スマホゲーム「脇役ファイターズ」は地味キャラたちの逆襲劇だった!!

 

雰囲気の好きなで和むゲームだから、あんまり人気のない(名前のごとく存在自体が脇役気味)だけど、紹介してみよう。

概要

敢えて地味なキャラクター達が立ち上がって、同じジャンルでも派手な連中と戦うゲームだ。

どのぐらい地味かというと主なキャストがこれだ。

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地味な奴ら、これといってオシャレなイメージのない奴らが同じジャンルの派手な連中に地味なキャラ同士で手を組んで挑む。

例えば、将棋だったら飛車・角・王将などが出てくる将棋王国と戦う。

例えば、パセリはオシャレなイメージが強いアスパラガス達と戦う…。

例えば、かっぱ巻きがこちらにいるため、敵キャラの中にはお寿司…それも軍艦巻きならウニ・イクラ、寿司ネタならマグロ…なんて感じの王道が敵キャラとして登場する

どんな感じに戦うかというとこんな感じ。

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ゲームのジャンルとしてはタワーディフェンスです。左側にある自分のタワーから味方のキャラを出し、右にある敵のタワーを相手を倒しながら迫ってタワーを壊すか、敵を全部倒せばこちらの勝ち…というゲームです。

ダウンロードはこちら

アンドロイド脇役ファイターズ-タワーディフェンスゲーム

App Store 脇役ファイターズ -タワーディフェンスゲーム-を App Store で

作者様サイト IzumiArtisan | iPhoneアプリ・Androidアプリ・webサービス・無料ゲーム

 存在自体が革命!?ソシャゲーの逆を行く完全無課金かつ地味キャラ推し

革命というのは仰々しいかも知れないが…僕はこのゲームの存在はとてもロックだと思っている!!!

思い出してみてくださいよ?今のソーシャルゲームってとにかく第一印象重視!

・かわいい絵柄で(萌え絵か、有名なゲームデザイナーの名前を振りかざし)

・神様や偉人など既存のかっこいいモチーフからキャラを生み出し

・世界観なんてものはさらさらなく、人気が出てるマンガやアニメのキャラを何でもかんでも吸収して、とにかく派手に・キャッチーに

・かわいいキャラと人気のキャラのために課金して下さい

というゲームばっかりじゃないですか…。

このゲームは完全に逆ですよ!

・キャラはそもそも何者だかわからず
・かっこいいモチーフは存在しない(むしろ敵役)
・ゲーム画面に入る前に「ディス・ゲーム・イズ・ノー課金」という断り書きをきっちり用意してくる。

というゲームですよ!!

もう一回見せますよ。このゲームので使用するキャラはこんなに地味なんです。

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「どんなやつ?」なんて説明しないといけないキャラがゲームの冒頭を飾る主役級のキャラになるんですよ?

やってることが完全に時代と逆行してるからもうその時点で、面白いんですよ!

色物で終わらない正統派のソシャゲーとしての「脇役」

コンセプトは既存のソシャゲーのアンチテーゼを突き進んでいながら、ゲーム自体はかなりまともにソーシャルゲームだ。

・毎日ログインするとボーナスが貰えるのが、主な収入源で。

・ガチャでモンスターを集めて、ダブったキャラやレベルアップアイテムを集めて進化を促し…

・使用キャラのタイプが近距離攻撃/遠距離攻撃/壁/自爆とそれぞれにいて、これらをうまく組み合わせることでステージクリアが成り立つ。

特に1回の使用キャラは5体でありながら、遠距離攻撃がステージによって有利・不利、近距離攻撃だけではクリアできないステージもあるため、7〜8体ぐらいは鍛えておかないとゲームがクリアしづらい。

課金を目的としないこと・山のようにキャラクターを量産しないことが7〜8体程度で育てる必要のあるキャラを抑えているが、おかげでテンポよくクリアしたり、ゲーマー自体のスキルが大きくゲームを動かせるため、かえってすっきりと「ソシャゲー要素」を楽しめる。

…いやさ、モンストでもぷよぷよクエストでもパズドラでもなんでもいいんだけど、スタンダードなソーシャルゲームは上位のステージをクリアするためには20体〜40体ぐらいキャラを育てないといけない(しかも、キャラを手に入れるガチャが課金の有無で差がつくゲームが多い)から、課金要素の強いソシャゲーってゲームの腕が試される前にゲームを作業のごとくこなすことに疲れちゃうのよね…

しかも、ぷよぷよクエストはぷよぷよの世界観が楽しければ(特に昔からのぷよぷよ好きもいるだけに)続くけど、他の2つをふくめて世界観すらままならないゲームはソシャゲーにはたくさんあるから、レベル上げとキャラ集めをしてる時は本当にただの作業になることが多いのよね…。

その点、課金を取っ払ったからこそ、レベル上げのハードル・キャラクター集めのハードルが下がってゲームとしてとてもバランスのいいところに落とし込まれてて、気持ちよくプレイし続けられた。

コンセプトだけを斜め上なところに据えた「色物」で終わらず、タワーディフェンスとしてのゲームの面白さと、スマホのソーシャルゲーム的な面白さを融合させつつ、普段やっているゲームの問題点・しんどいところを見事に解決している所がこのゲームをしてて「なるほど!ソーシャルゲームのあのゲームの流れ自体がつまらないのではないのか!もっと可能性があるジャンルなのか」と考えさせてくれたので、他のゲームをするときの視点が変わったので、スマホでゲームをアレコレ探してみることに対してとても可能性を感じられた。

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普段はこんな感じで、PC向けのフリーゲーム紹介をやってます。

オタクが語る、アニメやゲームを楽しみきるコツについて。

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