆
立地       ☆☆
公式ページ    綱島源泉 湯けむりの庄

 

最後に

紹介した温泉施設をまとめた地図を貼り付けておきます。
観光や、リフレッシュの参考に、是非ご活用ください。

 

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